ブルキナファソで引渡式が行われました

4/19(火)のこのブログで紹介しましたが、このたび本校で使わなくなったスポーツ用品を、西アフリカのブルキナファソに寄贈させていただくことになりました。⇒4/19のブログはこちら

そして5/17(火)、その寄贈品のうちラグビー用品(ボール30個、スパイク30足、ジャージ30着)およびサッカーボール(20個)が、現地で加藤正明在ブルキナファソ日本大使から、同国ラグビー、サッカー連盟に引き渡されました。加藤大使は桐蔭学園高校の卒業生です。

式典での加藤大使のスピーチです。

「人間が成長するに最も大切である知育、徳育、体育を理念にした桐蔭学園で、自分も教育を受けてきたことは、寄付の実現と併せ二重の喜びである。この寄付が、ブルキナファソにとって平和で調和のとれた社会の実現、さらには二国間友好関係の強化に役立つことを期待したい」

加藤大使スピーチ

加藤大使よりラグビー連盟会長へ寄贈されました。

ラグビー連盟会長への引渡式

同会長のお話しです。

「現在、ブルキナファソは、アフリカで8位、西アフリカで1位にランクされているが、練習場所の確保やラグビー用品の不足の問題に直面している。寄贈いただいた用具を最大限に活用し、規律を重視して戦いぬくことを約束する。ここに改めて感謝を申し上げたい」

続いて、サッカー連盟代表への寄贈です。

サッカー連盟代表への引渡式

同代表によるスピーチです。

「崇高な精神と献身的な姿勢を示してくれた桐蔭学園に感謝の意を表したい。今後、日本のサッカーチームとの国際的親善試合の開催に期待するとともに、大使館チームとも練習試合を企画したい。こうした活動により、両国の協力の絆がさらに強固になると信じる」

終了後、現地マスコミからの取材があり、式典の様子がブルキナファソの現地紙に掲載されたほか、ラジオでも放送されたとのことです。

マスコミ取材では、加藤大使が「桐蔭学園の生徒とブルキナファソの生徒たちとの交流を通じ、国際社会で活躍する人材を育てたい」との私(岡田)のビジョンを紹介した上で、「この寄贈品がビジョン実現の第一歩となることを期待したい」とお話しくださったとのことです。

今回の寄贈が、両国の相互理解に少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。

なお、今回の式典の様子は、在ブルキナファソ大使館のTwitterにも掲載されています。あわせてご覧ください。⇒在ブルキナファソ日本国大使館公式アカウントはこちら

集合写真