今週の中等2年の道徳の授業では、学級委員会が企画した「スマートフォンの使い方を考えよう」を実施しました。司会は各クラスの学級委員です。
全体のベースになる実施案は学級委員会で検討して作成しましたが、実際の進行を見てみると、各クラスの司会者が独自にアレンジを加えており、それぞれのクラスの特色が出ていました。
福田学年主任によると、「①同一教材で一斉に授業ができた点、②子どもたち自身の問いを使って授業を構成している点、③『スマホ脳』の紹介について、子どもたち自身が面白いと感じた部分を紹介している点、④みらとび(探究)の授業で扱っている手法を活用している点で、おもしろい実践例になったと感じました」とのこと。
「勉強の妨げになっている」「集中力が下がる」「眠れなくなる」etc.──実施後の「ふり返り」を読んでみると、スマートフォンの悪影響ついて、素直に自分の体験を吐露してくれていることがわかります。教員による「お説教」ではなく、同じクラスの仲間が話をしたからこそでしょうか。
現在自分たちが抱えている問題について自分たちで考え、解決に向かっていく──今後に向けての良い実践例になりました。