月別アーカイブ: 2024年5月

高校生徒会三役とのランチミーティング

5/28(火)、昼休みの時間を利用して、高校生徒会三役とランチミーティングを行いました。先日実施された選挙で当選した会長と副会長2人が校長室を訪ねてきてくれました。

会長の2年・細谷崚さん(写真右)。1年生のときから生徒会役員をつとめ、今期は生徒のため学校のために貢献したいとの思いから、会長に立候補したとのこと。

副会長の1年・生沼希乃風さん(写真中)と同・村上瑞波さん(写真左)。2人とも入学したばかりですが、これからの生徒会活動への「思い」を自分の言葉で熱く語ってくれました。

ミーティングでは、3人が掲げた公約を披露してもらい、それをどのように実現していくかについて話し合いました。それぞれの役員がしっかりとしたビジョンに基づいて提案し、しかもそれを明快に伝える力を持っていることに心底感心。頼もしいかぎりです。

3人の真摯な提案を受けて自説を述べる私(岡田)。思わず身振り手振りを交えて熱弁してしまいました笑。

理想的な学校とはどのような学校でしょうか。私は、生徒たちの「こうしてほしい」という思いと、教員たちの「こうあってほしい」という思い、双方のバランスが取れている学校だと考えています。7年前に校長に就任して以来、ずっとこれを目指してきました。

この均衡状態こそが現在の桐蔭学園の校風・文化であると信じています。

たった30分ほどのミーティングでしたが、いろいろなことを考えさせてくれる、刺激的な時間となりました。彼らの活躍に期待します。

 

遠足の準備(高1スタンダードコース)

6/6(木)、高校1年・2年では遠足が行われます。高校1年スタンダードコースは横浜に行くのですが、今回の遠足ではPBL型の探訪要素を取り入れています。

コンセプトは「横浜のPR動画作成のための取材」──横浜の歴史や文化がわかる必須ポイントをいくつか設定し、そこから自分たちのグループで行きたい場所を探していくというものです。

下の写真は、先週実施したグループワークの様子です。多くは「中華街で何食べる?」から議論がスタートしていましたが笑。

入学後、さまざまな場面でグループワークが活発に行われており、「今回の企画においても、生徒たちのコミュニケーション能力の高さに驚かされます」とは高1スタンダードコース・野原主任の言。

遠足後にコース内で最優秀動画を決めるコンテストも計画しています。

 

第1回 保護者会を実施しました(高1・高2)

5/18(土)、高校1年・2年の保護者会を実施しました。

桐蔭学園では年に2回、保護者の皆様に学校へお越しいただく機会を設けています。1学期は保護者会総会、学校からの説明、クラス懇談会の3部構成となっています。

保護者会総会と学校からの説明はシンフォニーホールで。私(岡田)からは、教育理念から具体的な学びの実践まで、包括的にお話ししました。

こちらはクラス懇談会の様子です。1年生の教室をいくつか回ってみましたが、どこのクラスも大変活発に懇談が行われていました。

懇談テーマは「お子様の様子について保護者の皆様で情報共有──高校生になって、自宅でのお子様の様子についてご歓談ください」というもの。

桐蔭学園のアクティブラーニング(AL)型授業のスタイル。他のご家庭の様子を知ることで、「ウチだけではなかったんだ!」という安心感にもつながります。

学校の方針や学年の指導・運営についてご理解いただき、さらにはクラス担任と保護者の皆様とのコミュニケーションを深めていただく良い機会になったことと思います。

保護者の皆様、ご来校誠にありがとうございました。

 

第二回「鳳舞祭」(体育祭)を実施しました

5/2(木)、高校の体育祭である「鳳舞祭」を開催しました。昨年の第一回に続き、2度目の開催となります。

明け方まで降っていた雨もやみ、開会式が行われる9:00には見事な晴天。気持ちの良い気候です。

【開会宣言】

【各組の応援団長による宣誓】

開会式後は、各組ごとに「声出し」のパフォーマンスです。紫・青・白・緑・黄・赤それぞれの組が順に披露していきました。太鼓あり、団扇あり、メガホンありと、なかなか華やかです。迫力満点のパフォーマンスでした。

いよいよ午前の部がスタート。

【1年男子 綱引き】

【2年女子 玉入れ】

応援にも力が入ります。たいへんな盛り上がり。

【1年女子 物取り】

【3年女子 障害物リレー】

テンションがハイになっているためか、カメラを向けるとすぐにポーズをとってくれます笑。楽しそうですね。

ハイライトは3年男子の騎馬戦です。危険のないように、対戦相手の帽子を取る形式で行いました。が…、やはりかなりエキサイティングな展開です。

午後の部は「応援団パフォーマンス」から。各組ともこれまで練習を重ねてきた成果を存分に発揮してくれました。昨年に比べて飛躍的にレベルアップしていました。(閉会式では「岡田賞」というベストパフォーマンス賞を表彰することになっています。正直、どの組にするか悩みます……)

午後の競技はリレーです。「色別リレー」から。優勝へ向けて大きく影響をおよぼす競技です。

そして最後は「部活対抗リレー」。パフォーマンス、カジュアル、ハードの3部門に分けての実施です。

【カジュアル部門】

【パフォーマンス部門】

(化学部の巨大な実験器具が目を引きます笑)

吹奏楽部による応援演奏も。

そしてハード部門。女子の部です。女子サッカー部強い。

最後は男子のハード部門。応援も最高潮です。

サッカー部、陸上部、硬式野球部がデッドヒートを繰り広げます。

今年は陸上部が優勝。さすがです。

レース後の歓喜の輪は昨年同様です笑。

15:00から閉会式。優勝は……なんと、赤組と黄組が505点で同点。3位は紫組でした。

各組の応援団長に表彰状を授与していきます。

【3位 紫組】

【同点優勝 黄組 赤組】

そして……「岡田賞」(ベスト応援パフォーマンス賞)は……赤組です。どの組も素晴らしかったのですが、全体的によくまとまっていた点と、観客との一体感が出ていた点を評価しました。おめでとうございます。

最後は鳳舞祭実行委員長・石川怜奈さん(3年)からの挨拶です。今まで半年余り、さまざまな苦労を乗り越えてここまできたことを語ってくれました。大きな拍手が送られました。

【桐蔭生の皆さんへ】

鳳舞祭、おつかれさまでした。昨年の第一回に続き、第二回目を開催することができました。

嬉しいことは、昨年に引き続き「『私』が主語の鳳舞祭」が実現できたこと。

傍観者ほど愚かしく、「かっこ悪い」存在はありません。なによりも、傍観者は楽しむことを知りません。

皆さんが思い切り楽しんでいる姿を見て、私は心の底から楽しみました。

この先の学園生活でも、いっぱい笑顔を見せてくださいね。