高校共学1年の英語授業では、多読指導を行っています。
「めざせ100万語!」を合言葉に、まずは1万語、次に10万語を目標に、図書館で、あるいは
登校中の電車やバスの中で英語の本を読んでいます。ごくごく平易な本からスタートすること
で英語の本を直読直解で楽しめるようになり、自然と英語の力がついていくことをねらってい
ます。
放課後の図書室の様子をお伝えします。16時には図書室の机が8割ほど埋まり、その半数
近くが多読をしています。
今はまだ平易な絵本からスタートという段階ですが、1年後、2年後にはペーパーバックを読
んでいる生徒がたくさん現れることを期待しています。
図書室ではCDプレーヤーを借りて付属CDで多読を楽しむこともできます。
図書室の司書によると、朝から並んでいる生徒がいるほど盛況だということです。皆1時間ほ
ど読んでいくようです。
また、聞くところによると次のような会話も生徒間で交わされているようです。
「放課後、どうする?」
「図書館行って、多読しようか。」
学びというのは、本来自らの意志で主体的に行うもの。そして楽しいものであるはずです。桐
蔭学園では、今後もこのような場を提供していきます。