2/2(木)は中等教育学校の第2回入試を行いました。午後のみの実施です。
今年もコロナ感染予防対策として、校舎への各エントランスでの検温(手首)と手指消毒を行っています。ご協力ありがとうございます。
私たち大人はさまざまな顔を持っています。家庭での顔、仕事先での顔、仕事を離れた友人関係での顔…。これらの顔を(決して悪い意味ではなく)使い分けています。大人になるということは多くの顔を持つということなのかもしれません。
お子さまが幼少のころは、それこそ家庭での顔しか持っていなかったはずです。家庭が世界のすべてであったわけですから。
それが保育園・幼稚園での顔、小学校での顔、習い事や塾での顔…というように、世界が広がるにつれてさまざまな顔を持つようになります。必ずしも保護者の皆さまが知っている顔ばかりとは限りません。
今回、お子様は「中学受験生の顔」を持つことになりました。それはシンフォニーホール前で保護者の方と別れ、たった一人で試験場へと歩んでいくお子さまが、私たち教員に見せてくれた凛々しい顔です。シンフォニーホール前で心配そうにいつまでもお子さまの後姿を追っている保護者の方に、「大丈夫ですよ、お子さまはしっかりやっていますから」と声をかけたくなるのは例年のこと。
保護者の皆さま。
「中学受験生の顔」から「家庭での顔」へと戻ったお子さまに、どんな言葉をかけてあげますか?