桐蔭学園ではキャリア教育の一環として、主に朝のホームルームの時間に「1分間スピーチ」を行っています。あるテーマについてクラス全体の前でスピーチすることで「伝える力」を、また全員でしっかりと耳を傾けることで「傾聴する力」を養うことがねらいです。
この連休明けから、高校共学1年でも1分間スピーチが始まっています。あるクラスの様子を紹介しましょう。
このクラスでは、スピーチテーマは生徒自身が考えることになっています。
初日にスピーチしたバスケ部所属の生徒は、マイケル・ジョーダンの名言を引用して「今の自分たちにも活かせる言葉です」と語ってくれました。これを皮切りに、2日目以降の生徒もそれぞれの「うんちく」を披露していく展開に。
たとえば…
・「目的」という言葉は弓道由来のもので、「的を目で見て狙う」ところからできた
・虹が7色と表現するのは世界共通ではなく、国によって違う
・眠気覚ましには息を止めるとよい
…などなど。
生徒たちは、どのように話せば伝わりやすいかを考え、理路整然と話すことができています。初めてにしては感心ですね。
しっかりと振り返りを行い、2回目以降のスピーチに磨きをかけてください。