BME
臨床工学技士
命に密接に関わる立場として、責任の大きさを自覚して現場に臨む
松浦 将矢
高度な知識に集中力と体力、そして正確さと迅速さが求められる
人工心肺装置の操作をはじめ、透析業務やアブレーション治療※、医療機器の保守点検などを担当しています。心臓手術を行う時、一時的に心臓の動きを止める必要があり、その際、患者様の心臓のポンプ機能と肺の機能を代行するのが人工心肺装置です。命に直接関わっている仕事であるため、当然、正確な操作をしなければなりません。また、カテーテル検査室では鉛の入った重いプロテクターを着用するので、知識だけでなく集中力と体力も必要です。さらに、緊急手術で呼ばれた時は、迅速な対応も求められます。とてもハードな仕事ですが、患者様の命に深く関わり、治療を支える立場にやりがいを感じています。
※アブレーション治療:脈拍数に異常がある不整脈の原因を遮断する治療法。心臓にカテーテルを入れて行う。
専門学校では経験できない、幅広い学びができる環境がある
学生時代、臨床工学技士という職業の認知度は今よりも低く、大学で学びながらも具体的なイメージを把握できずにいました。しかし、充実した実技授業や臨床実習などを通じて徐々に仕事内容を把握できるようになりました。現在の仕事に就いた当初は大学で学んだことを思い出しながら業務を行っていました。基礎から専門的な内容までしっかり勉強でき、研究や実験などを通じて知識を高められたと、今改めて思います。皆さんも桐蔭横浜大学で幅広く勉強し、4年間の学びの成果を国家試験で発揮してください。そして、臨床工学技士として医療現場に出る心構えを持って、患者様の治療を支えられる人に成長してください。