少し前の園庭はどんぐりでいっぱいでしたが、今は辺り一面の落ち葉に、様変わりしました。たくさんの落ち葉は、子どもたちの格好の遊び道具です。おままごとでご飯のおかずになったり、ケーキのトッピングになったりしています。
ある日、風が吹いてきて、木からハラハラと落ち葉が舞い落ちたことがありました。それを見た子どもたちは、「落ち葉のシャワーだね!」と、自分で上に投げ上げてゆっくり落ちてくる遊びを見つけ出しました。手で落ち葉をかき集め、上に投げ上げる遊びを何度も何度も繰り返し楽しんでいました。そのうち、「シャベルの方が、たくさん集められるよ。」と道具を使い出す子や、「ベットみたいだね」とフカフカの落ち葉の上でリラックスする子も出てきました。落ち葉を触って感触を確かめながら、五感をフル活用して遊んでいます。季節が秋から冬へ移り変わっていることを肌で感じている子どもたちです。