4/28(木)、高3共学のスポーツ競技会を行いました。綱引き、リレーは男子・女子混合で、サッカー、バスケットボールは男子・女子に分かれて実施しました。
開会式。開会あいさつ・諸注意をはじめ、企画・運営はすべて生徒たちの手によるものです。
彼ら彼女らが桐蔭学園に入学したのは今から2年前、新型コロナウイルスが猛威をふるい、日本中の高校が休校措置をとっていた頃です。予定どおり4月に入学式はできたものの、その後は自宅でのオンライン授業に。6月にはようやく対面授業が始まったものの、クラブ活動は満足にできない状況が続きました。
予定されていた学園祭、スポーツ競技会をはじめとする多くの学校行事は中止、もしくは大幅に規模を縮小したものとなり、なかなか高校生になった実感を得られなかったはずです。この3月に延期された修学旅行も、結局は中止となってしまいました。
今回のスポーツ競技会は、そんな彼ら彼女らに、せめて最後の1年間は桐蔭学園での生活を存分に楽しんでほしいとの思いで実施しました。
競技への参加はもちろん、思いっきり応援を楽しんだり、休憩時間に友だちと談笑したり。コロナ禍の高校生にとっては、大変貴重な経験なのです。
この日、たくさんの弾けるような「笑顔」に接しましたが、この2年間の彼ら彼女らの学校生活を思い合わせて、妙に胸が熱くなったことでした。