先日、このブログで卒業生・やくみつるさんより書籍をいただいたことをお伝えしましたが、このたび同じく卒業生である早見和真さんから最新作をいただきました。
『八月の母』早見和真 KADOKAWA です。
愛媛県伊予市を舞台にした、衝撃的な作品です。「彼女たちは、蟻地獄の中で必死にもがいていた。」──この帯文がまさに言い得て妙。今回は重い内容ではありますが、いつもの早見作品同様、ひとたび読み始めるとのめり込み、一気に読み進めてしまいました。
大変読み応えのある作品。お薦めです。
先日、このブログで卒業生・やくみつるさんより書籍をいただいたことをお伝えしましたが、このたび同じく卒業生である早見和真さんから最新作をいただきました。
『八月の母』早見和真 KADOKAWA です。
愛媛県伊予市を舞台にした、衝撃的な作品です。「彼女たちは、蟻地獄の中で必死にもがいていた。」──この帯文がまさに言い得て妙。今回は重い内容ではありますが、いつもの早見作品同様、ひとたび読み始めるとのめり込み、一気に読み進めてしまいました。
大変読み応えのある作品。お薦めです。
高校共学がスタートして5年目、英語科ではそのスタートに合わせて「多読」指導を始めました。平易で読みやすい英語の本をたくさん読むことで、自然と英語の力がついていくことをねらいとしています。
多読の授業は主に図書室で行っているのですが、昼休みや放課後にもA棟図書室で多読に励む生徒の姿が見られます。だいたい毎日100人ほどでしょうか。
A棟図書室には7,000冊以上の多読本が用意してあり、多種多様なシリーズを読むことができます。
生徒たちは読んだ本の語数と感想を「読書記録手帳」に記録していきます。いわば「英語の貯金通帳」といったところでしょうか。
1年生は1学期に100冊、2学期、3学期にそれぞれ3万語ずつ読み、年間で7万語を目指します。中には2年間で100万語を読む生徒も!
以下、生徒の感想です。
「1年前は日本語に訳さないと意味がわからないままだったが、最近は訳さなくても英語で理解できるようになってきて嬉しい」
「今まで英語は問題集で文法をやって覚えるしかないと思っていたが、こんなに楽しく英語の力がつくなら、休み時間を利用して続けていきたい」
「英語で物語が読めることが楽しい。読むのが速くなった」
学びというのは、本来自らの意志で主体的に行うもの。そして何より楽しいものであるはずです。今まで知らなかったことを知り、わからなかったことがわかるようになるということですから。
なお、桐蔭学園公式サイトの「TOIN TIMELINE」では、4技能を伸ばす英語教育(高2までの実践事例)が紹介されており、この中でも「多読」について触れています。こちらもぜひご覧ください。
桐蔭学園の卒業生には、各界で活躍する著名な方が多くいらっしゃいます。そのお一人、やくみつるさんより、このたび書籍をいただきました。
「地理トレ」(出版社:帝国書院)です。
地理に関するさまざまなクイズが詰まった一冊で、やくみつるさんは序章の作問を担当されたとのこと。内容はかなりバリエーションに富んでおり、大人でも十分に楽しめるものとなっています。
「地理好きの生徒はさらに地理鬼に そうでない生徒も 地理に興味を抱いていただければ何よりです」とは、やくみつるさんの言。桐蔭学園中高時代、多くのことに関心を持ち、深い知見を得た、やくみつるさんらしいコメントです。
今回いただいた5冊は、さっそく地理科で活用しています。
さて、やくみつるさんといえば様々なものを収集するコレクターとしても知られており、現在「やくみつるの秘宝館」という YouTube で、長年にわたるコレクションを紹介しておられます。
その#118は「母校桐蔭学園編」。桐蔭学園の卒業生にまつわるお宝がテーマです。この3月に行われた「がんばれ!! 桐蔭学園!!」という卒業生パネルディスカッション(やくみつるさんは「トークショー」と表現されています。なるほど、そんな感じです)にお越しくださった卒業生パネリストのお宝を中心に取り上げておられます。ちなみに今回のパネリストは、やくみつるさん、デーモン閣下さん、椿鬼奴さん、高橋由伸さん、ゆきりぬさん、立川志ららさんの6名。
このイベントは、2012年、 やくみつるさんによる「卒業生として桐蔭学園の生徒たちを激励したい」という提案がきっかけとなって実現したもの。今回が9回目の開催となりました。
毎回やくみつるさんは、出演パネリスト全員の似顔絵を色紙に描き下ろしてくださるのですが、今回は下の色紙を描いてくださいました。
このパネルディスカッションは高校2年生・中等5年生が参加するのですが、この学年の生徒たちの卒業アルバムに、この色紙を載せることになっています。
これまでにいただいた9枚の色紙は、私たち桐蔭学園の「お宝」です。
5/22(日)、硬式野球部が春季関東大会の初戦に臨みました。相手は今春のセンバツ甲子園大会ベスト4の強豪・浦和学院高校さんです。
私(岡田)も会場となった栃木県総合運動公園野球場へと駆けつけました。夏を思わせるような強い日差しのもとで試合開始です。
試合は5回終了時点で0ー0、ヒット数も桐蔭学園2本、浦和学院1本と接戦です。両チームの投手の好投と固い守備力が目立ちます。
好天に恵まれ、多くの方が観戦に訪れていました。
その後、6回に集中打を浴びて0-3とリードを奪われ、続く7回にも1点を追加されて0-4と苦しい展開に。
最終回、ようやく2点を返しましたが、反撃はそこまで。残念ながら2-4で敗れてしまいました。浦和学院さん、やはり強いチームでした。
関東大会初戦敗退という悔しい結果になってしまいましたが、県大会からここまで、多くのチームとの対戦を通じてさまざまなことを学んできました。それらのことを夏の大会に活かしていきます。
ご声援ありがとうございました。
4/19(火)のこのブログで紹介しましたが、このたび本校で使わなくなったスポーツ用品を、西アフリカのブルキナファソに寄贈させていただくことになりました。⇒4/19のブログはこちら
そして5/17(火)、その寄贈品のうちラグビー用品(ボール30個、スパイク30足、ジャージ30着)およびサッカーボール(20個)が、現地で加藤正明在ブルキナファソ日本大使から、同国ラグビー、サッカー連盟に引き渡されました。加藤大使は桐蔭学園高校の卒業生です。
式典での加藤大使のスピーチです。
「人間が成長するに最も大切である知育、徳育、体育を理念にした桐蔭学園で、自分も教育を受けてきたことは、寄付の実現と併せ二重の喜びである。この寄付が、ブルキナファソにとって平和で調和のとれた社会の実現、さらには二国間友好関係の強化に役立つことを期待したい」
加藤大使よりラグビー連盟会長へ寄贈されました。
同会長のお話しです。
「現在、ブルキナファソは、アフリカで8位、西アフリカで1位にランクされているが、練習場所の確保やラグビー用品の不足の問題に直面している。寄贈いただいた用具を最大限に活用し、規律を重視して戦いぬくことを約束する。ここに改めて感謝を申し上げたい」
続いて、サッカー連盟代表への寄贈です。
同代表によるスピーチです。
「崇高な精神と献身的な姿勢を示してくれた桐蔭学園に感謝の意を表したい。今後、日本のサッカーチームとの国際的親善試合の開催に期待するとともに、大使館チームとも練習試合を企画したい。こうした活動により、両国の協力の絆がさらに強固になると信じる」
終了後、現地マスコミからの取材があり、式典の様子がブルキナファソの現地紙に掲載されたほか、ラジオでも放送されたとのことです。
マスコミ取材では、加藤大使が「桐蔭学園の生徒とブルキナファソの生徒たちとの交流を通じ、国際社会で活躍する人材を育てたい」との私(岡田)のビジョンを紹介した上で、「この寄贈品がビジョン実現の第一歩となることを期待したい」とお話しくださったとのことです。
今回の寄贈が、両国の相互理解に少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。
なお、今回の式典の様子は、在ブルキナファソ大使館のTwitterにも掲載されています。あわせてご覧ください。⇒在ブルキナファソ日本国大使館公式アカウントはこちら
5/6(金)、高校2年共学ではスポーツ競技会が行われました。企画・運営すべて生徒たちの手によるものです。
グラウンドでは球技、リレーなど盛りだくさんのプログラムが展開されていました。どの試合も白熱しています。
高校共学では、2年生に進級する際にクラス替えがあります。4月に行われた遠足に続き、新しいクラスになってから2度目のイベント。クラスの親睦を深める絶好の機会になったようです。
生徒たち、カメラを向けると大抵ポーズをとってくれます(笑)。
クラスメートとともに一つのことに夢中になることは、結果がどうであれ、何ものにも代え難い経験となります。高校時代の思い出に刻まれた1日になったことでしょう。
【企画・運営を担ってくれた実行委員たち】