今日も、先生たちからのおススメ本紹介です。今日はだれ先生のおススメかな?想像しながら読んでみてくださいね!
5月1日から各学年のZoomHRが始まりました。先生たちも、画面越しではありますが、皆さんの元気そうな笑顔に会えてとてもうれしく感じました。みなさんも、なかなか会えない友だちの姿を見ることができ、とても嬉しそうな表情をしていましたね。楽しい会話や、遊び、たまにはケンカもする友だち。やっぱり友だちって自分にとって大きな存在ですよね。会ったら何を話そう、何をして遊ぼう。これからの学校での生活を楽しみに、今はお家で改めて友だちの存在の有難さについて考える時間にしてみてもいいかもしれません。そんな『友だち』についていろいろ考えられる本を今回は2冊紹介します。
【低学年のみなさんにおすすめ】
『トラネコとクロネコ』宮西達太
野原に落ちていた桃をみつけて取り合いになったトラネコのたまと、クロネコのブルース。そこから、2匹のネコの自分の方がかっこいいとか素敵だとか自慢のしあいっこが始まります。お互いの苦手なことも言い・・・・最後は、かけっこで勝負をつけることになりました。
さて、トラネコのたまとクロネコのブルース勝ったのはどちらでしょう?最後の結末に注目です。
ともだちといっしょにいると、たのしいこともあればケンカをするこもありますね。でも、それはともだちがいるからできることなのかもしれません。今はお家でなかなかともだちにあえませんが、ともだちにあったら、いっしょにわらって、いっしょにないて、たまにはケンカして。なぐさめて、なぐさめられて、たすけて、たすけられて・・・。そんなともだちにはやくあいたいね。
【高学年のみなさんにおすすめ】
『チョコレート戦争』大石真
すずらん通りにある洋菓子屋さんの金泉堂。その人気店は、洋菓子をいくつ食べたかが、子どもたちの自慢の種にもなっているほどです。その金泉堂と子どもたちの間で突然トラブルが!!!
光一と明が学校の帰りに金泉堂に立ち寄り、ショーウインドーに飾ってある大きなチョコレートのお城をのぞいていていると、いきなり目の前のガラスがガシャーン!と割れてしまいました。2人はお店の人に犯人扱いされてしまうのです。「やっていない」と言っても大人たちは誰も信じてくれません。ただ、信じてくれたのは桜井先生という若い女の先生と友だちだけ。
くやしくてたまらない光一は金泉堂に戦いを挑みます。果たして大人VS子どもの戦いの結末は・・・。
自分を認めてくれた時・信じてくれた時みなさんはどんな気持ちになりますか。とてもうれしい幸せな気持ちになるのと同時に、力が湧いてきませんか?自分は1人ではない。大切な心強い仲間がいると思うとどんなことでも挑めそうです。これは、大人も子どもも同じですね。この本を通じて、友だちの存在。家族の存在についても考えてみてください。