幼稚園で大切に育てているかいこさん。朝、桑の葉をあげてもすぐに食べきってしまうので、お昼ごろ、子どもたちが桑の葉を追加していました。でも、「あれ、今日はあまり桑の葉を食べていないな・・・」と思ったある日、子どもたちが「先生!かいこがくもの巣にからまってるよ!」と大騒ぎをしていました。見てみると、なんとかいこが繭を作り始めているではありませんか!!口から糸を吐き出し、繭を作っているかいこを見て、子どもたちはくもの巣にからまっていると思ったようです。一生懸命頭をふって繭作りをしているかいこさんを見て、子どもたちは「がんばれ!」と応援していました。繭に入った後は、「かいこさんが中で寝てるから、シー!」と白いベットに入っているかいこさんを、そーっと見つめていました。かいこに愛情を持って接し、大切に育ててきたからこその言葉だなと、心が温かくなるできごとでした。
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(続)かいこの飼育
幼稚園で育てているかいこが、だんだん大きくなってきました。大きくなればなるほど、もちろん食べる量も増えるので、次々に桑の葉を採らなければなりません。子どもたちがかいこのためにせっせと桑の葉を採っていますが、園庭にある桑の木は、もうたくさん葉っぱを採ったので、ほとんど無くなってしまいました。どうしよう・・・。このままではかいこさんたちがおなかをすかしてしまう・・・と思っていた矢先に、「先生!これも桑の葉じゃない?」と子どもたちが新たに桑の木を見つけてきてくれました!行ってみると確かにありました!!葉の形を見て発見したそうです。そのあとも2か所ほど、新たに桑の葉が生えているところを見つけてきました。子どもたちはいつのまにか、桑の葉博士になっていました。新しい発見をしたときのドキドキわくわく体験が、子どもたちに豊かな心を育んでいきます。