2018年」カテゴリーアーカイブ

授業参観(中学男子&中等前期)、保護者会(高校共学1年)

桐蔭学園では、保護者の皆さまとの連携を大切にしています。そのため、年2回の父母会(保護者会)をはじめ、クラス懇談会(年1~2回)や新入生を対象に行う家庭訪問、保護者授業参観など、学校とご家庭双方向のコミュニケーションを密にするための機会を多く設けています。

5/19(土)、中学男子および中等前期では保護者授業参観が、高校共学1年では保護者会がそれぞれ行われました。

午前中の授業参観の様子です。こちらは授業前。

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中学男子・中等前期校舎は各教室の外にテラスが付いており、そこからご覧になる皆さまも多くいらっしゃいました。

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桐蔭学園では、3年前から「アクティブラーニニグ型授業」を本格的に導入しています。これは、従来の一方通行的な講義型授業に、書く・話す・発表する等のアウトプット型の活動を取り入れて展開する授業のことです。

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ただし、必ずしも1コマ(50分間)ずっと活動をしているということではありません。先生の講義をしっかりと傾聴する時間もあります。この時間もきわめて大切です。

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こちらは理科の実験ですね。保護者の皆さまも興味深々のご様子。

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授業参観は、日常の授業の様子やお子様の学校生活の状況をご覧いただくことはもちろん、ご覧いただいた授業に対するご意見やご感想をお寄せいただき(下の写真)、私たちの今後の授業運営に活かしていくことをねらいとしたのものです。

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保護者の皆さまと私たち教員が協働して生徒の「学び」を深めていく━━そんな学校でありたいと願っています。

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午後は、高校共学1年の保護者会です。4月の入学式以来、初めてとなる保護者会。まずはシンフォニーホールにお集まりいただきました。

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私(岡田)からは、現在桐蔭学園が展開している新しい学びについて、その背景と理念について説明いたしました。

続いて学年主任(関谷)より、学年の指導方針や具体的な取り組み、今後の学校生活の流れ等について、詳細に説明しました。昨年の学校説明会以来、お馴染みの「顔」ですね(笑)。

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ホールでの説明が終了した後は、各ホームルームに移動してクラス懇談会です。アドバンスコース7組にお邪魔して、ちょっとだけその様子を拝見してきました。

最初は少々堅い雰囲気でしたが、クラスの様子をスライドを使って説明していくうちに、みるみる空気が和んでいきました。時折出てくる担任の冗談にも、しっかりと笑ってくださいました。ありがとうございます。

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お子様をしっかりとサポートしていくためには、学校とご家庭との連携が不可欠です。どうか今後ともご協力のほどお願い申し上げます。

本日ご出席いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

SAPIX保護者対象学校説明会

本日(5/18)、SAPIXの保護者の皆様を対象とした学校説明会を行いました。来年4月より、現在の中学校(男子部・女子部)と中等教育学校を中等教育学校に一本化し、男女共学校として新たなスタートを切る桐蔭学園について知っていただくためのものです。

今回の定員は200名、「満席」となりました。ありがとうございます。

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私(岡田)からは「新しい進学校のカタチ」というテーマで、桐蔭学園が次の50年を見据えて展開している新しい教育について説明しました。

「桐蔭学園は、創立以来50年間で培ってきた、きめ細かい大学受験指導と多彩な課外活動という伝統と、次の50年を見据えた先進的な教育を融合させた、新しい進学校のカタチを提案します。そのために、アクティブラーニング型授業、探究、キャリア教育を教育の3本柱と位置づけて、新しい学びを展開しています。さらに、アフタースクールを充実させることで、授業の枠を超えて生徒たちが生き生きと活動できる場を提供していきます。これにより、ますます多様化する社会において、力強く生き抜ける主体性・協働性を身に付けることを目指しているのです。」

大変な関心の高さです。説明の間、終始皆様の熱心な視線に圧倒されていた私です。

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「15歳のグローバルチャレンジ」について説明するコーナーでは、中等6期卒業生(2012年卒)である小畠一真さんに登場してもらいました。下の写真は、恩師でもある橋本・中等準備チームリーダー(左)とのかけあいの様子です。小畠さんは在学中、模擬国連部に所属。世界大会にも出場しました。現在は外務省職員として活躍する小畠さん。桐蔭学園でのさまざまな経験が現在の仕事につながっているとのことです。

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説明会終了後は校舎見学です。来年度の中等新入生が生活する校舎を見学していただきました。皆様、本当に熱心です。

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多くの方にご来場いただき、また大変熱心に聞いていただき、教職員一同感謝しております。皆様のご期待に沿えるよう、魅力ある「新しい進学校のカタチ」を、しっかりとつくり上げてまいります。

 

生徒による花壇の整備(中等前期)

昨日(5/16)の放課後、中等前期課程では生徒による花壇の整備が行われました。「青葉の会」という校内の植物の手入れを担う委員会と、ボランティア生徒約30名が精力的に動いてくれました。

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中等前期・中学男子部の校舎にはテラスがあり、そこには花壇があります。季節柄、雑草が多く生えてきたため、一度きれいにしてから花を植えようということです。

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虫の出現に大騒ぎになる場面も(笑)。

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下の写真のように、すっかりきれいになりました。後日、マリーゴールドを植える予定です。

丹精込めて花を育てるということ、そして花が身近にあるということは、思春期段階の生徒たちにとって大変意味のあることだと思います。

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オープンスクール 2018

本日(5/12)は、毎年恒例となっているオープンスクールです。初夏のさわやかな晴天のもとでの実施となりました。多くの小学生と保護者の皆様がご来場くださり、華やいだ雰囲気です。

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受付ロビーにて。在校生によるおもてなしです。

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まずはシンフォニーホールでのオープニングセレモニー。生徒会長の挨拶に続き、吹奏楽部による力強い演奏です。

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そして、混成合唱部による校歌演奏。大きな拍手をいただきました。

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セレモニー終了後は、いよいよ各講座の教室へと移動します。

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全17講座ありますが、その一部の様子を紹介しましょう。

写真左の講座は「『ちはやふる』の世界を体験しよう」。かるた部による講座です。皆さん競技かるたは初めての体験かもしれませんね。右は「初めてのワクワク箏曲演奏」です。箏曲部の在校生が丁寧に教えてくれます。上手に弾けたかな?

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続いて左は「ボトルアクアリウムを作ろう」。大きめのボトルの中に小さな水族館を作るという本校生物科によるこの講座は、毎年大変な人気となっています。右は「うちわに字を書いてみよう」という書道部による講座です。皆さん筆の使い方には馴れているようです。

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こちらは「レゴで遊びながら英語を学ぼう!」の様子です。ネイティブ教員が中心となって盛り上げていました。レゴで遊びながらだと英語の上達も早そうですね。

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こちら左の写真は「幾何学模様のステキな飾りを作ろう!」です。算数を使って出来上がった飾りは、良いお土産にもなりますね。右は「生き物を大きくしてみたら、何が見える?」という生物科による講座です。さまざまな生物を顕微鏡で観察します。皆さん真剣ですね。

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桐蔭学園のマスコットキャラクター「キリリン」も。

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このオープンスクールには、桐蔭学園の在校生と交流することができる点で、学校説明会とは一味違った面白味があります。ご来場の皆様が楽しい1日を過ごしてくださったならば、この上ない喜びです。

次は学校説明会でお会いしましょう。

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生徒会役員とランチ会(高校男子部・共学)

昨日(5/9)の昼休み、高校男子部・共学の生徒会役員11名とランチ会を行いました。この4月に就任した生徒会役員たちの発案により実現した企画です。

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「生徒の意見を広く吸い上げていく生徒会にしたい」「桐蔭の良さを次代につなげていきたい」「楽しい学校生活が送れるようサポートをしていきたい」等々、みな真剣で熱い「想い」を抱いています。その熱に圧倒され、また頼もしくも感じました。

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一方で、様々な質問も受けました。

「なぜ共学化を決めたのですか?」というものから、「休みの日は何をされているのですか?」といったものまで。

一つひとつ丁寧に答えていきました。

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生徒会の活動が活性化することは、学校全体の活性化につながります。「元気な桐蔭学園」を目指して、一緒に頑張っていきましょう。

しっかり頼みます!

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トランジションゼミ(とらゼミ)開講(高1共学スタンダードコース)

5/8(火)の放課後、高1共学スタンダードコースの希望者を対象としたトランジションゼミ(通称「とらゼミ」)がスタートしました。このゼミは、桐蔭学園の教育顧問である溝上慎一先生(京都大学教授)がオーガナイザーを務めてくださっています。

溝上先生からの約束━━「思ったことを何でも言える場に」「みんなで上に上がっていく」「絶対に人を冷やかさない」。

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まずは各自の自己紹介から。一人ずつ前に出て話していきます。

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「人の役に立つ仕事がしたい」「世界で活躍したい」「このゼミを通じて自分の夢を見つけていきたい」等々━━ゼミを希望した理由は様々です。

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溝上先生は、絶妙のタイミングで質問や突っ込みを挟み込んでいきます。和やかな中にも真剣なやりとりが行われました。

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そして、最初の活動として「この教室を活動しやすい空間にするには?」というテーマでグループワークを行いました。第1回目なので、アイスブレイクも兼ねています。

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最後に各グループから1名ずつが前に出て発表です。最初の自己紹介の時と較べると、ずっと表情が豊かになっているのがわかります。

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本日の発表は全てビデオに撮影し、各自でリフレクションできるようになっています。このようなメタ認知は、自分を高めていく上で極めて大切です。

この「とらゼミ」は、「未来への扉」という探究の授業のアフタースクールバージョン、言ってみればクラブ活動的な位置づけです。一生涯、主体的・能動的に学び続ける力を、楽しみながら身につけてほしいと願っています。