3/26(火)、このたびパリオリンピックの競泳競技日本代表に内定した卒業生・三井愛梨さん(横浜サクラ/法政大学1年)が、報告をかねて来訪してくれました。
さる3/22(金)、東京アクアティクスセンター(江東区)にて行われた国際大会派遣選考会の女子200mバタフライ決勝において、パリオリンピック派遣標準記録(2分07秒95)を突破して優勝し、代表に内定したものです。
決勝では最後の50mの追い上げが見事でした。後半の追い上げは三井さんの真骨頂なのですが、本人は「もう少しタイムが縮められるはずだった」と反省。「最後追い上げたように見えたのは、他の選手のペースが落ちてきたから」とも。冷静にレースを分析していることがわかります。桐蔭学園高校を卒業して1年、精神的に逞しくなっています。
この成長は、やはり「TEAM JAPAN」(代表チーム)に入れたことが大きいそう。
「周りの選手たちの水泳にかける情熱やストイックさに触れて、本当に刺激を受けた」とのことです。
一方で、穏やかでおっとりとした雰囲気は高校時代のまま。「ほんわかした」(失礼)との表現がぴったりです。逆に、そのしなやかさが三井さんの強さといえるのかもしれません。
パリオリンピックでの目標は──「日本新記録を出してメダルを獲ること」。
現在は自分の強みと課題をしっかりと認識し、日々のトレーニングに励んでいるそうです。高校時代はあまり積極的ではなかったウェイトトレーニングにも、前向きに取り組んでいるとのこと。
パリオリンピックは7/26(金)に開会式が行われ、8/11(日)までの日程で開催されます。それまでの4か月間、数回の海外合宿を含め、みっちりと練習メニューが組まれています。
三井さんには持ち前の「しなやかさ」を発揮して、ぜひ目標を達成してほしいと願っています。応援しています!