年別アーカイブ: 2019年

保護者授業参観(A、B、C、D棟)

10/19(土)、保護者授業参観を実施しました。日常の授業の様子を保護者の皆さまにご覧いただくと同時に、授業に関するご意見を賜る貴重な機会です。今回はA、B、C、D棟が対象。主に高校1~3年、中等5~6年が生活しているエリアです。

雨天にもかかわらず、多くの皆さまがお越しくださいました。

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発表する生徒。流れるような説明でした。

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生徒だけでなく、保護者の皆さんも熱心に聴いておられます。

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こちらはグループワーク中ですね。

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音楽の授業。合唱をしていました。曲が終わるごとに保護者の皆さんが拍手をしてくださいます。素敵な光景でした。

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授業を参観された方には、生徒の学習環境、教員の指導、生徒の授業への取り組みなどについて、「所感ご記入用紙」にまとめていただいています。

ここでいただくご意見の数々は、私たち教員のスキルアップのために、そしてよりよい授業デザインのために大変貴重なものとなっています。

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今後も保護者の皆さまとともに、より良い授業を作っていきたいと考えております。本日ご来校くださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

中等教育学校説明会(予約定員制)

10/18(金)、中等教育学校の説明会を実施しました。

今回はおおよそ100名規模の予約定員制によるもので、案内の教員とお気軽にお話しいただき、桐蔭学園について深く理解していただくことを目的としています。

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まずは私(岡田)からご挨拶。

「次の10年、どのような時代になるでしょうか。これは誰にもわかりません。しかし、少なくとも情報化やグローバル化がいっそう進み、AI(人工知能)技術も飛躍的に伸びる社会になっていることは確かでしょう。そのような時代を生きていくために必要なこと、それは自ら考え判断し行動できる力にほかなりません。桐蔭学園は、そのような力を養成する『新しい進学校』を目指しています」

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つづいて担当・福田より、アクティブラーニング型授業、未来への扉(探究)、キャリア教育といった桐蔭学園の教育3本柱を中心に、詳細に説明いたしました。ご参加の皆さまは時折うなずきながら、熱心に聴いてくださいました。

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トータル約1時間の説明の後、校舎・授業見学へとご案内いたしました。

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中学校受験の「肝」は、学校選びにほかなりません。なぜなら、私立中学にはそれぞれ大きな特色があるからです。評判の良い学校、偏差値の高い学校、進学実績の良い学校などさまざまです。だからといって、必ずしもその学校がお子様に合っているとは限りません。大切なことはお子様と学校とのマッチングです。どうかお子様にあった一校を選んでさしあげてください。

本日ご来校くださった皆さま、誠にありがとうございました。

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(ちなみに、今日は思うところがあり、「横浜ブルー」のネクタイをチョイスしてみました)

 

修学旅行出発③

10/9(水)は、高2共学の修学旅行「沖縄コース」の後発グループの出発日です。前日、前々日に引き続き、見送りに行ってきました。

9:30に羽田空港集合。那覇空港へと向かいます。

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那覇空港からは平和祈念公園、ひめゆり資料館を回り、本部町のホテルへ。翌日は各自の好みに応じて、沖縄ならではのアクティビティーを体験します。

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そしてハイライトとなるのは伊江島での民泊です。一般のご家庭に2泊させていただきます。生徒たちには、お仕着せの沖縄旅行では決して味わうことのできない体験をしてきてほしいと思っています。

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辰濃和男氏はその著書の中で、旅と旅行の違いを「旅は歩く。旅行は歩かない」と表現しています。自分の意志で能動的に歩くのが旅で、他人に連れ回されるのが旅行であるといいたかったのでしょう。

生徒たちには、ぜひとも自分の足で「歩く」、「旅」をしてきてほしいと願っています。

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修学旅行出発②

10/8(火)は、中学男子部3年および同女子部3年が修学旅行へと出発しました。前日の高校2年生に続き、見送りに行ってきました。

男子部のパンフレット。生徒の手による表紙です。3泊4日の行程で、広島へと向かいます。

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7:45に新横浜駅集合。12時過ぎに広島駅到着後、原爆ドームや平和記念資料館を見学します。そして夕方には江田島へと渡り、いよいよ民泊(2泊)となります。各ご家庭では漁業、農業などのさまざまな貴重な体験をします。ご家庭の方々とのふれあいを通じて、彼らがひと回り成長してくれることを期待します。

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修学旅行委員の2人。

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こちらは女子部です。

8:30に東京駅集合。3泊4日の行程で東北を回ります。

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学年主任・吉積先生が手にしているのは、先月の学園祭で学年合同で行った企画「TOHOKU STORY 40」のイメージキャラクターを図柄にした「うちわ」です。集合時の目印になりますね。

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今回の目標は

「心に刻め! 東北」~次の世代につなげるために~

です。

東北の自然や歴史、災害の現場で生の声を聞く機会を通じて、自分自身が「感じ」「考え」「行動」できるようになろう、という意志を表しています。

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男子部、女子部いずれも今回の修学旅行先に関して学習してきました。これらの「百聞」をふまえて、いよいよ「一見」することになるのが今回の旅行です。

生徒たちには今回の修学旅行を通じて、今まで知らなかったことを知ったり、多くの方々と出会うことで、たくさんの感動を得てきてほしいと願っています。

 

修学旅行出発①

10/7(月)より、高校男子部2年、同女子部2年、同共学2年が修学旅行へと出発しました。私(岡田)は残念ながら留守番ですが、羽田空港へと見送りに行ってきました。

まずは共学です。こちらは7:00集合の鹿児島コース。

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スローガンは「南九州だよ! 全員集合!~感慨多端な5日間」━━全体での結束・交流を図るねらいと、「身に染みて深く心に感じることの多い5日間にしたい」という願いが込められています。屋久島登山や知覧での民泊も体験します。

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朝早くからテンション高いですね(笑)。

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7:30集合の北海道コースです。

北海道の大自然を感じるだけでなく、一次産業の現場を体験し、生産者側の視点から物事を考える目的で、ファームでの民泊や漁業、酪農も体験します。また、アイヌの伝統文化を学ぶことで、文化の多様性や平和共存のあり方への目を開きます。

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そして9:30集合の沖縄コースです。

「平和学習」「自然と文化体験」「民泊での出会い」をテーマにしています。民泊は伊江島で。そこでの家業体験と人々との出会いは、一生の宝になるはずです。また、沖縄のダイナミックな自然や独特の文化・歴史を肌で感じることも大切な学びです。

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やはり皆テンション高いですね(笑)。

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こちらは女子部です。全員沖縄へと向かいます。テーマは「沖縄を学ぶ、考える、楽しむ」です。

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彼女たちは、事前学習において琉球・沖縄の過去と現在について学んできました。そして現地では戦跡をめぐります。「もしその時代に自分が沖縄にいたら」と、自分の身に置き換えて考えてみることも大切です。

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そして沖縄の美しい自然と独特な街に身を置いて、今の沖縄を存分に感じてきてほしいと思います。

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最後は男子部です。ベトナム・カンボジアコースは成田発。ここ羽田からは国内の2コース(北海道、沖縄)が出発します。

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沖縄コースは「平和学習」と「自然体験」が大きなテーマとなります。3日目には沖縄本島から石垣島へと足を伸ばし、そこで宿泊。翌日には西表島へと渡り、八重山の大自然を徒歩とカヌーで満喫します。

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北海道コースは根室中標津空港へ。標津町で民泊を体験します。その後、羅臼方面と根室方面の2コースに分かれたのち、尾岱沼で再度合流。弟子屈、阿寒湖、硫黄山などを回り、最後は釧路湿原を散策して帰路につきます。道東一周ですね。

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10/8(火)は中学男子部3年および同女子部3年が、10/9(水)には高校2年共学の残りのグループが出発します。

くれぐれも安全第一に、かけがえのない経験を!

 

只見線復旧支援募金(鉄道研究部)

9/27(金)、鉄道研究部の中村凛音さん(高2共学)と藤崎真生さん(同)が校長室を訪れ、先日の学園祭で同部が行った「只見線復旧支援募金」についての報告をしてくれました。

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JR只見線は、2011年の新潟・福島豪雨の影響により、現在でも不通区間が残っています。鉄道研究部では、4年前から学園祭で「只見線応援コーナー」を設置してきました。

そして今年の学園祭では、中村さんと藤崎さんが製作した会津越川駅のペーパージオラマキットを、募金してくださった皆さまにプレゼントする企画を行いました。

お蔭様で、2日間で多くの方々が募金にご協力くださり、¥103,082が集まりました。心より感謝申し上げます。

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今回の企画は福島の新聞でも紹介され、学園祭当日、はるばる福島から募金をしに来てくださった方もいらした由。2人は「自分たちの活動に共感してくださる方々が本当に多くいらっしゃり、感激しました」と話していました。

2人は近く福島県庁を訪問し、募金を手渡す予定です。

皆さまの善意の結晶です。ぜひ責任を持って届けてきてください。

【中村さん(左)、藤崎さん(右)と】

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