園生活に慣れてきた年少さん。制作で、切ったり貼ったり塗ったりする経験を積み、いろいろなことができるようになってきたことで、遊びも広がってきました。1学期の終わり頃に一番お気に入りの遊びは、廃材を使った工作遊びでした。
ご家庭から空き箱やトレイ、牛乳パックなどを持ってきていただき、それを遊びに使っています。最初は箱やペットボトルをもらえることが、とにかくうれしい!という様子でしたが、少しずつ遊びが発展していき、箱にお絵描きをしたり、箱にテープを貼ったり、箱を切ったりするようになっていきました。クラフトテープなら自分でちぎることができるので、箱同士を繋げたり、違う素材をくっつけたりすることもするようになりました。いろいろな素材に触れて、自由に描いたり作ったりすることを楽しんでいます。また、自分で作ったものを遊びに使い、持ち帰るまで大事にする姿も見られるようになりました。ご家庭からは、「このアイスの箱、取っておくんだ!と言うようになりました。」とのお話を聞きました。日常生活の中に、遊びに使う材料が身近にあることにも気づくようになったようです。
子どもたちが、イメージしたことを自分なりに作ってみることで、表現力や創造性を育んでいます。