年長さんが、春の自然を探しに散歩に出かけています。これまで、学園内の実習田や、サッカー場、鉄神社に行きました。首から下げられるマイ図鑑を必ず持参していくので、行った先々で見つけた植物や生き物を照らし合わせて、名前を覚えたり、友だちと教え合ったりしています。先日シンフォニーホールの裏を散歩していたときです。こどもたちが、「あー!!」と言いながらバーッと駆け寄ったのが、なんと大きなタケノコです!それも一つではなく、何本もありました!!これまで、絵本の中や図鑑でしか見たことがなかったから本物を見たのは初めて、という子も多くいて、恐る恐る触ったりにおいを嗅いだりしていました。にょきにょきと土から顔を出したタケノコは、子どもたちの背よりも大きなものもあり、背比べをしてタケノコの高さを調べている子もいました。
「年少さんや年中さんにも見せてあげたい!」と、折れているものをいくつか園まで持って帰ってきました。子どもたちの玄関に飾っています。植栽さんが、本物の竹を持ってきてくれて、タケノコのその後もわかるような展示にしています。
年長さんが見つけた大発見が、年少さんや年中さんの興味や関心を広げ、園全体の学びになっています。