大学受験を控えた高校3年・中等6年の生徒たちに、各自が目指す大学に進学した桐蔭卒業生のアドバイスが直接受けられる機会を作りたい──この思いのもとでスタートしたのが今回紹介する「桐蔭寺子屋」です。
土曜日の午後、約2時間にわたって行われているもので、4月から6月までの間に9回を数えました。国立を中心とした医学部に始まり、東京大、一橋大、東工大、横国大、早慶上智大など、毎回取り上げる大学が決まっています。
「寺子屋」では、まずは卒業生が作成してくれた動画を視聴します。どのようなことを心がけて、どのような学習を進めてきたかなど、有益なアドバイスが盛りだくさん。
当日は、動画を作成してくれた卒業生が実際に「寺子屋」に参加してくれ、補足説明をしたり、生徒たちからの質問に答えてくれたりします。
参加した生徒たちのふり返りをほんの少し紹介しましょう。
「今回、寺子屋に参加して、合格された方々がどのようなテキストや参考書を用いて勉強されていたのか、過去問をいつから解き始めていたかなどといった有意義なお話を聴くことができた」
「受験は自分のメンタルをいかに保つかが大事だと思った。また、基本ができていないのに過去問や発展的な内容を解いても意味がなく、基本から固めていくことも大事だと知った」
「学年は違えど、同じ志を持った(ていた)年齢の近い先輩方とお話しさせていただいたことでとても励みになりました」
「先輩がおっしゃっていた『試験当日に今までの勉強をふり返ったときに自信になるような勉強を心がけていた』という台詞が心に刺さり感化されました」
「桐蔭だからこそできる貴重な体験でした。これからの受検を乗り切る一助になりました」──嬉しい感想です。
夏明けの9月以降は、東京都立大、上智理科大MARCH、総合型選抜、共通テスト、直前応援などのテーマで展開していきます。
高校3年・中等6年の生徒たちにとって、この夏は夢が目標へ、そして現実へと変わっていくための重要な時期となります。ぜひとも頑張ってください!