プロ野球選手
東北楽天ゴールデンイーグルスで投手として活躍を続ける
古謝 樹
桐蔭横浜大学で成長したと思うこと
一番成長したと思うことは、「人間性」の向上です。大学選びの際、高校の先輩から「監督が挨拶や規律を非常に重んじるチームである」と助言を受けたことが、入学を決める大きな要因となりました。入学後は監督からの徹底した指導を受け、野球界以外でも通用する社会人としての身だしなみ、礼儀作法を徹底的に教育されました。こうした指導は単なるマナー教育にとどまらず、社会に出る上での基礎力を養う貴重な教育の機会となりました。野球選手である前に一人の自立した人間としてどうあるべきかを追求し続けた結果、どのような環境でも信頼を得られる人間としての土台を築けたことが、大学生活で最も成長したことだと思います。
部活と授業の両立
午前中に野球部の練習、午後は授業というスケジュールで、練習後の授業は体力的に非常に厳しいものでした。そんな毎日でしたが、今振り返れば、あの極限状態こそが私の精神を最も成長させてくれたと感じています。部活と授業を両立するため、同じ授業を履修する野球部の仲間同士で強力なサポート体制を築いていました。テストのスケジュールや課題の提出期限といった重要な情報を常に共有し、誰かが見落としても周囲がフォローできる仕組みを作っていました。仲間に頼るべきところは頼り、自らも責任を持って確認を行うことで多忙な大学生活を乗り切り、今でも続く「かけがえのない仲間」との絆を深めることができました。
今後の意気込み
まずは野球についてですが、1年でも長く現役生活を続けたいと考えています。プロの世界は、50歳、60歳までプレーし続けることはできません。限られた現役生活の1日1日を大切に噛みしめ、全力で向き合っていきたいです。 また、野球以外の面では「肩書きに関わらず、周囲から絶えず信頼され、応援される人間」でありたいと思っています。「引退しても変わらずに応援したい」と思っていただけるような人間的な魅力を磨くことが私の目標です。そのために、現役である今この時から周囲への感謝を忘れず、一人の人間として信頼を積み重ねる振る舞いを意識しています。技術の衰えに左右されない「不変の人間力」を、これからも磨き続けていきたいです。