投稿者「toin-principal」のアーカイブ

教育実習生からのアドバイス(高2共学)

現在、桐蔭学園には24名の教育実習生が来て、高校・中等それぞれで教育現場について学んでいます。

6/9(水)は高2共学プログレスコースの生徒たちに対して、5名の実習生がさまざまなアドバイスをしてくれました。実習生は全員桐蔭学園の卒業生。生徒たちからすれば「先輩」にあたります。

「クラブと学習との両立」「具体的な学習法」「将来の進路選択」など高2のこの時期に抱く日常的な疑問から「大学生活の実際」「現在通っている大学について」など生徒たちの関心が高いテーマにいたるまで、ざっくばらんに答えてくれました。

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教員免許状の取得を目指す実習生たち。その場で次々に示されるテーマに対してわかりやすく、しかも時にユーモアを交えてアドバイスしてくれます。さすがです。

最後は質疑応答の時間となりました。「クラブはいつまで続けましたか」「学園祭ではどのような企画をしましたか」「志望大学はどのように選びましたか」etc.──終了時間ぎりぎりまで質問が相次ぎました。

生徒たちは終始真剣に聴き入っていました。こういったアドバイスはわれわれ教員からよりも、年齢の近い「先輩」から受けた方が響くようです(笑)。

 

メンターになろう/メンターを見つけよう(中等1年・2年)

6/5(土)、中等1年・2年の合同企画として「メンターになろう/メンターを見つけよう」を行いま
した。「メンター」とは「安心していろいろな相談ができる頼りになる人」という意味で捉えています。相談する側の人は「メンティー」。この企画では2年生が「メンター」、1年生が「メンティー」にあたります。
この企画は昨年度から始まりました。今年度の初回となるこの日の2年生の目標は「後輩と時間いっぱいコミュニケーションをとる」こと。1年前とは逆の立場になって、1年生から質問を受けて自分の経験や考えを話していきました。
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ファシリテーターとして教室に控えていた教員いわく、「特に2年生男子たちの表情がみるみる柔らくなっていくのが見て取れました」。反抗期を迎えていろいろと難しい時期ですが、「1年生の目を見てしっかりと語り、また話を受け止めていました」とのことです。
1年生が「前のめり」になるくらい熱心に話を聞いてくれたのが、2年生にとって嬉しかったようです。
メンター男子20210605①
「テストの心構えは?」(1年)
「毎日の見直しが大切」「2週間よりちょっと前から始めるのがコツ」(2年)
「単元テスト対策は?」(1年)
「単元テストは範囲も狭く、安心して受けられるテストだ。大丈夫」(2年)
 ──こんなやりとりもなされていました。2年生の成長を感じる瞬間です。
 メンター女子20210605②
桐蔭学園で大切にしていること──それは「傾聴と承認」です。今回、1年生・2年生とも「傾聴」の姿勢が素晴らしかった。もはや桐蔭学園の文化といってよいでしょう。
生徒のふり返りを少し紹介しておきましょう。
「勉強の仕方などで、はっきり答えられなかったものがあったので、改めて自分の勉強法を見直してみようと思った」(2年女子)
 「自分が1年生の時に先輩にしてもらったことを今してみると、後輩を盛り上げながら質問に答えていくことが大切だと思います。明るく声をかけていきました。質問に答えることは案外難しいことだと思いました」(2年男子)
「勉強方法について詳しく教えてくれた。質問がなくなってシーンとなってしまった時があったけれど、先輩たちが話をひろげてくれて、話が盛り上がった」(1年女子)
「質問が終わっても、先輩が話しかけてくれてすごく楽しかった。先輩になったとき、今の先輩のように頼りになることを言いたい」(1年男子)
──1年生・2年生双方にとって、成長の機会になったようです。
 

今年度2回目の学校見学会(中等教育学校)

6/1(火)、中等教育学校では今年度2回目となる学校見学会を開催いたしました。好天に恵まれ、爽やかな空気の中での見学会です。

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受付では十分に間隔を保ち、検温を実施させていただきました。ご協力ありがとうございます。

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前回同様、100名様限定での実施となります。10名様以内の1グループに担当教員が付き、校舎内を案内させていただきました。

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授業見学です。皆さん大変熱心にご覧になっていました。生徒たちは授業見学には馴れているせいか、普段と変わらぬ姿を見せてくれています。頼もしい限りです。

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生徒に人気のグローバルラウンジ。英語を使ってネイティブの教員や友だちとコミュニケーションを取ることができる空間です。生徒たちは気軽に立ち寄り、英語を通じてさまざまな体験をしています。また、英語の資格・技能試験に対するアフタースクールプログラムも行われます。

この時間は帰国生対象の授業が行われていました。

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廊下には新入生向けのさまざまなメッセージボードが。

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図書室もご覧いただきました。明るく落ち着いた空間です。放課後を中心に、多くの生徒たちが読書のために訪れます。また試験前になると、自習を目的とした利用が増えてきます。

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桐蔭学園では英語の多読に力を入れており、図書館には約2,000冊の多読用書物を用意しています。これはその一部ですが、このように自由に手に取って読むことができるようになっています。

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見学会終了後、多くの皆さんから熱心にご質問をいただきました。桐蔭学園に対する関心の高さを感じ、改めて身の引きしまる思いです。

見学会へのご参加、誠にありがとうございました。

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ミニスポーツ大会(高1共学スタンダードコース)

5/29(土)4校時のLHRの時間を利用して、高1共学スタンダードコースでは「ミニスポーツ大会」を実施しました。

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ドッジボール、バスケットボール、借「人」競争の3種目を、クラス対抗で行いました。

体育館は全ての扉を開放して十分に換気をし、競技中でも常にマスクを着用。また、「ソーシャルディスタンス棒」(下の写真の黄色や赤色の棒)を作成するなど、感染症対策は万全です。

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今回のイベントは、約1か月ほど前から、スタンダードコース企画委員が感染症対策を含めて企画してきたものです。 企画会議では「コースの生徒全員が主体的に取り組めるための行事を実現する」ことを目標として企画を練り上げてきました。

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コロナ禍の中でも、生徒たちは感染症対策を意識しながらコース全体を盛り上げるための企画を発信し、実現してくれています。頼もしいかぎりです。

企画が成功し、晴れ晴れとした生徒たちの充実感溢れる表情が印象的なひとときとなりました。

 

 

学校見学会を実施しました(中等教育学校)

5/21(金)、中等教育学校の学校見学会を実施いたしました。

従来の学校説明会では、シンフォニーホールでの説明の後に校舎内をご覧いただいていたのですが、現在の状況下ではご来場いただく人数を制限せざるをえなくなっています。そこで、昨年より「少しでも多くの方に桐蔭学園をご覧いただこう」との趣旨で、学校見学会を複数回開催しています。

受付ではしっかりとディスタンスをとって並んでいただきました。 

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「密」を避けるため、1回100名様までとし、1グループ10名様に教員が1名ついてのご案内となります。

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もちろん授業見学も。右の写真は図書室での授業の様子です。

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あいにくの天候ですので、グランドの見学は少しだけになってしまいました。

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コロナ下ではありますが、受験校の情報を手に入れたいと願うのが受験生と保護者の皆さまのお気持ちだと思います。そのような皆さまに、少しでも桐蔭学園の魅力をお伝えしたいと考えて実施しているのがこの見学会です。その魅力の一端でも感じていただけたならこの上ない喜びです。

本日ご参加くださった皆さま、お足元の悪い中でしたが本当にありがとうございました。

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朝日新聞デジタル「SDGs ACTION!」で紹介されました

この3月にオンラインで開催された「SDGs Quest みらい甲子園」神奈川県大会において、桐蔭学園のトランジションゼミ同好会がSDGs アクション大賞を、また高校GISゼミが東京海上日動賞をそれぞれ受賞しました。この大会は、「高校生が自ら考えたSDGsアクションアイデアを発表」(朝日新聞デジタルより)するというもの。

トランジションゼミ同好会は、高校・中等後期の生徒を対象としたアフタースクールの一環として活動しています。今回は、パラスポーツ体験会を通じて学んだことを発表しました。

一方、GISゼミは高校の探究の授業の中で活動しています。東日本大震災の体験をもとに考案した「みんなのBOSAIプラン3.0」について発表しました。

このたび、朝日新聞デジタル「SDGs ACTION!」で紹介されました。どうぞご覧ください。