今日は2/1(土)、中等教育学校の第1回入試です。午前と午後、それぞれの部が行われました。
【今朝の TOIN グラウンド周辺】
私(岡田)は桐蔭学園中・高の出身です。今から45年以上前に中学受験を経験しました。桐蔭学園の入試日は今と同じ2/1、ものすごく寒い日だったことを覚えています。
「寒いから」という理由で、母親は「これでもか」とばかりに重ね着をさせ、混雑する小田急線に揺られて約40分間、汗びっしょりになったこともよく覚えています。
柿生駅から乗ったバスが桐蔭学園に到着し、受験会場までの案内をしてくれた在校生の先輩がとてつもなく「大人」に見えたこと、教室に入ると大きな石油ストーブが独特の匂いを放ちながら燃えていたこと、試験監督の先生が実に厳かな風体をしていたこと、、、、。
初めてのマークシート試験(当時の桐蔭学園はこれでした)に戸惑ったこと、算数の問題がとにかく難しかったこと、何よりも緊張したのが「運動能力テスト」(当時の桐蔭学園にはこれがありました)だったこと等々、、、、。
【本日、学校紹介で登壇してくれた生徒たち】
45年以上も前のことなのに、この日のことは今でも鮮明に覚えています。そう、中学入試の1日というのは「一生忘れられない日」になるのです。
そんな「一生忘れられない日」が、「悔いの残る日」になってほしくありません。結果はどうであれ、「自分の力をすべて発揮できた!」と言える1日にしてほしい。それが自分自身の成長につながるからです。
私たち私学の教員は、受験生の皆さんが、中学受験を通して成長してくれることを心から願っています。
【受験おつかれさまでした】