遊戯室に突如現れた、法被を着た小学生。突然、何が始まるのかと驚いていたら、音楽が流れ、ソーランを踊って披露してくれました。この日、幼稚園にやってきた小学生は、小学校の課外活動「鉄」の子どもたちです。「幼稚園生にソーランを見せたい!」「ソーランを教えたい!」「一緒に踊りたい!」と、いろいろな準備をしてやってきてくれました。小学生の迫力に、始めは圧倒されていた幼稚園生ですが、小学生のお兄さん・お姉さんが優しく教えてくれたおかげで、なんと少し踊れるようになりました!音楽に合わせて体を動かすのって楽しい♪教えてもらってもっと楽しい♪ とても楽しい時間になりました。
今回、中休みの時間を使ってやってきてくれた小学生。校舎と園舎がつながっているからこそ、すぐに来ることができて、交流ができます。憧れの存在がすぐ近くにいることが、幼稚園生にとってはとても刺激になっています。
月別アーカイブ: 2023年3月
ダンゴムシ、み~つけた! #自然との関わり #生命尊重
桐蔭学園幼稚園の園庭は、自然が豊かで、様々な植物や虫の宝庫です。
3月のぽかぽか陽気のある日。木の根元で座り込んでいる子どもたちが、何やら騒いでいます。「先生、見て!ダンゴムシの赤ちゃんがいる!」連れられて行ってみると、体長5ミリほどの小さな小さなダンゴムシがいるではありませんか!こんな小さなダンゴムシをよく見つけたなと子どもたちの発見力に驚きました。[まだ白っぽいね」「これから脱皮するんだよ」「砂の上だとかわいそうだから、葉っぱを持ってこようっと」「ダンゴムシのおうちを作ってあげよう」子ども同士の会話を聞いていると、こちらまで勉強になりますし、優しい気持ちにほっこりさせられます。子どもたちはこうして、ダンゴムシがこれからどうやって大きくなっていくのか実物を見て知ることができます。実体験を伴う経験は、子どもたちの心に深く刻まれていくと同時に、豊かな感性を育んでいきます。
「また赤ちゃんダンゴムシに会えるといいね♪」今日もせっせとダンゴムシ探しに励んでいる子どもたちです。
ラーニングスペースは学びがいっぱい♪ #自ら学ぶ #幼小接続
絵本の時間に、小学校のラーニングスペースへお邪魔してきました。ここには、たくさんの本が置いてあり、リラックスして本が読めるようになっています。1人で読むのもよし、お友だちと一緒に見て楽しむのもよし、子どもたちが本を手に取りたくなる環境になっています。この日も、電車が大好きなお友だち2人が、一緒に一冊の本を見て新たな発見をしたり、幼稚園にある絵本よりも、もっとちいさな字の本を読んでいる子がいたりして、子どもたちは刺激を受けているようでした。
また、このラーニングスペースにあるものは本だけではありません。魚や昆虫などの生き物がいたり、標本があったりします。この日は、暗闇で光る石が展示されていて大騒ぎ!すかさず鉱石図鑑を持ってきて、石の名前を調べていました。
ここにいるだけで、子どもたちは自分から「もっと知りたい!」「もっと本が読みたい!」という意欲が湧いているようでした。自ら学びたい!と思ったことは必ず身に付きます。それを実現してくれる場所がラーニングスペースです。「小学生になったら、毎日来れるね!」と、小学生になることの期待がますます膨らんでいる年長さんでした。