振り返ることって大切! #言葉による伝えあい #思考力の芽生え

 年長さんは活動の後に、みんなで振り返りをするようにしています。例えば、年長さんと年中さんで一緒にお散歩に行ったあと、お散歩していてどんな草花を見つけたのか、みんなに見せて知らせます。それを聞いていた他の子は、「次は自分も見つけたい!」とお友だちからの情報を活かすようになります。また、年中さんと一緒だったときに、どんなことに気を付けていたか、どんなことで困ったかをみんなで共有して、次はどうしたらいいか、みんなで考えてアイディアを出し合います。自分一人では困ってしまったとしても、他のお友だちの考えを聞くことで次に活かせそうなことを考えておきます。みんなで振り返り、お互いの意見を聞いて、お互いの足りない部分を埋め合っている感じがとても良いです。

 また、わくわくデーで思い切り遊んだ後の振り返りでは、それぞれがどんなことをして遊んでいたのか、情報交換の場になっています。お友だちの遊びを聞いて、「自分もやってみたい!」と言う気持ちが生まれ、遊びが広がるきっかけになっています。継続して遊びたいことやうまくいったこと・うまくいかなかったことなども発表し、翌日にまた試してみたりしています。

 更に、みんなで振り返ることでお友だちの話をよく聞こうとします。自然と聞く力が育っています。普段から振り返りを積み重ね、みんなで育ちあっています。