桐蔭横浜大学法科大学院

桐蔭法科大学院Toin Law School

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越後 純子さん

医師として仕事を続け、桐蔭で学び、ダブルライセンスの院内弁護士に。

 越後純子さん

 法曹養成制度検討会議が、司法試験の合格者数を「年間3,000人程度」とした2002年の政府計画の撤廃を提言するなど、司法制度改革の大きな柱が揺らいでいる昨今です。特に法曹人口の急激な増大による弊害がメディアで報道されていることから、法曹を志したいと思いつつも、法科大学院の受験をためらわれる方も少なくないと思います。

 旧来型の法曹需要は、当初想定されたほど伸びていません。その理由として、現場のニーズを弁護士が十分に理解してくれない、あるいは理解してもらうための労力が大きいということが、企業のリーガルアクセスのハードルを上げているという声が聞かれます。しかし、同業者が法律家となればどうでしょう?それこそが、これから求められる法曹ではないでしょうか。

 私は、桐蔭入学前から医師として働いていました。そして、桐蔭での学びを活かして日本初の国立大学附属病院院内弁護士という形でキャリアアップの機会を得て、現在虎の門病院で医療安全管理業務と法務を担っています。決して平坦な道のりではありませんでしたが、改めてその道を振り返ってみると、思い切った一歩を踏み出したことで、今までの規定路線をそのまま歩んでいたら決して経験することができなかった多くのキャリアが築かれていました。

 日本の経済に少し明るさが見え始めているようにも思われますが、長期的には未だ先行きは不透明です。先の見えない社会で、いつ射すともわからない光を待つのか、自分を磨いて自らで光を放つのか、それはあなたの決断にかかっています。未知なる世界に歩み出すことは勇気がいることです。特に一定のキャリアを積み、家庭を持つ社会人はなおさらだと思います。しかし、桐蔭には仕事を続け、自分の適性を見極めながら司法試験に挑戦できる環境があります。あなたも桐蔭法科大学院でハイブリッド法曹への一歩を踏み出してみませんか。

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