年長さんが自分たちで決めた出し物を、自分たちで運営して、誕生会でやってみました。出し物は「どんぐりむらのぱんやさん」の読み聞かせと、雪キャッチゲームです。
まずは絵本の読み聞かせ。遊戯室のスクリーンに絵本を映し出しながら、1人2~3文ずつ読み、隣のおともだちにマイクを渡していきました。1人2回、自分の番が回ってきて、順番に読んでいくと、年長さん全員で絵本1冊を読み聞かせたことになります。ちょうどおゆうぎ会の劇の練習をしていて、「大きく」「ゆっくり」「はっきり」を心掛けて、心を込めて読んでいました。少し長めの物語でしたが、年少さんも年中さんも、じっと見て聞いていました。
雪キャッチゲームは、どんなルールにしようか、みんなで考えて決めました。「年少さんも年中さんも楽しめるように」ということを第一に、あれやこれやと意見を言いあって、「雪をキャッチできたらOK」「もしキャッチできなかったら、最後にもらえるようにする」というルールに決まりました。やってみて、「楽しんでくれてよかったね」と、うれしそうにしていた年長さん。小さなおともだちのために、いろいろなことを考え相談しあった経験が、大きな学びになっています。