月別アーカイブ: 2023年10月

今日のニュース #社会生活との関わり #思考力

2学期になり、年長組では朝のホームルームで、「今日のニュース」を発表しています。子どもたちが「みんなに知らせたい」と思ったことを、前に出て伝えてもらっています。ニュースの内容は日本国内で起きた事件、今日の天気予報、「今日は何の日?」、世界で起きたニュース、身近な家族のできごとなど、バラエティーに富んでいます。いろいろなニュースを聞き、子どもたちはそれを自分の生活に役立て、知らなかったことを知ることができる大切な機会になっています。いろいろなニュースを発表してくれるお陰で、「自分でも調べてみたい」という子が増えてきました。また、調べたことを頭の中で整理して発表することで、スピーチ力や思考力も育まれてきました。みんなのニュースのおかげで、子どもたちの世界が広がっています。クラスのみんなが興味をもったニュースについて、みんなでさらに調べてみる活動に広げていきたいと思っています。

 

秋の自然に囲まれて #自然との関わり・生命尊重

 豊かな自然に囲まれた桐蔭学園幼稚園は、園庭はもちろんのこと、少しお散歩に行けばたくさんの自然に出会えます。
 幼稚園の前の坂を下りてすぐの場所に、小学生の実習田と、子どもたちが植えるのを手伝ったさつまいも畑があります。「もうすぐおいもほりだね♪さつまいも、どうなったかな?」と畑を見に行ってきました。畑に到着して最初に目に入ってきたのは、5年生が育てているお米です。もうすっかり稲穂が実っていました。一粒だけ採らせてもらい、籾殻を剥いてみました。中から米粒が出てきて、大歓声!「お米がなっているのを見たのは初めて!」という子もいました。
 さつまいも畑は蔓がたくさん伸びて、ジャングルのようでした。「畑では雑草を抜く。そうすれば植えているものが大きく育つ」ということが染みついている子どもたち。気付くと抜いた雑草を大量に抱えていました!さつまいもは土の中なのでもちろん見えませんでしたが、蔓で紫色の部分を見つけて、「ちょっとさつまいもっぽいね」と、土の中のさつまいもに思いを馳せていました。
 他にも、大きなへちまのトンネルを通ったり、猫じゃらしを採ったりして、秋の自然に触れ、変わりゆく季節を肌で感じている子どもたちです。

 

リレーの作戦会議中! #言葉による伝えあい #協同性 #思考力

 年長さんがチームごとに集まって何やらひそひそ話し合っています。これは、運動会のリレーの作戦会議をしているところです。「速く走るには」「バトンの渡し方」「走る順番はどうする?」等、チームで様々な作戦会議を繰り広げてきました。これまで「作戦会議」→「チームで練習」→「みんなで競争」ということを繰り返してきました。勝負ごととなると、話し合いも真剣です。時には意見が食い違うこともあり、まとまらないこともありましたが、1位になるためになんとか折り合いをつけ、乗り越えてきました。チームで心を一つにして1位を目指す中で、うれしかったり悔しかったり、時には喧嘩もしたりして、いろいろな心の揺れがありました。様々な紆余曲折を経験し、心が大きく成長した年長さんです。

 

みんなが見ている目線の先では #幼小接続

 外遊びをしていたある日、小学校のグラウンドから大歓声が聞こえてきました。何かと思って見に行くと小学生が運動会の練習をしていました。この日は5年生が騎馬戦をしていました。様子が気になって仕方がない年長さん。自分たちも運動会の練習中ですし、何やらとても面白そうなことをやっているな、としばらくじっと見ていました。「僕もやりたいな・・・」「小学生の運動会ってこんな感じなんだ」と興味津々の様子でした。
 すぐ隣が小学校なので、いつでも小学生の姿を目にすることができます。「楽しそう!」
「やってみたいな♪」と期待に胸を膨らませ、「いつかあんなことをするかもしれない!」と小学生になった自分をイメージすることができる環境です。一歩先を行く先輩の姿を見ることができて、良い刺激になっています。縦割りグループで昨年仲良くなった一つ上の学年のお兄さん・お姉さんに会えることも、楽しみにしています。

 

ソーランをカッコよく踊るために #言葉による伝えあい #協同性 #チャレンジ力

 年長さんが運動会でソーランを踊ります。桐蔭学園幼稚園史上、初のチャレンジです!小学生のソーランチームに踊りを教えてもらったことをきっかけに、今年は「ソーランをやってみたい」「鳴子をやったみたい」と初挑戦することにしました。
 踊りの練習は子どもたち主体でやってきました。一つ一つの動きは、どうやったらカッコよくなるのか、意見を出し合いました。円になると、なんでも言い合える雰囲気になるのです。例えば、最初のかまえのポーズでは「手は耳のうしろ」「地面とにらめっこする」など、気を付けるポイントを自分なりの言葉で伝え、みんなで試し、踊りに取り入れていきました。どの動きも全て子どもたちの「カッコよく踊りたい」という思いが詰まっています。みんなで踊りを作りあげていく中で、年長さんの心も一つになっていきました。運動会の学年目標「みんなで心を一つにする」が達成できそうです。

 

年中さんプロデュースの誕生会 #協同性 #主体的な活動

 9月26日(火)、8月生まれと9月生まれのお友だちの誕生会を開催しました。桐蔭学園幼稚園では、全園児が遊戯室に集まって、その月のお友だちをお祝いしています。この日の誕生会のプロデューサーは、なんと年中さんです!自分たちでどんな誕生日会にしたいのか意見を出し、準備をして、当日の運営もしました。ステキな飾りを作って遊戯室を飾り、♪「ハッピーバースデー」の歌を楽器で盛り上げ、司会もやっていました。一人一人が自分の役割を果たそうとしている姿がありました。歌「にんげんていいな」の発表もあり、誕生者のお友だちだけでなく、みんなが楽しみ、年中さんから温かい気持ちをいっぱいもらった会になりました。