投稿者「toin-principal」のアーカイブ

期末考査1週間前

1学期の期末考査が7/17(金)からスタートします。本日7/10(金)はちょうど1週間前。クラブ活動も休止になり、いよいよ試験モードに入りました。

放課後、A・B棟の様子を見て回りました。多くの生徒が居残り学習に励んでいます。

こちらは高校共学1年のとあるクラスです。1年生とは思えない、ピンと張りつめた空間となっていました(私がずっと見ていても気づかれないほどでした…)。

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こちらは図書館の様子です。感染防止のため、一席おきの着席。こちらも真剣な学習の場となっていました。

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居残り学習に励む多くの生徒がいましたが、私(岡田)が見るかぎり、ほとんどの生徒がマスクを着用していました。感染予防意識の高さにも感心。

教室と図書館を上手に使い、期末考査に向けて有意義な放課後を過ごしてほしいものです。

 

七夕イベント(高1共学)

7/7(火)は七夕です。あいにくの天候ですが、高1共学では帰りのホームルームでささやかな七夕イベントを行いました。

下の写真のように、各自短冊に願いを書いて貼っていきます。

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「楽しい高校生活が送れますように」「高校の友達と早くディズニーに行けますように☆」といった高校生活への期待が多く見られる中、「早くこの状況が落ち着きますように」といった願いも。

そうですよね。4月に桐蔭学園に入学し、ようやく授業が始まったのがこの7月。たくさん友達を作って高校生活を楽しみたい時期なのに、コロナウイルス予防に神経を使う毎日が続いているのですから。

昼食時もこんな感じです。食事中はマスクを外すものの、皆が一定方向を向いて極力会話をせずにいただきます。

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このような緊張感のある毎日を送っていると、今回のようなささやかなイベントでも、生徒たちだけでなく私たち教員の心も和ませてくれるものですね。

1日も早く、彼ら彼女らが桐蔭学園での生活を思い切り楽しめるようになってほしいと願っています。

 

教室での1分間スピーチ開始(中等1年)

中等1年では、7/4(土)の朝のホームルームから教室での1分間スピーチを始めました。テーマは「私のイチバン〇〇」。自宅学習期間中に行っていたオンラインでの1分間スピーチを引き継いだものとなっています。

「一番好きな曜日は土曜日です」━少々緊張しつつも、しっかり立って話していました。

1分間スピーチ発表

話し手はもちろんのこと、聴き手の姿勢も大切です。「傾聴の姿勢」ですね。これにより、互いに「承認し合う」関係性ができあがります。桐蔭学園が大切にしている「傾聴と承認」です。

スピーチ後、聴き手はメッセージカードを記入します。

メッセージカードを書く

「土曜日は、次の日が休みなので気持ちが楽になるというところがとても共感できました」

「なぜその曜日が好きなのか、しっかりと分かりやすい理由を説明できていたと思います」

クラスメート全員からのメッセージがこのような束になって話し手に届けられます。「承認」の証です。今後6年間、何度となく1分間スピーチを行いますが、この束はかけがえのない宝物になることでしょう。

メッセージカード (1)

この1分間スピーチは、キャリア教育の一環として行われるものです。6年間、多様な経験を重ね、多様な居場所を持ち、そのなかで多くの「承認」を得ることで、かけがえのない人生の土台を作ってほしいと願っています。

 

いよいよ授業開始です!

7/1(水)、桐蔭学園ではいよいよ授業が始まりました。この3/2に自宅学習となって以来、実に4か月ぶりの授業ということになります。

生徒たちの登校に合わせ、エントランスで出迎えました。心配していた雨もこの時間帯は止んでいました(よかった!)。

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6月中は学年別の分散登校であったものの、通常登校は久しぶりです。生徒のいない学校というのは本当に寂しいもの。4か月前同様、とまではいかないものの、生徒たちの明るい声が戻ってきたのには感慨深いものがあります。学校の主人公は生徒であることを改めて実感しました。

皆しっかりとマスクを着用しています。

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エントランス脇の水道で、石鹸を使って入念に手洗いをしてから校舎に入ります。

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いよいよ日常が戻ってきました。しかし、それは4か月前の日常とは異なります。いや、異なるものにしなければなりません。「アフターコロナ」の日常を以前のそれとは異なるものにしなければ、私たちがコロナ禍を経験した意味がなくなってしまいます。そういう意味では「日常が戻ってきた」という表現もふさわしくないのかもしれません。「新たな日常の始まり」と捉えるべきなのでしょう。

 

桐蔭生の皆さんへ~明日、学校で待っています!

桐蔭生の皆さん、明日(7/1)からいよいよ授業開始です。

新入生の皆さんはこの3か月間、在校生の皆さんは4か月間、この日が待ち遠しかったことでしょう。私たち教員もこの日を心待ちにしていました。

私(岡田)がこの期間痛感したこと━それはいかに私たちは他人との関係性の中で生きているのか、ということです。他人との関係性が希薄になって初めてそのことに気づきました。

明日からまたその関係性を築くことができると思うと、ワクワクしてきます。

とはいえ、感染症対策は万全にしなければなりません。事前にお知らせしている通り、毎日の検温・体調チェック、マスクの着用、手洗いの励行等、決して怠ることのないように。これは自分のためであると同時に、他人のためでもあるのです。「思いやり」です。

これを書いている現在はこんな鬱陶しい天候です。おそらく明日の登校時もこのようなまとまった雨になるでしょう。

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明日は全員が余裕を持って登校できるよう、一人ひとりが早めに家を出るように心がけてください。

学校で待っています!

 

校長インタビュー vol.3

学園公式サイトに連続掲載している校長インタビューですが、このたびvol.3がアップされました。これが最終回となります。

コロナ禍の中、桐蔭学園では独自のオンライン授業を展開してきました。この経験をふまえ、「アフターコロナ」をどのように歩んでいくべきか、私(岡田)の考えを語っています。

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今回、私たちはオンライン授業ならではの多くのメリットを発見しました。一方で、対面授業でなければできないことも再認識しました。そこをしっかりと見極め、最も適した形での学びを創造していくことが大切です。いかに両者をブレンドしていくかがポイントでしょう。

私たちが取り組んできたオンライン授業を、「アフターコロナ」に向けて積極的にチャンスと捉えるか、それともピンチを乗り切るための代用品と捉えるかで、新しい学びへのつながり方が違ってくるはずです。

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詳しくは学園の公式サイトからご覧いただけます。

https://toin.ac.jp/timeline/gakuen/21876/