月別アーカイブ: 2022年10月

修学旅行出発(高校2年)

10/11(火)、高校2年の生徒たちが修学旅行へと出発しました。4泊5日の行程です。男子部、女子部、共学すべてのグループが羽田空港から出発。この期間、私(岡田)は留守番となりますが、今日は空港まで見送りにやってきました。

7:00集合の女子部。

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沖縄本島を巡ったのち石垣島へと渡り、竹富島、西表島まで足を延ばします。テーマは「平和学習」と「SDGs」。沖縄での平和学習は言わずもがな。「沖縄における持続可能な観光」についても考えます。

朝早くからテンション高いですね。

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こちらも7:00集合の共学・スタンダードコース。

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札幌から小樽、ニセコと回り、洞爺湖周辺、トマム、富良野、旭川と巡ります。全行程4泊5日のうち2泊は民泊。北海道ならではの自然体験とともに、一次産業の現場も体験します。さらに、アイヌの人たちの文化を学ぶ機会もあります。

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7:40集合の共学・プログレスコース。

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福岡から入り、大宰府、吉野ヶ里遺跡へ。長崎ではハウステンボス、平和公園を巡ります。選択により陶芸、イルカウォッチング、カステラ、ステンドグラスの各コースを体験したあと、最後は博多での自由行動となります。

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共学・アドバンスコースは、8:10集合と9:10集合の2グループに分かれます。

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沖縄本島に入り、平和祈念公園、美ら海水族館などを巡り、選択による沖縄文化体験、国際通りでの自由行動などがあります。また、伊江島での民泊では沖縄の生活を体験します。きっと一期一会の出会いがあることでしょう。

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本日最後の集合となるのは男子部。10:00と比較的ゆっくりめです。

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石垣島へ入り、島内巡りや八重山諸島の自然環境体験ののち沖縄本島へ。平和祈念公園、美ら海水族館などを巡り、5名単位でのグループ別行動も。また、沖縄が抱えている問題について考えるワークショップ&ディスカッションの機会もあります。

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コロナ禍の中、過去2年間は修学旅行を中止せざるをえませんでした。今まで「当たり前」と信じて疑わなかったことが、実はそうではなかった──私たちがコロナ禍で痛感したことです。

今回、3年ぶりに修学旅行を行うにあたり、高校2年の生徒たちには、過去2年間の先輩たちの思い、強く記憶に残るはずだった高校時代の行事を経験することができなかった先輩たちの思いを、少しでも想像してもらえたら嬉しいことです。

5日間、大いに学び、楽しんできてくださいね。

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避難訓練を行いました

10/5(水)、桐蔭学園では避難訓練を実施しました。高校、中等とも「2校時の授業中に大きな地震が発生した」との想定での訓練です。

大きな地震が発生したら…

・揺れがおさまるまで机の下にもぐる

・揺れがおさまったら放送の指示にしたがって順に避難を開始する

・校舎内では「さない、けない、ゃべらない、どらない」の「おかしも」を守る

・集合場所ではクラスごとに並び、点呼

──これが桐蔭学園での鉄則です。

校舎から出た生徒たちが集合場所に集まり始めました。

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点呼が終了したクラスからその場に腰を下ろしていきます。

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香川教頭からの講評。

「今、ここで、大きな地震が起きたら果たして適切な行動を取ることができるのか。それを『我が事』としてとらえることができるのか。ここに訓練の大きな意味があるのです」

──生徒たち、真剣に耳を傾けていました。

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今の高校生にとって、東日本大震災は小学生になる前の出来事。生徒たちには、震災を「我が事」としてとらえることができる想像力を持ってほしいと願っています。

 

「くろがねの森鉄道 只見線」運行!(鉄道研究部)

さる10/1(土)、福島県只見町で行われた「水の郷うまいもんまつり」にて、「くろがねの森鉄道 只見線」を運行しました。

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「くろがねの森鉄道」とは、鉄道研究部が桐蔭学園の鵬翔祭(ほうしょうさい)で運行する名物ミニ鉄道のこと。今回はJR只見線が11年ぶりに全線運転を再開するのに合わせ、キハ120形の5インチゲージを製作して只見町に持っていきました。

多くの鉄道ファンの皆さんが「よくできていますね」と、「ミニ只見線」を写真におさめてくださいます(下の写真、中央奥に写っている「本物」と比べてみてください!)。

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JR只見線は2011年の新潟・福島豪雨の影響により、不通区間が残っていました。そこで、鉄道研究部では2015年から学園祭で「只見線応援コーナー」を設置してきたのです。

2019年の学園祭では2名の生徒が会津越川駅のペーパージオラマキットを製作し、募金してくださった皆さまにプレゼントするという企画を行いました。

【その時の記事はこちら】https://toin.ac.jp/principal/?p=4672

「ミニ只見線」は快晴の空のもと、只見町の子どもたちを乗せて軽快な走りを見せてくれます。

只見線

当日は内堀雅雄福島県知事が直接激励に来てくださいました。

「桐蔭学園鉄道研究部の皆さん、只見線の支援活動ありがとうございます。全線運転再開はゴールではなくスタート。今後も支援をよろしくお願いします」とのお言葉をいただきました。

2022年10月1日只見町うまいもんまつり内堀知事激励

引き続き、鉄道研究部はJR只見線の支援活動を行っていきます。