翌日に卒園式を控えた3月15日(火)、お別れ会をしました。それぞれの学年でプレゼントを作り、年長さんと交換をしました。年少さんは可愛らしい時間割表、年中さんはキラキラの鉛筆立てを作りました。どちらも、小学生になったら使える物です!年長さんは手紙を書き、自分たちで大切に育てたあさがおの種を付けて渡しました。年長さんは代々、自分たちが育てたあさがおの種を、小さなお友だちに渡して受け継いでいます。渡す相手は、2学期に運動会や遠足、お店屋さんごっこなど様々な行事で一緒だった異年齢グループのお友だちです。プレゼント交換をして、最後のお別れをしました。お別れの淋しさはもちろんですが、それぞれが一つ上の学年に進級することを実感した日にもなりました。
年長さんが、年中さんに「次のさくら組、がんばってね!」と声をかけていたのが、とても印象的でした。「自分たちは卒園していなくなるけど、あとはよろしく頼むよ」という意味が込められている感じがしました。昨年度の年長さんから受け継いだバトンを、自分たちも無事に次の年長さんへ渡すことができ、幼稚園を巣立っていく年長さんがとてもまぶしく見えた瞬間でした。