投稿者「toin-principal」のアーカイブ

中等入試(2日目)無事終了しました

2/2(日)、中等教育学校の入学試験(2日目)が行われました。今朝も大変寒い朝でしたが、受験生の皆さんは元気に来校してくれました。

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30年以上、教員として生徒たちと日々接する中で、いろいろな声を聴いてきました。中でも私(岡田)が気になってしまう声として、「今やっていることにどんな意味があるのかわからない」というものがあります。

私は現在進行形で行っている物事の意味というものは、それが終わってみて初めてわかるものだと思っています。修学旅行の最中にその意味はわからないし、現役の中学生に中学生活の意味を問うても答えるのは難しいでしょう。もちろん、その瞬間その瞬間に感じることはさまざまあるでしょう。しかし、その物事の総合的な価値というものは、終わった後でふり返ることによって初めて意味づけがなされるものなのです。

これが「体験を経験にする」ということなのだと思います。物事を体験しても、そのままにしていては自分のこととして蓄積されることはありません。体験をふり返り、意味づけをすることによって初めて経験となり、蓄積されるのです。

「今やっていることの意味がわからない」━━それは意味を問う時期を誤っているのではないでしょうか。今やっていることが終わった時に初めて意味を問うべきではないのか、と思うのです。

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お子様が中学入試の真っ只中にいる今、その意味を求めてもなかなか答えは見いだせないかもしれません。だからこそ全てが終わったときに、今回の中学入試という体験をしっかりとふり返ってほしいのです。そうして初めて、この体験がお子様の経験となります。

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私たち私学の教員は、中学入試を通じてお子様に成長してほしいと思っています。今回の体験が経験となって、お子様の成長につながることを願ってやみません。

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中等入試(1日目)無事終了しました

2/1(土)、中等教育学校の入学試験(1日目)が行われました。この季節、私たち教職員が最も心配するのは当日の天気。とにかく「雪だけは降らないでほしい」という祈るような気持ちなのです。

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今朝の天気は快晴(寒い朝でしたが…)、心配も杞憂に終わりました。入試も無事に終了いたしました。本日受験した皆さん、保護者の皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

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私(岡田)が初めて担任を持ったのは、今から30年ほど前のことです。中学1年生のクラスでした。まだまだあどけなさが抜けないものの、確実に大人への入口にさしかかっている彼らがよく口にしていたのは、「なんで勉強するの?」という疑問でした。

最初の保護者会の際にこの話をしたところ、卒業間際になってある保護者の方から長いお手紙をいただきました。その中にこのような一節があったのです。

「なぜ勉強するのか。私がこう問われたら、『感動を得るためだ』と答えるでしょう」

腑に落ちました。私たちは学ぶことによって、「ああ、そうだったのか」という感動を得ることになります。これが学ぶことの意義なのです。そして、その感動を積み重ねていくことで、やがてそれが夢へと成長する。30余年の教員人生において多くの卒業生を送り出す中で、この考えは私の信念として確立されていきました。

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受験勉強は確かに大変です。辛いこともたくさんあったことでしょう。しかし、学ぶことによって得た感動も、それ以上にたくさんあったのではないでしょうか。

入試を終えた皆さんが、今までに得た数々の感動を夢へと成長させてくれることを心から願っています。

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受験生の皆さんへ━━いよいよ中等入試です!

桐蔭学園中等の入試はいよいよ2月1日(土)から始まります。

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私(岡田)は桐蔭学園の出身、中高の6年間お世話になりました。つまり、私も中学受験を経験しているのです。

今からもう40年以上も前の2月1日、それは本当に寒い朝でした。桐蔭学園の入試に向かう私に、母親は5枚も6枚も重ね着をさせました。小田急線の混雑する車中に約40分間、柿生駅に着く頃にはあまりの暑さに汗びっしょりになり、衣服と荷物のあまりの重さに疲れ果ててしまったことをはっきりと覚えています。

同行した母親もこの日のことをよく記憶していて、今でも「あんた、電車の中で汗びっしょりになってたわね」などと笑いながら語ることがあります。こちらは「それはあれだけ重ね着させられたからでしょ」と指摘するのですが、どうやらそこだけは覚えていない様子。人間は、自分の都合の悪いことは忘れてしまうようです(笑)。

このように、中学入試当日のこと(もう40年以上も前になるのですが)は、不思議なことに今でも鮮明に覚えています。受験教室で焚かれる石油ストーブの匂い、試験監督の先生の顔、運動能力テスト(当時の桐蔭学園には4科に加えてこのようなテストがあったのです!)などなど…。

おそらく一生忘れることはないでしょう。

受験生の皆さん。中学入試の日、それはおそらく君にとって一生忘れられない1日になるはずです。一緒にお越しになる保護者の皆さんにとっても同じこと。

だからこそ、この日を「悔いの残らない1日」にしてほしい。一生忘れることのない1日、それが「悔いの残る1日」であってはあまりにも悲しい。結果はどうであれ、「全力を出し切った!」と言える1日にしてほしいと願っています。

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春になると、桐蔭学園は満開の桜で包まれます。この桜の下で、皆さんと会えるのを楽しみにしています。

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そして、私自慢の桐蔭学園の在校生たち。彼ら彼女らも皆さんの入学を心待ちにしています。今よりも一段成長した「先輩」として、皆さんを迎えてくれることでしょう。

体調を万全に整えて、入試当日は元気にお越しください。(重ね着のしすぎにご注意を)

頑張ってください!

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1月のカレーランチ会

中等1年でカレーランチ会を行いました。

その月に誕生日を迎える1年生を昼休みに校長室へと招待し、一緒にカレーライスをいただくのがこの企画です。1月生まれは人数が多いので、1/20(月)、21(火)、27(月)の3日間にわたって実施しました。

1/20の様子です。

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各自が自分のライスをよそい、私(岡田)が一人ひとりにカレールーをかけていきます。ちなみに、私の分は自分でかけます(笑)。

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桐蔭学園では伝統的に、授業の始まりと終わりや皆で食事をいただく際には「黙想」を行う習慣があります。

「姿勢を正して、黙想」

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「黙想やめ。いただきます!」━━こんな感じです。

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あとは一人ひとり自己紹介をしながら楽しく食事を進めていきます。会話の中心となるのは、クラブ活動のことや趣味のこと、桐蔭学園での生活で感じることなどさまざまです。

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最後は全員で記念写真を撮って終了です。

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つづいて1/21(火)の様子です。

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この日は元気な生徒が多く、いつも以上に会話が弾みます。

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食欲も旺盛。多くの生徒がお代わりをしていました。頼もしいかぎりです。

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お腹いっぱい食べて、満足してくれたようです。

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最後は1/27(月)の様子です。

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この日は落ち着いた受け答えをする12人という印象。入学時から較べると格段に大人っぽくなっていました。

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桐蔭学園に入学してから10ヶ月が経とうとしています。その間、遠足、シアターラーニング、運動会、学園祭、合唱コンクール、ウインターキャンプ、各ホール行事など、実にさまざまな行事を経験してきました。ランチ会にやってくる生徒は毎回異なりますが、彼ら彼女らの成長を月ごとに確認できる、私にとって楽しみな行事となっています。

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グローバルプログラム研究生からインタビューを受けました

1/21(火)、中学女子部3年のグローバルプログラム研究生からインタビューを受けました。年度末に発行する英字新聞の記事となるものです。

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「なぜ教員になろうと思ったのですか」「中高生の頃はどのような生徒でしたか」といったものから「校長としてこの桐蔭学園をどのような学校にしていきたいですか」「桐蔭学園の生徒にはどのような大人に成長してほしいですか」といったものまで、多岐にわたる質問を受けました。

ちなみに、インタビューは全て日本語で行われました(笑)。

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昨年発行した新聞には、ラグビーの練習内容や中学男子部の修学旅行などのスクールイベント、さらには教員へのインタビューや学校の建物についての歴史といった多彩な記事が掲載されていました。

発行が楽しみです。

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高校ラグビー部 表敬訪問

花園ラグビー場において行われた第99回全国高校ラグビーフットボール大会において優勝を果たした高校ラグビー部が、1/17(金)、神奈川県庁、横浜市庁、毎日新聞横浜支局、神奈川新聞本社、テレビ神奈川への表敬訪問を行いました。

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まずは神奈川県庁にて。全国優勝の報告をする伊藤主将。多くの取材陣に囲まれています。

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黒岩知事からは「来年もまた優勝報告をしにここへ戻って来てください」と力強い激励の言葉をいただきました。

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続いて毎日新聞横浜支局へ。中田支局長(左)に優勝報告をする私(岡田)。

「決勝戦の試合途中で修正を図ることができた選手たち、本当に見事でした」

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MBC(神奈川新聞本社・テレビ神奈川)社屋前での記念撮影。

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テレビ神奈川では夕方の番組の収録を行いました。選手たち、ちょっぴり緊張気味です。なお、1/19(日)には同局で「桐蔭学園ラグビー部優勝特別番組『一心』」(21:00~21:30)が放映されます。どうぞご覧ください。

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最後は横浜市庁へ。林市長からは、ラグビーワールドカップの成功に花を添えてくれたことへのお礼の言葉をいただきました。

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応援してくださった横浜市民の皆さま、地元・青葉区民の皆さまへのお礼を述べる伊藤主将。 手前は小出青葉区長。

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訪問させていただいた各所で職員の皆さまから熱い祝福を受けました。また、優勝旗、優勝カップを持って移動する最中にも通りすがり皆さまから「おめでとう!」と祝福していただいたり、「写真を撮っても良いですか」と声をかけられたりしました。

改めて多くの皆さまのご支援・ご声援に支えられての優勝であったことを感じます。

ありがとうございました。

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