仕事を持つ人間の立場や状況をこれほど考えた学校はなかった。
大下 泰高さん ● 大阪市立大学法学部卒業 ● 司法書士 ● 13年3月 桐蔭法科大学院修了 ● 13年9月 司法試験合格 |
1998年、私は司法書士として独立しました。以来、様々なお客様の相談にのって問題を解決してきました。やがて仕事が安定していくのと並行して、何か物足りなさを感じるようになったのです。お客様は私を頼りにしてくれているのに、司法書士では限界があり、応えられない部分がある。これはお客様にとっては不便なことであり、私にとっては不本意なことでした。もっと広範囲にお客様の相談に応えられる弁護士になりたい。そんな思いが日々強くなり、司法試験に挑戦することにしました。
法科大学院の選択に際しては、都内の通える立地にあること、そして仕事を終えてからも間に合う授業開始時間であること。以上の2点から必然的に桐蔭へ入学しました。
資格試験は司法書士の時に経験しているので、私の頭の中には具体的なイメージがありました。それを今回は司法試験というゴールに向けて計画を組み立て、実行しました。
そして司法試験に合格して、この3年間を振り返ると、仕事を持つ人間にとって桐蔭ほど社会人の立場や状況を考えた学校はなかったと思います。正直、司法書士の時と違って1人ではとても続けられなかった。それでもゴールできたのは、個性あるカリキュラム、先生方の熱意、そして同期の人たちとの出会いがあったからこそ。桐蔭と出会えたことに、深く深く感謝しています。