10/16(金)は「学年行事日」の2日目。午前中、F棟を中心に見て回りました。
本来であれば9月に開催する予定であった「鸞鳳祭(らんほうさい)」━━F棟学園祭の名称です━━の代替企画「R祭」(リモート祭)が行われていました。
「今こそ! ONE TOIN」が泣かせますね。
F棟に入ると、例年鸞鳳祭の名物となっている「階段装飾」が出迎えてくれます。今年も高いクオリティーを誇っています。実行委員の生徒たちが放課後にコツコツと製作してきました。
今年はハロウィンのシーズンと重なり、カボチャの装飾とコラボして賑やかさも増しています。
感染防止のため、基本リモートによる実施です。配信される動画を見る女子部生徒たち。クラスTシャツを着て、学園祭気分を盛り上げていますね。
こちらは中等教育(共学)の生徒たちです。
初めての鸞鳳祭となる中等1年生は、クラスごとにピタゴラスイッチを作りました。製作にかけられる時間が短かったため、どれほどのものができるか心配していたのですが…。
なかなかの出来ばえです!
動画(リモート)作品はクラス、クラブ・委員会、有志企画、教員で60を超える作品が出品されたとのこと。後日、投票により優秀賞が決まります。
動画のメイキングはこちらをご覧ください。https://toin.ac.jp/timeline/gakuen/23098/
一方で実行委員たちが中心となり、体育館企画を立ち上げ、女子部高2生徒全員で運営していました。肝心のコロナ対策(密にならない、マスク着用、手指の消毒等)についても、生徒たちが声を掛け合ってしっかりと行っていました。さすが高2、意識の高さを感じます。
体育館では「迷路、ボウリング、輪投げ」といったアトラクションが用意され、中等の生徒たちが多く訪れて楽しんでいました。
私(岡田)も輪投げに挑戦しましたが…。笑…。
今年は新型コロナウイルスの問題で、学園祭や運動会・スポーツ競技会などの行事が中止になってしまいました。その代替として設定したのがこの2日間の「学年行事日」でした。
結果としては大成功。新型コロナウイルス禍の中でさまざまな問題を乗り越えてここまでのことを実現できた生徒たちの企画力、運営力に脱帽です。少々大げさな表現になりますが、コロナ禍を克服した未来を切り拓くのは彼ら彼女らであることを確信しました。
何よりも、生徒たちの達成感溢れる満足げな表情が印象に残る2日間となりました。
それにしても、生徒たちの動画作成能力はすごいの一言! リモートで実施すると、このことを実感します。