子どもたちの日常」カテゴリーアーカイブ

電車に乗ったよ♪ #社会生活との関わり #一貫教育

 ある日外遊びに出ると、園庭の先に、なんと電車のレールが敷かれているではありませんか!近くには、電車と本物そっくりの踏切などがあり、子どもたちは大興奮!!高校・中等教育学校鉄道研究部の皆さんが、幼稚園の子どもたちを電車に乗せてくれました。
 乗車中のお約束を聞き、いざ電車へ!鉄道研究部のお兄さんの運転で、出発です。「いってきまーす!」とみんな満面の笑顔で電車に乗せてもらいました。お兄さんたちが手取り足取り優しく教えてくれたおかげで、みんな安全に乗ることができました。「けっこう速かった!」「おもしろかった♪」と、子どもたちは口々に乗った感想をお話していました。電車好きな幼稚園生には楽しすぎてたまらなかったようです。一貫校ならではのイベントとなりました。
 

 

最後のスピーチ、最高でした! #言葉による伝えあい

 3月18(月)、幼稚園の修了証書授与式が行われました。1人1人が立派に修了証書を受け取り、 大きく成長した姿を保護者の皆さまに見ていただきました。そして、壇上から幼稚園最後のスピーチ「3年間で一番心に残っていること」をお話しました。このスピーチが幼稚園生活の集大成、これまで培ってきた、「自分の思いや気持ちを言葉で相手に伝える力」を思う存分発揮する場面でした。
 夏に幼稚園にお泊まりしたこと、運動会でソーランを踊ったこと、外遊びで鬼ごっこをしたことなど、一番心に残っていることを思い思いにお話しました。自分の言葉で自分の思いを堂々とお話する姿に、会場中から温かい拍手が送られました。ドキドキしている様子の子もいましたが、皆元気よくお話ができ、その表情はキラキラと輝いていて、自信に満ち溢れていました。また、自分の順番を待っている間は、1人1人のお友だちの思い出エピソードをよく聞き、お友だちの晴れの姿をしっかりと目にやき付けていました。
 3年間で心も体も大きく成長した年長さん、卒園しても幼稚園のことをずっとずっと覚えていてね!卒園おめでとうございます。

 

幼稚園を卒園する年長さん #異学年交流 #社会生活との関わり

 卒園式前日、年中さんと年少さんが、年長さんのお部屋へ行って、最後のお別れをしました。年中さんは、年長さんになんとお手紙を書いてくれました!かわいいお花のネックレスやブレスレットも作ってくれました。年少さんは、「小学生になっても使えるように」と時間割表を作ってくれました。これまでいろいろな場面でお世話になった年長さんと、最後にお別れができました。年長さんは、毎年恒例の自分で育てたあさがおの種を、プレゼントしました。これまで年長さんが、手をつないだり、着替えを手伝ったり、困っていることを助けてくれたりして、いろいろとお世話をしていた姿を、年少さんと年中さんがよく心に焼き付け、4月になったらそれと同じことを、新しい年少さんへやってくれることでしょう。こうやって年長さんのふるまいが、自然に下の学年に受け継がれていっています。
 年長さんは、先生方やお世話になった給食さん・運転手さん・植栽さんともお別れをしました。お手紙を書いて、いままでのお礼を伝えました。これからも「ありがとう」の気持ちをを忘れない人でいてほしいと願っています。

 

小学校のPC教室へ! #幼小接続

 プログラミングの時間は、いつも幼稚園の遊戯室で行っていますが、この日はなんと小学校のPC室へ連れていってもらいました!年長さんがPC室に入るのは初めてです。ずらっと並んだパソコンを見て、わくわくが止められない様子でした。この日は、自分たちで撮った写真に声で音を付けてみました。iPadの使い方にも随分慣れて、グループで楽しんでいます。
 いつも午後遊びに来てくれている5年生から、「パソコンの授業がある」という話は聞いていたのですが、「ここがパソコン教室か~」と、話だけではなく実際に体験をすることができました。小学校での生活がイメージできたことと思います。

 

絵本の貸し出しを始めました♪ #豊かな感性と表現 #数量や図形、認識や文字などへの関心、感覚

 幼稚園にある絵本を、家に持って帰って楽しむ取り組みを始めました。貸し出し期間は1週間。園の絵本をご家庭でも楽しめるようになりました。絵本を読むのが大好きな子どもたち。選ぶことも楽しいようで、園舎内の絵本スペースを訪れて、どの絵本にしようか手に取ってあれこれと考えていました。自分で「これを読みたい!」と選ぶことを大切にしています。自分で手に取った絵本を、興味を持って読むことでしょう。
 絵本を読んでいると、お話の世界に入りこみ、まるでその世界にいるかのような感覚を味わうことができ、想像力が膨らみます。絵本に出てくる世界は子どもたちの好奇心を刺激し、豊かな感性を育みます。また、様々な言語表現は子どもたちの言葉の獲得に大きく影響します。絵本は子どもたちの成長に良いことだらけです。桐蔭学園幼稚園では、子どもたちが絵本を楽しむ環境を整え、絵本が大好きな子を育てます!

 

誕生会のだしもの #協同性 #思考力の芽生え #言葉による伝え合い

 年長さんが自分たちで決めた出し物を、自分たちで運営して、誕生会でやってみました。出し物は「どんぐりむらのぱんやさん」の読み聞かせと、雪キャッチゲームです。
 まずは絵本の読み聞かせ。遊戯室のスクリーンに絵本を映し出しながら、1人2~3文ずつ読み、隣のおともだちにマイクを渡していきました。1人2回、自分の番が回ってきて、順番に読んでいくと、年長さん全員で絵本1冊を読み聞かせたことになります。ちょうどおゆうぎ会の劇の練習をしていて、「大きく」「ゆっくり」「はっきり」を心掛けて、心を込めて読んでいました。少し長めの物語でしたが、年少さんも年中さんも、じっと見て聞いていました。
 雪キャッチゲームは、どんなルールにしようか、みんなで考えて決めました。「年少さんも年中さんも楽しめるように」ということを第一に、あれやこれやと意見を言いあって、「雪をキャッチできたらOK」「もしキャッチできなかったら、最後にもらえるようにする」というルールに決まりました。やってみて、「楽しんでくれてよかったね」と、うれしそうにしていた年長さん。小さなおともだちのために、いろいろなことを考え相談しあった経験が、大きな学びになっています。

 

絵本をプレゼンしました♪ #言葉による伝えあい 

 12月・1月生まれの誕生会は、年長組が出し物の担当でした。みんなでどんな出し物をしようか話し合い、「絵本の読み聞かせ」と「雪キャッチゲーム」の2つをすることになりました。
 絵本の読み聞かせでは、絵本選びも子どもたちが相談して決めました。自分がおすすめの絵本を持ってきて、「お話の簡単な内容」と「どうしてこの絵本にしたのか」を発表しました。内容の要約をしたり、その絵本のおもしろいところを伝えたりして、それを聞いた子どもたちが、どれにしようか考えて、「どんぐりむらのぱんやさん」に決まりました。
 絵本を持ってきてくれた子は、言葉で自分の考えや思いを伝え、一生懸命に聞いてくれる子がいたお陰で、伝えることの楽しさを感じていたようです。また、聞いている子も、年少さんや年中さんに思いを寄せ、どの絵本が喜んでもらえそうか、あれこれと考えていました。絵本が決まって、次は読むことに意欲を湧かせていた子どもたちです。

 

iPadでゲーム作り #思考力の芽生え #共同性

 年長さんのプログラミングの時間は、iPadを使っていろいろなことに挑戦しています。教えてくださるのは、小学校の先生です。「スプリンギン」というアプリを使い、絵を描いたり、声を録音したりして、自分で作ったキャラクターを自由に動かしたりしています。
 いろいろなことができるようになったので、その機能を組み合わせ、最近は転がして遊ぶゲームを作っています。ゴールにたどり着くまでに様々な障害物を置いていくのですが、最初はすぐにゴールできてしまっていて、それでは面白くない、と気づいたこどもたち。今ではとても複雑は仕掛けを次々に設定するようになり、とても難しいゲームになってきました。先日は、お友だちがどんなゲームを作ったのか、見せ合いました。お互いにやらせてもらうことで、「そんな仕掛けを作ったのか!」と、お友だちの仕掛けを知り、参考にして、更に自分のゲームを工夫する姿が見られました。お友だちと刺激しあいながら、思考力を育んでいます。

 

5年生と遊んだよ! #幼小接続

 先日、給食を食べたあとの時間に、5年生が遊びに来てくれました。5年生が「幼稚園に行きたい!」と言ってくれて、実現しました。大きいお兄さん・お姉さんが遊びに来てくれて、子どもたちは大喜び!特に年長さんは、1年生になったときに、5年生が6年生になっていて、そこでまたお世話になるので、今から触れ合えるのは、校舎と園舎が隣合っている利点です。一緒にバスケットをしたり、円になってボールを転がす遊びをしたりして、楽しんでいました。中には、幼稚園からの卒園生もいて、成長した姿を見せてくれてました。「さくらさんの大先輩!」「がんばりカード、金メダルとったよ」と幼稚園のことを覚えていて、お話してくれていました。
 5年生に、その後の5時間目の授業は何か聞いてみると、「図工!楽しいよ♪」「パソコン」「英語」と教えてくれました。年長さんはそれを聞いて目を輝かせていました。もっといろいろ小学校生活のお話を聞いてみたい!と思った年長さんでした。

 

春が待ち遠しいね♪ #自然との関わり・生命尊重

 本格的に冬がやってきたある日、年中さんが花壇の前でウキウキしていました。手には何かを大事そうに持っています。年中さんが手の平に持っていたのは、チューリップの球根です!春にひまわりの種まきを経験している年中さん。球根は種と違って随分大きくて驚いていました。植栽さんが説明をしてくれた後、花壇の土に穴を掘って、球根を入れていきました。大事に大事に球根を持って、穴に入れて、「そっとだよ。」「うまくできた!」などと言いながら土をかけていました。
 まずは芽が出るのを楽しみにしている年中さん。どの球根から何色のお花が咲くのかは、お楽しみです♪温かくなって春が来たら、ステキな花を咲かせてくれることでしょう。そのとき、年中さんは年長さんになっています。幼稚園で一番お兄さん・お姉さんになる日も、もうあと少しです!