月別アーカイブ: 2023年10月

高校説明会(第1回)を実施しました

10/28(土)、今年度1回目となる高校説明会を実施しました。

大変多くの皆さまにご来場いただきました。ありがとうございます。

予約開始後まもなく、予定の1,400席が満席になってしまいました。今回の予約が取れなかった皆さま、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

私(岡田)のご挨拶からスタートです。

「次の50年は変化が激しく、予測が難しい時代になるといわれています。このような時代を生き抜くために必要な力、それは予測が難しいことに対応できる力、今まで経験したことのないことに対応できる力にほかなりません。桐蔭学園では、そのような力を身につけることを理念として日々の学びを展開しています」

続いて香川教頭による教育内容についての説明です。桐蔭学園の学びの3本柱(アクティブラーニング型授業、探究、キャリア教育)について具体的に説明しました。

途中、生徒による動画説明などもありました。

最後は入試全般についての説明です。入試対策広報部・河原より。皆さん大変熱心に聴いてくださいました。

ご来場の皆さまの期待をひしひしと感じた説明会となりました。

高校説明会は今回を入れて計5回開催されます。いずれの回でも桐蔭学園の魅力をしっかりとお伝えできるよう精一杯努めます。

 

卒業生ガイダンス(高校1年・2年)

10/21(土)、高校1年・2年では卒業生ガイダンスを行いました。同じ桐蔭学園で高校時代を過ごした先輩方のお話を聴いて、ありたい自分の姿を目指す一助とすることをねらいとした、キャリア教育の一環としての企画です。

ここでは高校2年の様子を取り上げます。

高2のこの時期、大学受験に向けての具体的なアドバイスがほしいところ。ということで、講師として来てくれたのは全員が現役の大学生です。

学習とクラブ活動の両立、自分の将来について、志望校・学部の選定、具体的な学習の進め方、そして大学での生活や学問のことなど、高2の生徒たちが参考にしたい内容が盛りだくさん。

「受験と直接関係のない教科・科目であっても、それが思わぬところで役に立つことがある。授業にはしっかりと臨むことが大切」──卒業生ならではのアドバイスですね。

生徒も真剣に聴き入っていました。このようは話は、私たち教員がするよりもずっと説得力があります。

高校生たちにとって有意義な時間になったことはもちろんのこと、今回話し手となった大学生たちにとっても、自分の高校時代をふりかえって改めて考えをまとめるという点で、大きな学びになったのではないでしょうか。

そういった意味では、桐蔭学園卒業生にとってのキャリア教育にもなった企画といえるかもしれません。

【終了後、控室で昼食。ホッとした様子】

 

父母会・保護者会(高校3年・中等6年)

10/14(土)、高校3年・中等6年の父母会・保護者会を実施しました。春と秋の年2回、桐蔭学園での学びについてご理解いただき、保護者の皆さまと学校との連携を図る目的で行っているものです。今回は最終学年の2回目、最後の父母会・保護者会となります。

共通テストまであと3か月。一般受験に挑む生徒たちにとっては文字通り「追い込み」の時期です。各クラスでの懇談会も、大学受験に向けての説明が中心となりました。

【学年共通の動画視聴】

【クラス担任からの説明】

この後、一般受験に向けて、ますますご家庭との連携が大切になります。お子さまが次のステージに向かってしっかりと羽ばたいていけるよう、桐蔭学園は最後まで寄り添っていきます。

 

キャリアデザインワーク(高校1年)

桐蔭学園では「アクティブラーニング型授業」「探究」「キャリア教育」の3本柱のもとで学びを展開しています。

その一つである「キャリア教育」については、高校では「キャリアデザインワーク」と「ジョブシャドウイング・研究室シャドウイング」を大きな柱としています。前者はロングホームルームにて月1回程度、後者は夏休みなどを利用して実施するものです。

10/7(土)は、高校1年で「社会で求められる人材とは?」というテーマでキャリアデザインワークを行いました。

4月に配布した『学びの手引き』という桐蔭独自のキャリアパスポート冊子にもとづいて、各クラスで約40分間のプログラムを展開します。

教室では学年共通の動画を視聴しながら、ワークシートを進めていきます。

途中、各自で考える「個」の場面があったり…

意見を交換・共有し合う「ペアワーク」「グループワーク」の場面があったりして…

最後にまた「個」に落とし込んで理解を深めます。アクティブラーニング型授業ですね。

就職活動の際、大学生が企業に自己アピールした項目と、実際に企業が採用時に重視する能力との「ズレ」をもとに、自分たちはどのような力を向上させていくべきか、そして今後具体的にどのような取り組みをしていくかについて考える時間となりました。

高校1年でのキャリア教育のテーマは「社会とつながる」──自分の力で自らの人生を切り拓く力を身につけ、変化の激しい次の時代をしっかりと歩んでいってほしいと願っています。

 

避難訓練を実施しました

10/3(水)、避難訓練を実施しました。毎年、春と秋にそれぞれ1回ずつ、大地震を想定して行っているものです。

桐蔭学園では大地震発生時のガイドラインを次のように定めています。

机の下にもぐる→身体を丸くして頭を保護する→揺れがおさまったらドア・カーテンを開放する→「お・か・し・も」(さない、けない、ゃべらない、どらない)の約束のもとで避難開始→校舎外に出たら小走りで集合場所へ→集合・点呼

【「地震発生」の放送時】

【校舎外に出て集合場所へ】

【集合場所での点呼】

私たちは「いつどこで大きな地震が起きてもおかしくない」と言われる国で生活しています。現在の高校生たちは、12年前の東日本大震災時、まだ就学前だった世代です。

だからこそ、生徒たちには「想像力」を働かせて訓練に臨んでほしいし、同時に「自然に対する謙虚さ」を持ってほしいと望んでいます。

過去の災害を風化させない──口で言うのは簡単ですが、それは私たちが真剣に「備え」をしておくことでこそ成し得るものなのだと思います。

【香川教頭からの講評】