投稿者「toin-ekl03」のアーカイブ

次へのバトン

 翌日に卒園式を控えた3月15日(火)、お別れ会をしました。それぞれの学年でプレゼントを作り、年長さんと交換をしました。年少さんは可愛らしい時間割表、年中さんはキラキラの鉛筆立てを作りました。どちらも、小学生になったら使える物です!年長さんは手紙を書き、自分たちで大切に育てたあさがおの種を付けて渡しました。年長さんは代々、自分たちが育てたあさがおの種を、小さなお友だちに渡して受け継いでいます。渡す相手は、2学期に運動会や遠足、お店屋さんごっこなど様々な行事で一緒だった異年齢グループのお友だちです。プレゼント交換をして、最後のお別れをしました。お別れの淋しさはもちろんですが、それぞれが一つ上の学年に進級することを実感した日にもなりました。
 年長さんが、年中さんに「次のさくら組、がんばってね!」と声をかけていたのが、とても印象的でした。「自分たちは卒園していなくなるけど、あとはよろしく頼むよ」という意味が込められている感じがしました。昨年度の年長さんから受け継いだバトンを、自分たちも無事に次の年長さんへ渡すことができ、幼稚園を巣立っていく年長さんがとてもまぶしく見えた瞬間でした。
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みんなで劇を形にすることができました

 1月からみんなで少しずつ準備を始め、2月のオンライン期間中も練習を続け、3月になり、ようやく劇を形にすることができました。どんな劇をしようか、みんなで相談をするところから始め、子どもたちのアイディアがたくさん詰まった台本ができあがった矢先に、新型コロナウィルスの影響で臨時休園となりました。臨時休園中は、週2回Zoomでホームルームをしていたのですが、1人ずつ台詞を言ってみたり、歌を歌ったりして、練習を続けてきました。年中さんは、Zoomの中で相談をして、踊りの振り付けを決めたりもしていました。ご家庭のご協力をいただき、オンライン期間中でも練習を止めなかったお陰で、登園再開後すぐ、3月にはみんなで劇を形にすることができました。子どもたち、ご家族の皆さま、先生たち、みんなの力を合わせて、劇を作りあげることができました。その過程では、新たな可能性をたくさん見出すことができた学芸会でした。
 コロナ禍で今まで通りにできないことが、他にもたくさんあった一年でしたが、できないことを嘆くのではなく、子どもたちのことを真ん中に考え、教員一同で知恵を出し合い、新しい形を生み出していくことも楽しい一年でした。
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ZoomでHR♪

新型コロナウィルスの感染が急激に拡大している影響で、幼稚園は休園しています。休園中でも園とのつながりが持てるように、オンライン保育を行っています。3日(木)と4日(金)は、Zoomでホームルームをしました。ご家庭のご協力のお陰で、画面越しではありますが、みんなで会うことができました。

いつもの時間に、いつもの朝の歌を歌い、元気にご挨拶・・・直接会うことはできませんが、お友だちや先生の顔が見られて、みんなうれしそうでした♪
そして、踊りを踊って体を動かしたり、ゲームをしたり、園でやっていた学芸会を画面越しにやってみたりしました。折り紙を折ったり、鍵盤ハーモニカを演奏したり、3日(木)は節分でしたので豆まきもしました。
登園できなくても、Zoomでいろいろなことができます!今週もいろいろな可能性を探してみんなでチャレンジしてみたいと思っています。
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今日のニュースをお伝えします!

年長組の朝のホームルームでは、「今日のニュース」というコーナーがあります。家庭でテレビを見たり新聞を読んだりして、調べてきたことをみんなに発表してくれています。その日の気温や天気、起きた事件、コロナの感染者数などです。お当番さんが、ホワイトボードに書き留め、一日中見られるようにしています。

子どもたちは、お友だちの発表を聞き、その情報を自分たちの生活に取り入れています。例えば、「今日は夜から雨が降ります」というお知らせがあれば、「明日は雨かもしれないから今日たくさん外遊びをしよう!」と遊ぶ場所を選択する判断材料にしたり、「今日の最低気温は、-1℃です。」というお知らせを聞き、「今日も霜柱探しをしよう!」と、気温の変化を感じとり、その季節ならではの遊びをしたりしています。最近では、年中組でも、この「ニュース調べ」が始まっています。子どもたちは今、社会で起きているできごとを知り、その情報を役立てながら生活しています。これは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の「社会生活との関わり」を育んでいるところです。

先日は、トンガの海底火山が噴火したことをお知らせしてくれた子がいました。日本国内だけではなく、世界にも目を向けるきっかけになりました。また、その噴火の影響で日本にも津波が来たことを知り、防災についても再確認をする時間になりました。世の中で起きていることから、たくさんの学びを得ています。
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サンタさんが やってきた!

22日(水)は、幼稚園のみんなでクリスマスこども会をしました。まず、年長さんが、クリスマスのお話の劇を披露してくれました。サンタさんが落としていったプレゼントを魚さんや動物さんたちが、持ち主を探して届けに行くお話です。年少さんも年中さんも、楽しんで見てくれていました。そして、ダンスタイム♪みんなで運動会で踊った遊戯を踊り、体を動かしました。年長さんからは、すてきなハンドベル演奏もあり、とても楽しい会になりました。会の最後には、なんと、サンタさんがやってきました!桐蔭学園幼稚園の子どもたちのために、わざわざ駆けつけてくださいました。サンタさんの登場に、子どもたちは大興奮!!少しサンタさんとお話させてもらって、ますます大興奮の様子でした。サンタさんが帰ったあとも、いつまでもいつまでも手を振って名残惜しそうな子どもたちでした。

ちなみに、子どもたちがかぶっている帽子は、年少さんがサンタクロースの帽子、年中さんがトナカイの帽子、年長さんがとんがり帽子で、この日のために制作したものです。年少さんも年中さんも年長さんも、良い子ばかりなので、きっとみんなのおうちにもサンタさんがやってきてくれたことでしょう! メリークリスマス☆

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霜柱 みーつけた!

ある日、年少さんが外遊びに出ると、園庭が辺り一面、白く輝いて見えました。いつも通りに走り回って遊んでいると、足元が何やらいつもと違う感じに気づいた子どもたち。「シャリシャリするよ!」と、踏んだ感触を楽しんでいました。シャリシャリの正体は、霜柱!!「袋に入れて、持って帰りたい!」というご要望にお答えして、ビニール袋にいれてみました。たくさん袋に詰めていましたが、降園の頃には、「水になった!」と、その変身ぶりに驚きの様子を見せていました。不思議な現象に直接触れる体験を通して、子どもたちの好奇心や興味・関心が更に広がっています。★DSCN0452★DSCN0453

 

楽しかったね♪ お店やさんごっこ

12月15日(水)、16日(木)の2日間は、子どもたちが待ちに待っていたお店の開店の日でした。幼稚園の園舎内は、あちこちにお店が設置され、子どもたちは朝から大興奮!店員さん役とお客さん役に分かれて、お店屋さんごっこを始めました。

店員さんたちは、「いらっしゃいませ~!」をとても元気に言って、大はりきりでした。年長さんがお会計をし、年中さんが買いましたシールを貼り、年少さんが「はい、どうぞ」と渡す役割分担も、チームワークよくやっていました。これまで作りためてきた、廃材による品物は、あっという間に売れていきました。

お客さんも、いろいろなお店へ行き、たくさん品物を買い、お買い物袋は買った品物でいっぱいでした。事前に、商品カタログを配付していたので、お家で買いたいものをチェックしてきている子もいました。ご家族でカタログを見て、「パパに、これを買ってきてね♪」とお家の方全員でお買い物ごっこにご参加いただいたご家庭もあったようです。お買い物は異年齢のペアで行きました。大きなお友だちは、「どこのお店に行きたい?」と小さなお友だちに聞いてから出発していき、自然と思いやりの心で接することができていました。

このお店屋さんごっこは、準備から当日まで全て異年齢のグループでの活動です。自分のクラスではないお部屋に行って制作をしたり、異学年のお友だちと協力してお店を開いたりすることを通して、お互いに影響を与えあい、育ちあっています。
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レジは年長さんの役目!

お店屋さんごっこでの店員さんのお仕事は、各学年に応じたお仕事内容になっています。年長さんは、お客さんからお金を受け取り、お釣りを考えてお返しします。年中さんは、お客さんが買った品物に、「買いました」の証として、シールを貼ります。そして年少さんが、
「はい、どうぞ。」とお客さんに品物を手渡します。みんな、お金のやりとりをしたいのですが、このお金のお仕事ができるのは、年長さんです。
このときに使うお金は、幼稚園の手作りのお金です。10円札、5円札、1円玉があります。品物は10円以下になるように子どもたちが決めていて、例えば、「10円札で、7円の物を買ったら、お釣りはいくらになるでしょうか?」というのを、自分の指を折り曲げて数えながら考えます。指はちょうど10本ですので、「1、2、3、4・・・」と数えながら指を一本ずつ折り曲げていき、折り曲げなかった指の数がお釣りです。
お店屋さん開店に向けて、年長さんはレジごっこをして遊びました。おもちゃに値段を付けて、レジでのやりとりをお友だちとやってみました。店員さんとお客さんに分かれ、身の回りの物に値段を付け、楽しくお釣りを考えています。遊びの中で、自然と数量感覚が身につき、楽しく学んでいます。
また、最初は10円札と1円玉のみだけでやりとりをし、慣れてきたら、5円札も使いました。5円札を使うと、「早くお返しが渡せるようになった!」「渡し間違いがない!」と、その便利さを実感していました。実際の経験を通して学んでいくことが、この時期の子どもたちには、とても大切なことだと考えています。これからも、実体験を通して楽しく学べるようにしていきます。
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英語の先生とクリスマス☆

まもなくやってくるクリスマス☆
幼稚園舎内も、クリスマスソングを歌う声が聞こえてきたり、クリスマスツリーが飾られたりしていて、子どもたちはもうすぐやってくるクリスマスをとても楽しみにしています。
英語の時間には、クリスマスにちなんだゲームをしました。クリスマスソングが流れる中、音楽が止まったときに、ちょうどおもちゃを持っていた子が、封筒からカードをひくことができるゲームです。封筒の中にはクリスマスのキャラクターやグッズのカードが入っていて、みんなで英語で言ってみました。
そして、クリスマスソングの英語バージョンをみんなで歌いました。歌ったり踊ったりするのが大好きな子どもたちは、楽しくダンスしながら、元気に歌い、ますますクリスマスが楽しみになったようです。ロウソクを灯してお祝いすることも教えていただき、他の国のお祝いの仕方を知ることができ、世界が広がりました。
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みんな大好き♪品物作り

最近の子どもたちは、お店屋さんごっこの開店に向けて、大忙しの日々を送っています。「先生、行ってきま~す!」と元気に出かけていく子どもたち。どこへ行くのかというと、お店の品物作りをするために、いつもとは違う保育室へ。そこでは、通称「どんぐりグループ」という異学年のグループで、せっせと開店準備をしています。今年は年長さんからアイディアを出してもらい、「クリスマスグッズ屋さん」「ゲーム屋さん」「焼肉屋さん」「ホットドッグ・ジュース屋さん」「ケーキ屋さん」「アクセサリー屋さん」の6店舗になりました。お店の品物の材料は、すべて廃材です。ご家庭から、持ってきていただいた空き箱や牛乳パック、食品トレイなどでできています。たくさんのご協力をいただき、たくさん集まりました。
品物作りでは、大きなお友だちが小さなお友だちをお世話しながら制作をしています。「ここ、押さえてて。僕がテープで止めるからね。」「一緒に糊つけよう!」と力を合わせて作りあげています。小さなお友だちも、大きなお友だちから優しくしてもらって、とてもうれしそうです。異学年での関わりを通して、それぞれが刺激を与えあい、互いに育ち合っています。また、廃材を使った工作を続けていくうちに、「これは○○に使えそうだね」と、給食で出た空き箱やプリンカップを再利用しようとしたり、廃材を見て、「これでロケットが作れそう♪」と自分で創造する力も育ってきています。
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