1/9(土)は新年初登校日です。緊急事態宣言のもと、桐蔭学園では引き続き感染防止対策を万全にしながら、通常の教育活動を行っていきます。
この日は「感染防止に向けて学園全体が強い意識を共有する日」と位置付けました。
まずは私(岡田)のメッセージ動画を各ホームルームで視聴するところからスタート。コロナ禍の中、この「朝会」のスタイルが定着してきました。
【高校共学1年生の様子】
「このウイルスは、皆さんのような若年層では感染しても重症化する割合が低く、軽症あるいは無症状のままであることが多いといわれています。しかし、だからこそ恐ろしいのかもしれません。気づかないうちに感染して、感染拡大の役割を果たしてしまっている可能性があるからです。大切なのは想像力です。もしかしたら自分は感染しているかもしれない、大切な家族や友だちにうつしてしまうかもしれない、その友達には同居するおじいちゃん、おばあちゃんがいるかもしれない、友だちの家族には病気を持つ人がいるかもしれない、と想像する力。感染防止のための行動というのは自分のためだけではありません。他の人のためでもあるのです。今回のコロナ問題がいつ落ち着くのか。私たち一人ひとりの行動にかかっています。自分のため、他人のため、社会のための行動です」──生徒たち、しっかりと視聴してくれたようです。
【中等教育1年生の様子】
その後、各校舎ごとに校内放送で具体的な感染防止対策について話し、最後は担任から各クラスの実情に応じた指導が展開されました。
来週からは授業が始まります。大切なことは、本日共有した「意識」を「行動」として表すこと。桐蔭生の皆さんが、強い「意識」に基づいた「行動」をとってくれることを期待しています。