2/11(祝土)は桐蔭学園高校の入試です。
早朝の様子。グラウンドには前日降った雪がうっすらと残っていました。
寒い中、出足が早い受験生の皆さん。エントランスでは手首による検温と手指の消毒にご協力いただきました。ありがとうございます。
〇桐蔭学園を受験してくださった皆さんへ
あるフランスの心理学者の説によると、15歳の人が感じる1年というのは、30歳の人が感じる1年の2倍、45歳の人の3倍の長さになるそうです。
皆さんは長い人生の中で、今、最も多感な時期にいます。嬉しいこと楽しいことに喜び、悲しいこと辛いことに傷つき、また時には理不尽なことに腹が立つ……そんな毎日を送っていることでしょう。それは、人生で最も豊かな時間を過ごしているということでもあります。
私たち人間というものは、自分が想像できる以上のことは決して実現できません。ですから、いかに豊かな想像力を持てるか──これが自分の夢の大きさを決めることになります。想像力とは文字通り「力」なのです。多感なこの時期にどれほど多くのことに喜び感動してきたか、また時には傷つき怒りを感じてきたかさえ、皆さんの豊かな想像力を育みます。
どうかこの時期に、多感で豊かなこの中学3年生の時期にこそ、大きな夢を持ってください。そして、その夢を語れる情熱を持ってください。
皆さんはどんな高校生活を送りたいですか。どんな大人になりたいですか。どんな未来を生きたいですか。
未来は「今」の積み重ねで作られていくもの。一瞬一瞬の「今」を大切にすることが夢に向かって進んでいくということなのです。
公立高校の受験を控えている皆さん、体調を万全に整えて頑張ってください!