宮坂力 特任教授の技術説明会を開催しました
10月6日の「ノーベル化学賞」発表に合わせ、宮坂力特任教授(医用工学部)の技術説明会を行いました。
宮坂特任教授は、次世代の太陽電池材料として期待が寄せられる「ペロブスカイト太陽電池」の研究・開発に取り組んでいます。
「ペロブスカイト太陽電池」とは、ペロブスカイト半導体を使用した太陽電池で、手軽にどこにでも設置できるような軽くて柔軟な太陽電池として世界から注目を浴びています。
宮坂特任教授はこの研究により、2017年にはクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞、今年9月にはRank賞を受賞し、ノーベル化学賞受賞への期待も高まっていました。
2021年のノーベル化学賞は悔しくも受賞とはなりませんでしたが、宮坂特任教授は「賞は逃したが、みなさんに研究について知っていただく良い機会となった。健康に気を付け、より一層進めていきたい。」と意欲的な姿勢を示しました。
https://www.cc.toin.ac.jp/sc/miyasaka/
https://toin.ac.jp/univ/faculty/professor/miyasaka-tsutomu/