月別アーカイブ: 2017年11月

中学男子部1年 「横浜探訪」発表会

本日(11/11)、中学男子部1年で「横浜探訪」発表会を行いました。「横浜探訪」とは、探究の授業の一環としてこの9月に行った、横浜についてのフィールドワークのことです。

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生徒たちは、実際に横浜の街で見てきたことをスライドにまとめ、iPadを使ってプレゼンテーションしていきます。1人2分間ずつのプレゼンです。

プレゼンターの話はしっかりと聞き(=傾聴)、コメントシートに評価・コメントを記していきます。また、プレゼン終了時には、全員で拍手をします(=承認)。

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保護者の方々にもご自由に参加していただきました。もちろん、コメントシートへのご記入もお願いしました。ご自分のお子さまへの「激励」メッセージをご記入いただく欄もあります。

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中学校に入学して半年余り、プレゼンテーションとしてはまだまだ未熟な点もありますが、生徒たちは一所懸命取り組んでいました。来年のプレゼンテーションでは、彼らの成長した姿を見ることができるでしょう。楽しみにしています。

 

高校3年生の授業

本校の高校3年・中等6年は12月上旬に学年末考査(卒業試験)が終了し、その後は講習や個人指導の期間に入ります。本校での正規の授業もあと2週間ほど。今日(11/10)は、受験を控えた生徒たちの授業を見学しました。科目は現代国語、大学入試問題演習です。

教員からスクリーンに「考える材料」が提示されます。皆、真剣に考えていますね。

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グループの形になっていますが、まずは「個」で考える時間です。本校のアクティブラーニング型授業では、この「個」の時間も大切にします。

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こちらはグループワークです。各グループごとに、活発に意見をやりとりします。題材が入試問題ですので、「なぜそのような答えを導き出したのか」という根拠が説明できないと意味がありません。

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アクティブラーニング型授業は、このような大学入試問題演習においても有効です。生徒たちは、単に入試問題が解けるようになるというところに留まらず、「考える」という知的面白味を感じているように見えました。

大学入試センター試験まであと2か月余り。しっかりと準備をして、そして常に学ぶ面白味を感じながら、夢に向かって笑顔で頑張りましょう!

 

桜「定点観測」

学園内の桜、「定点観測」です。

下の写真は、さる4月13日にこのブログにアップした時のものです。美しく咲き誇っていますね。

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こちらはその約1か月後、5月11日にアップした時の様子です。青々とした葉桜となっています。

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そしてこちらは本日(11/9)の様子です。葉が枯れ落ちはじめていることがおわかりいただけると思います。秋の深まりを感じますね。

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以前も記したのですが、いわゆる「桜の名所」の桜はたしかに美しいものです。ただ、私は普段見慣れているところに咲く桜にこそ魅力を感じます。その桜の、他の季節における「顔」を知っているからです。

美しい花をつけているのはわずかな間、その後花は散り、葉桜となります。やがて葉が枯れ落ち、冬にはごつごつした枝だけの姿となります。この周期を見ているからこそ、満開の桜がひときわ美しく感じられるのです。

このように四季それぞれで「定点観測」をしてみることで、来春の桜の花がひときわ美しく感じられるかもしれません。

クラブ活動の大会や課外活動で成果をあげた生徒たち、あるいは大学受験で希望を叶えた生徒たちは本当に輝いています。私たち教員は、彼ら彼女らがそこに至るまでにどれだけ努力を重ねてきたかを知っています。いわば「定点観測」をしてきているのです。

だからこそ感じることのできる輝きなのだと思います。

 

女子部校舎の生徒作品

女子部校舎を歩いていると、多くの生徒作品を目にします。授業、クラブ活動、学園祭(鸞鳳祭)などさまざまな場面で生徒たちが製作したものなのですが、今日は最新のものを3点、ご紹介します。

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上は、中1のとある英語の授業で制作した「Map of TOIN GAKUEN Girls Division」。全て英語による桐蔭学園女子部校舎の案内図です。中1らしい、微笑ましい作品ですね。執務室(いわゆる職員室のことです。本校では職員室のことをこう呼びます)の入口に貼ってあります。

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上の2つは、この9月に行われた学園祭(鸞鳳祭)における探究活動発表のパネルです。探究活動とは、高2理数コースの生徒が、自分の興味ある分野について取り組む研究活動のことです。学園祭では、その中間発表として展示・発表を行います。この2つはそれぞれ「アルテミアについて」「桐蔭学園について」のテーマで研究を行っている班の展示パネルです。優秀な出来ばえであったため、引き続き展示しています。

このような生徒たちの作品が校舎の随所に見られるのが本校女子部の特徴です。いらした際には、ぜひご覧ください。本校生徒たちの力を感じていただけるはずです。

 

「第九の会」公開リハーサル鑑賞会にマエストロ登場!?

11/1(水)、毎年恒例となっている「第九の会」の公開リハーサル鑑賞会が行われました。

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「第九の会」は、管弦楽団・合唱団ともに本校の生徒を主体とし、これに保護者や卒業生、さらにはプロの方々のお力添えを得て創り上げていくところに特徴があります。本番を前にして、シンフォニーホールにて公開リハーサルを行い、それを中学校3年生(男子部・女子部)および中等教育3年生が鑑賞するのがこの企画です。

指揮をしているのは……この私(岡田)です!

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毎年、第4楽章の合唱の一部分を本校教員の「誰か」が指揮するコーナーがあり、今年はそれが私に回ってきたというわけです。

学生時代に音楽を嗜んでいたことに起因する中途半端な自信から、「もっと情感を込めて!」などとやり直しを命じる場面も。本人はすっかりマエストロ気分です(笑)。

下の写真、すっかり陶酔しきっている私の右隣で、心配そうに見守ってくださる田部井剛先生(正真正銘、本物のマエストロです)。

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後半には、あろうことか客席の生徒たちに手拍子を要求するなどといった狼藉をはたらいてしまいました(笑)。本人は、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでの「ラデツキー行進曲」をイメージしているようです。

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数分間の指揮体験でしたが、貴重な体験をさせていただきました。やはり音楽は素晴らしい、などと独り悦に入っております。

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「第九の会」本番は、11/3(祝)に本校シンフォニーホールにて行われます(14:00 開場 14:30 開演)。今回は記念すべき30回目の開催となります。当日は、皆さまにこの歴史の一端でも感じ取っていただければ幸甚です。

ぜひご来場ください。