月別アーカイブ: 2025年5月

授業参観&高3保護者会

5/31(土)、高校授業参観(午前)&高校3年の保護者会(午後)が行われました。あいにくの雨模様でしたが、多くの皆さまにご来校いただきました。

14時より行われた高校3年保護者会はシンフォニーホールからスタート。

私(岡田)からの説明です。

「今の高校生が活躍する30年後の社会を見据えると、『予測が難しい事態に対応できる力』『社会の変革に対応・参画できる力』が求められます。桐蔭学園での最後の1年は、このような力を身につける総仕上げの1年。最大の目標である大学入試に向け、最後までお子さまに寄り添っていきます」

シンフォニーホールでの説明のあとは、各ホームルームクラスでの説明・懇談となりました。高校3年ということで、大学入試に関する内容が中心です。3月の修学旅行や5月初旬に行われた鳳舞祭(=体育祭)の様子を多くの写真で紹介するクラスも。

懇談の場面では、受験生の保護者としてどのようにお子さまに接したらよいかなど、共通の関心事が話題になっていました。このようなことを保護者の方どうしで共有できるところも、保護者会の意義の一つですね。

大学受験において、結果が大切であることはいうまでもありません。ただ、結果がすべてであるかというとそういうわけでもありません。大学受験の経験を通して得た数々のスキルや生き抜く力は、変化の激しい社会に出て自立した人として生きていくために必ず役に立つものだからです。

桐蔭学園では卒業式を迎えるその日まで、生徒たちにしっかりと寄り添っていきます。

 

第1回 保護者会(高校1年・2年)

5/17(土)、今年度1回目となる高校1年・2年の保護者会を実施しました。年に2回、保護者の皆さまにお越しいただき、学校の指導方針や学びの様子についてご理解いただく機会となっています。

保護者会総会はシンフォニーホールにて。お足元の悪い中、ご来校ありがとうございました。

私(岡田)からのご挨拶。桐蔭学園が目指す教育、日常の学びについてご説明しました。また、コース主任からは、より具体的な説明がありました。

こちらは各教室でのクラス懇談会の様子です。担任からクラスの様子や指導方針などの説明がなされていました。

後半は、保護者の皆さま同士の懇談となるクラスが多くありました。ご家庭でのお子さまの様子や保護者として困っていることなど、活発に話し合っておられました。

桐蔭学園では保護者の皆さまとの連携を大切にしています。

年2回の保護者会をはじめ、クラス懇談会や個人面談、保護者授業参観など、学校とご家庭双方向のコミュニケーションを密にするための機会を多く設けています。

お子さまをしっかりとサポートしていくためには、学校とご家庭が同じ方向を向いて、しっかりと連携していくことが不可欠です。どうか今後ともご協力のほどお願いいたします。

本日ご出席いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

第3回鳳舞祭(高校体育祭)

5/9(金)、第3回鳳舞祭を開催しました。鳳舞祭とは高校体育祭の呼称。桐蔭学園高校では、長い間、全体での体育祭というものは行われてきませんでしたが、今から2年前、生徒たちの強い要望によって実現したのがこの鳳舞祭です。

もともとは5/2(金)に実施する予定でしたが、雨天のためこの日に順延になっていたものです。

できるだけたくさんの写真を載せて、その場の雰囲気が伝わるようにしてみますね。

【今年の「岡田賞」(ベスト応援団賞)を受賞した黄色組】

午前中は2会場に分かれて熱戦が繰り広げられました。暑くもなく寒くもない、ちょうどよいコンディションです。

【1年男子・綱引き】

【3年女子・障害物リレー】

競技の前に円陣を組んで気合を入れたり…

勝利に向けて必死に応援したり。大変な盛り上がりです。

ローハイド(3年男子)という競技もありました。騎馬を作って移動し、玉をかごに向かって3球投げ、入った玉の数とゴールした着順で得点を競うものです。玉入れがなかなか難しい!

午後の部は全校生徒がサッカー場に集合し、応援団パフォーマンスからスタート。各組とも、今までの練習の成果を存分に発揮してくれました。冒頭写真で紹介した黄色組(岡田賞)は、ここでのパフォーマンスが特に素晴らしかったということです。ただ、今年はどこの組も本当に見事な出来栄えで、選ぶのに苦労しました…。

最後はリレーです。色別リレーはいやが上にも盛り上がります。

歓喜のゴール!

次はクラブ対抗リレー。最初はパフォーマンス部門です。こちらは順位を競うものではなく、クラブとしてのパフォーマンスを披露する「リレー」ですね。どれだけ観客にウケるかがカギになります。

【時計回りに、和太鼓部、水泳部、化学部、アウトドア部】

そしていよいよ「ガチ」の戦い──桐蔭最強最速クラブ決定戦です。女子の部の出場チームは、インターアクトクラブ、弓道部、書道部、和太鼓部、軽音部、サッカー部、剣道部、柔道部、ラクロス部です。

クラブの名誉のために、応援にも力が入ります。

熱い予選を経て…

見事優勝を果たしたのはサッカー部でした。おめでとうございます。ちなみに女子サッカー部は、5/6(火祝)に行われたインターハイ神奈川県予選会で初優勝を果たしています。

こちらは桐蔭最強最速クラブ決定戦・男子の部です。サッカー部、バドミントン部、軽音部、軟式野球部、インターアクトクラブ、ラグビー部、硬式野球部、硬式テニス部、ソフトボール部、模擬国連部、和太鼓部、数楽研究会が出場しました。

優勝は軟式野球部。いやー、速かった。おめでとうございます。

すべての競技が終了し、閉会式です。

優勝は緑組。おめでとうございます。第2位・青組、第3位・白組まで表彰しました。

今年の実行委員長を務めてくれた猿田杏夏さん(3年)からの挨拶です。

「今年の目標の一つに、予定した時間通りにプログラムを進めるというものがありました。皆さんのご協力のおかげで、この目標を達成することができました。このように進行することができれば、来年はもう少し競技数を増やせるかもしれません。来年スタッフを希望する人は、ぜひ工夫して頑張ってください」

【桐蔭生の皆さんへ】

今日は鳳舞祭おつかれさまでした。楽しめましたか。

閉会式でもお話ししましたが、「祭」とは「ハレ」と「ケ」の「ハレ」、つまり非日常です。古来、祭は日常から離れ、非日常に身を置くことで活力を得る場として機能してきました。この非日常と日常との落差が大きければ大きいほど非日常性が高まり、より大きな活力を得ることができるといえます。「メリハリをつける」ということなのかもしれません。

明日は土曜日、通常授業です。ここでしっかりと日常へと切り替えることができれば、今回の鳳舞祭は成功です。今日の非日常で得た活力をもとに、明日からまた頑張りましょう。

私も皆さんの頑張りとたくさんの笑顔から、大きな活力をもらいました。