英語の「多読」──いよいよ終盤です

桐蔭学園英語科が「多読」指導をスタートして5年目、生徒たちが昼休みや放課後に図書室で英語の本を読む風景はすっかり日常のものとなりました。

今年度の多読は今週末(2/18)にひと区切りを迎えます。図書室は連日、オレンジ色の「読書記録手帳」を持った生徒たちでいっぱいです。

IMG-0009

入学したての4月は1冊10語ほどの本から読み始め、今では多くの高校1年生が1冊2千語の本を読むようになりました。ちなみに1年生の年間目標は8万語、2年生は15万語(2年間の累計)! 中にはすでに20万語を達成した1年生もいます。

IMG-0008

「簡単な英語から始め、自分に合った本を読むことで力がつくことがわかった」

「今では2千語の本を読むようになって、自分の成長を感じる」

「英検で長文問題が速く読めるようになった」

──生徒たちの感想です。

IMG-0005

大学入学共通テストの英語は、80分間で約6千語に対応しなければなりません。いかに速く英語を読みこなすかが求められるのです。このような力を身につけることができる多読は、共通テスト対策としても有効であることを実感しています。

学びというものは、本来自らの意志で主体的に行うもの。そして何よりも楽しいものであるはずです。多読に励む生徒たちの姿を見ていると、改めてこのことを実感します。

IMG-0007