第2回 中等教育学校入試

2/2(金)、中等教育学校の第2回入試が行われました。午後のみの実施です。

前日までは降雪の予報。大変心配していましたが、幸い雪にはならず、雨模様。午後にはその雨も上がりました。

日本の子どもたちは自己肯定感が低いといわれています。ある調査によると、特に中学校に上がる段階で自己肯定感が大きく下がるようです。これにはさまざまな理由があるのでしょうが、そのひとつに、小学校時代の自分自身の成長が自覚できていないことがあるように思えてなりません。

小学校時代をふり返ってみると、実に多くのことが「できる」ようになったはずです。本来、それをしっかりと自覚することで自己肯定感が生まれ、次の成長へとつながるのですが、その自覚が持てないまま中学校生活をスタートさせてしまうことがあるのではないでしょうか。

昨日のブログで「中学受験を通して成長してほしい」と記しました。受験を通して成長する──よく耳にする表現です。

もちろん、受験というものは合格することが目的ですから、その目的が達成されることで自己肯定感が生まれ、成長することはできるでしょう。では、達成されなかったら成長は見込めないのでしょうか。

決してそんなことはありません。中学受験を通してどんなことが「できる」ようになったのか。結果はどうであれ、たくさんのことが「できる」ようになったことはたしかなはずです。

【本日、学校紹介で登壇してくれた生徒たち。4年生のペア(左)と1年生のペア

保護者の皆さま。どうかお子さまの「できる」ようになったことを自覚させてあげてください。そして自己肯定感を育ててあげてください。受験に向けて頑張ってきたお子さまを、一番近くで見てきた保護者の方だからこその一言──よくがんばったね! 頼もしいよ!──これだけでもお子さまの自己肯定感は確実に育ちます。

【試験終了時、外はもう真っ暗。気をつけてお帰りください】