令和6年能登半島地震の発生を受けて

 石川県能登半島を震源とする令和6年能登半島地震により、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々及びその関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 本学では、当該地域を出身とする在学生に安否確認を行い、本人およびご家族等を含めた被災状況の把握に努めております。被災地域に限らず、不安を抱えている学生は、学生部へいつでもご相談下さい。被災状況を把握次第、必要な支援を検討してまいりたいと存じます。

 本学の学生の中には、すぐにでもボランティアで被災地に出かけたいと思う方もいると思います。その気持ちは素晴らしいものではありますが、現在、地理に詳しくない県外から個人の来訪が増えると、甚大な被害を受けた能登半島地域に向かう公的な支援車両の交通の妨げになるおそれがあります。また多くの地域で受け入れ態勢が整っていないこともあり、問い合わせも含めて、今はまだ控えていただくようにお願いをいたします。

能登半島地震の被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

桐蔭横浜大学 学長
森 朋子