月別アーカイブ: 2019年12月

一歩先を行くマナー講座(中学女子部)

12/5(木)、中学女子部で「コミュニケーション上手になる! 一歩先を行くマナー講座」が行われました。キャリア教育の一環として行われているこの講座、彼女たちは中1次より受講しています。

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講師は、㈱J-Laboの前田泰子先生(本校卒業生)です。

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3年生のテーマは「他者目線から『私の印象』を知る」━━人前での挨拶やスピーチを行う際、聴く人の立場になって話せるようになることが目標です。

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「挨拶・名乗り⇒テーマ・本題⇒名乗り・挨拶」という話の構成を心がけると説得力が増します。また、話すときの目線にも気をつけて━━的確なアドバイスが続きます。

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アドバイス後のスピーチは大変素晴らしいものになっていました。

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講座では「人間関係をスムーズに築くための基本スキル」として、「姿勢」「身だしなみ」「あいさつ」「笑顔」「態度」「言葉づかい」が協調されます。

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2年生のテーマは「伝える技術・聴く技術」━━上手な話し方のポイントおよび温かな聴き方のポイントを学びます。聴き方では、相づちやうなずきで、話を理解していることを示す態度が大切であるとも。桐蔭学園が重視している「傾聴と承認」の姿勢ですね。

写真は、人に書類を渡す際のマナーを習得するペアワークの様子です。

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最後は学年全員の前で今日学んだ成果を発表します。上手にできました。

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講座終了時、全員で「礼」。始まりの時よりもずっとしっかりとした「礼」になっていたように感じました。

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桐蔭学園の教育の柱となっている「アクティブラーニング型授業」では、対話を重視しています。対話を有効に行うためには、相手に対する思いやりや気遣いを伝えるためのマナーというものがいかに大切であるか、生徒たちにも伝わったことでしょう。

 

もちつき会(幼稚部・小学部)

12/4(水)、幼稚部・小学部で「もちつき会」が行われました。今年で49回目を迎える、保護者主催の伝統行事の一つです。

子どもたちはこの日を心待ちにしていました。

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幼稚部の子どもたちもお手伝いしてくれました。

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もちをつく場所には、このような展示もあります。

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この春、小学部の5年生が田植えをし、もち米を育て、このたび無事収穫を終えました。その収穫を祝って皆で食するという体験を通じて、「食」や「命の尊さ」について学びます。

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お手伝いくださった保護者の皆さまは、なんと朝の5時から(!)準備を開始してくださいました。ありがとうございます。

もち米を研いで…

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この釜(!)で炊いていきます。炊飯器で米を炊くことしか知らない子どもたちにとっては、初めて目にする光景です。

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そして、炊き上がったもち米を杵と臼でついていきます。保護者の皆さまと職員とが協力して。

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私も少しお手伝いしました(汗)。

「これが杵。重いでしょ? これから先生がつくから大きな声で応援してね!」

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子どもたち、大きな声で「ヨイショ!」と応援してくれました。おかげで力一杯つくことができました(汗汗)。

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澤本園長・校長先生も。

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つきあがったもちは、このように丸めていきます。ここでも保護者の皆さまが大活躍。

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最後にパックに詰めて全工程が終了。

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多くの保護者の皆さまのお力添えで、大成功のうちに終えることができました。朝早くから準備していただき、また遅くまで片付けなどの作業を行っていただき、大変感謝しております。

最後は子どもたちからお礼。「ありがとうございました!」

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これが全工程「手作業」で作られた完成品です。早速いただいたところ、弾力が大変強く、噛むごとにもち米の良い香りが口一杯に広がる、昔ながらの本当においしいおもちでした。何もつけずに、そのままいただくことができます。

子どもたちに伝えていきたい伝統文化の一つです。

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