研究倫理への取り組み
研究活動における不正行為は、研究活動とその成果発表の本質に反するものであり、科学そのものに対する背信行為です。
不正に対する対応は、まず、研究者自らの規律、及び科学コミュニティ、大学等の研究機関の自律に基づく自浄作用としてなされなければなりません。本学では、全学をあげて責任を持って不正行為の防止に関わることにより、不正行為が起こにくい環境を整備します。
研究インテグリティ
研究インテグリティとは、研究の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対して新たに確保が求められる、研究の健全性・公正性を意味します。
近年の研究活動の国際化、オープン化により、開放性・透明性といった研究環境の基盤となる価値が損なわれる懸念や、研究者が意図せず利益相反・責務相反に陥る危険性、安全保障上の技術流出が生じる可能性などの新たなリスクが指摘されています。
このような状況下において、国際的に信頼性のある研究環境の構築が不可欠であり、政府の統合イノベーション戦略推進会議(第9回)において「研究活動の国際化・オープン化に伴うリスクに対する研究インテグリティの確保に係る対応方針について」が決定されました。
本学では、政府の方針を受けて研究インテグリティの確保に向けた関係規程、管理体制を整備し、適切なリスクマネジメントに取り組んでいます。
各分野の取り組み・手続き
公的研究費の不正防止
公的研究費の適正な運営・管理に関する規程、責任体系、および相談・通報窓口について。
利益相反マネジメント
研究によって生じる外部利益と教育・研究上の責任の衝突を適切に管理・審査する取り組み。
安全保障貿易管理
国際的な平和および安全の維持のため、研究技術や機微物資の輸出・提供を管理する規程と手続き。
人を対象とする生命科学・医学系研究
人間の尊厳および人権を守るための倫理審査委員会の概要、申請手順、各種様式。
動物実験等に関する取り組み
科学的観点および動物愛護の精神に基づく動物実験委員会の体制、計画書の申請手順。
生命倫理・遺伝子組換え実験
遺伝子組換え実験などの安全確保、生命倫理に関する法令遵守と学内申請について。