5/9(金)、第3回鳳舞祭を開催しました。鳳舞祭とは高校体育祭の呼称。桐蔭学園高校では、長い間、全体での体育祭というものは行われてきませんでしたが、今から2年前、生徒たちの強い要望によって実現したのがこの鳳舞祭です。
もともとは5/2(金)に実施する予定でしたが、雨天のためこの日に順延になっていたものです。
できるだけたくさんの写真を載せて、その場の雰囲気が伝わるようにしてみますね。
【今年の「岡田賞」(ベスト応援団賞)を受賞した黄色組】
午前中は2会場に分かれて熱戦が繰り広げられました。暑くもなく寒くもない、ちょうどよいコンディションです。
【1年男子・綱引き】
【3年女子・障害物リレー】
競技の前に円陣を組んで気合を入れたり…
勝利に向けて必死に応援したり。大変な盛り上がりです。
ローハイド(3年男子)という競技もありました。騎馬を作って移動し、玉をかごに向かって3球投げ、入った玉の数とゴールした着順で得点を競うものです。玉入れがなかなか難しい!
午後の部は全校生徒がサッカー場に集合し、応援団パフォーマンスからスタート。各組とも、今までの練習の成果を存分に発揮してくれました。冒頭写真で紹介した黄色組(岡田賞)は、ここでのパフォーマンスが特に素晴らしかったということです。ただ、今年はどこの組も本当に見事な出来栄えで、選ぶのに苦労しました…。
最後はリレーです。色別リレーはいやが上にも盛り上がります。
歓喜のゴール!
次はクラブ対抗リレー。最初はパフォーマンス部門です。こちらは順位を競うものではなく、クラブとしてのパフォーマンスを披露する「リレー」ですね。どれだけ観客にウケるかがカギになります。
【時計回りに、和太鼓部、水泳部、化学部、アウトドア部】
そしていよいよ「ガチ」の戦い──桐蔭最強最速クラブ決定戦です。女子の部の出場チームは、インターアクトクラブ、弓道部、書道部、和太鼓部、軽音部、サッカー部、剣道部、柔道部、ラクロス部です。
クラブの名誉のために、応援にも力が入ります。
熱い予選を経て…
見事優勝を果たしたのはサッカー部でした。おめでとうございます。ちなみに女子サッカー部は、5/6(火祝)に行われたインターハイ神奈川県予選会で初優勝を果たしています。
こちらは桐蔭最強最速クラブ決定戦・男子の部です。サッカー部、バドミントン部、軽音部、軟式野球部、インターアクトクラブ、ラグビー部、硬式野球部、硬式テニス部、ソフトボール部、模擬国連部、和太鼓部、数楽研究会が出場しました。
優勝は軟式野球部。いやー、速かった。おめでとうございます。
すべての競技が終了し、閉会式です。
優勝は緑組。おめでとうございます。第2位・青組、第3位・白組まで表彰しました。
今年の実行委員長を務めてくれた猿田杏夏さん(3年)からの挨拶です。
「今年の目標の一つに、予定した時間通りにプログラムを進めるというものがありました。皆さんのご協力のおかげで、この目標を達成することができました。このように進行することができれば、来年はもう少し競技数を増やせるかもしれません。来年スタッフを希望する人は、ぜひ工夫して頑張ってください」
【桐蔭生の皆さんへ】
今日は鳳舞祭おつかれさまでした。楽しめましたか。
閉会式でもお話ししましたが、「祭」とは「ハレ」と「ケ」の「ハレ」、つまり非日常です。古来、祭は日常から離れ、非日常に身を置くことで活力を得る場として機能してきました。この非日常と日常との落差が大きければ大きいほど非日常性が高まり、より大きな活力を得ることができるといえます。「メリハリをつける」ということなのかもしれません。
明日は土曜日、通常授業です。ここでしっかりと日常へと切り替えることができれば、今回の鳳舞祭は成功です。今日の非日常で得た活力をもとに、明日からまた頑張りましょう。
私も皆さんの頑張りとたくさんの笑顔から、大きな活力をもらいました。