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はつか大根を食べたよ! #自然との関わり・生命尊重 #健康な心と体

 今年も、はつか大根の栽培をしました。種を蒔き、かわいいハートの芽が出たことをみんなで喜びました。その後は、雑草を抜きに畑に通いました。行く度にぐんぐん大きくなっていくはつか大根の成長を、みんなで驚いたり喜んだりしました。年少さんは初めての栽培でしたが、雑草抜きで間違ってはつか大根を抜くことはなく、ちゃんと雑草とはつか大根の区別がつくようになりました。はつか大根が実り、初めて収穫できたときの子どもたちの満面の笑顔は弾けていました!自然に触れ、心を動かす経験をとおして、命あるものを大切にする気持ちを育んできました。
収穫したはつか大根の一部を食堂さんにお渡しし、調理していただきました。給食のスープに入れていただいたいて、みんなでいただきました。「初めてはつか大根を食べる」という子もいて、恐る恐る口に入れる様子もありましたが、「食べたよ!」「おいしい!!」と大喜びでした。自分たちで育てたはつか大根は、格別のおいしさだったことと思います。

 

わくわくデー ~遊戯室遊び編~ #異学年交流 #健康な心と体 #共同性 #思考力の芽生え

 わくわくデーでは、遊戯室遊びも大人気です。大型積み木や大型マットがあり、体を動かして遊ぶことが大好きな子どもたちは、汗をびっしょりかいて遊んでいます。
 大型積み木では、並べておうちを作ったり、宇宙船を作ったりしてごっこ遊びを楽しんでいます。中には、積み木を高く積み上げて、どこまで積めるか挑戦している子もいます。
 ごっこ遊びでは、年少さんも年中さんも年長さんもみんな混ざって遊んでいます。小さなお友だちに譲ってあげたり、手助けしてあげたりすることが、遊びの中で自然と行われています。
 平均台やマットも大人気!落ちないように平均台を渡ったら、最後はふかふかのマットに向かって、ジャンプ!いろいろな体の使い方を経験して、楽しんでいます。
 子どもたちがやりたい遊びを思う存分できるように、子どもたちの「やってみたい!」が叶えられる環境を整えています。
 

 

わくわくデー~外遊び編~ #異学年交流 #健康な心と体 #思考力の芽生え #共同性

 桐蔭学園幼稚園では、毎週水曜日を「わくわくデー」としています。この日は、おうちから持ってきた汚れてもいい服に着替え、思う存分遊ぶ日になっています。
自分の遊びたい場所へ行き、遊びたい遊びを見つけるところから始まります。何をして遊ぶか、「自分で決める」ということを大事にしています。「やってみたい!」と心を動かされた遊びにじっくり取り組むことで、様々な学びが生まれます。
 外遊びで大人気なのは、泥んこ遊びです。バケツにお水を入れて運んできて、泥んこを作り、その感触を楽しんでいる年少さん。年中さんになると、泥んこを使ったお店屋さんごっこが始まります。年長さんは、「どれくらい水を足したら泥だんごが固まるかな」と試行錯誤したり、「砂の山に水を流したい!」と、樋に高低差をつけて並べて、水が流れるのを試してみたりしています。一度でうまくいくことはなく、何度も何度も試して、上手に水が流れると大拍手!経験をとおして遊びから学ぶことがいっぱいです。普段の遊びよりも、よりダイナミックな遊びができて、子どもたちが大好きな日になっています。

 

たけのこ見~つけた!! #自然との関わり・生命尊重 #異学年交流

 桐蔭学園の敷地内は、自然がとても豊かです。園舎から少し歩いた畑の奥に、竹藪があり、今年も年中さんと年長さんがたけのこ探しに行ってきました。たけのこが生えている場所までは、虫がいたり草むらの中を歩いたりして、子どもたちは、「わー!!」「キャー!!」と大騒ぎ。なんだか冒険に来たようで、わくわくしていました。
竹藪に到着すると、さっそくたけのこ探しがスタートです。子どもたちはたけのこを見つけるのがとても上手で、「あ!あったよ!!」とあちらこちらで見つけていました。見つけたたけのこは、植栽さんと園長先生が大きなスコップで掘り、子どもたちはそれを元気いっぱいに応援しました。
 堀ったたけのこで、一番大きいものは100センチほどあり、ちょうど子どもたちの背の高さぐらいでした。たけのこを触ったり、背比べをしたりして、春ならではの自然を体験しすることができました。

 

新しい仲間が増えました! #異学年交流 #健康な心と体

 新年度が始まって1か月が経ちました。新しく仲間入りした年少さんたちは、園生活を楽しく過ごしています。それは、日々の生活で年中さんや年長さんが優しく面倒を見てくれているお陰です。
 桐蔭学園幼稚園は、1学年1クラスの小さな園です。お兄さんお姉さんたちが、下の学年のお友だちのお世話をしたり、一緒に遊んだりしていくうちに、だんだん仲良しになっていきます。気が付くと、本当の兄弟姉妹のようになっています。4月の入園直後から、スクールバスを降りると、年少さんと優しく手をつないで年少さんの玄関まで連れてきてくれています。ついこの前まで年少さんだった年中さんも、これが自然とできていて、しみじみと成長を感じました。お兄さんお姉さんたちのお陰で、年少さんも毎日にこにこで登園できています!これからいろいろな関わりをとおして、お互いに育ち合っていきたいと思います。

 

年少さんでもスピーチ!? #言葉による伝えあい #思考力の芽生え

桐蔭学園幼稚園では、スピーチ活動を取り入れています。
年少さんから無理なく少しずつスピーチ活動を進めています。年少さんは、行事の後に絵を描く際に、一番心に残ったことをみんなの前でお話してから描いています。例えば運動会では「玉入れが楽しかった」、遠足では「お菓子交換が楽しかった」など、一言お話するところから始めています。
この日は2学期最後の日。2学期にやったいろいろな行事や生活の写真を見て、みんなで2学期を振り返り、その中で一番心に残っていることをみんなの前でお話してもらいました。
年少さんにとって、「思い出を話す」ということは難しいので、写真を見てそのときのことを思い出し、お話するようにしました。普段から歌あそびなどで前に出てくることは楽しんでいるので、年少組さんは前に出たい気持ちが養われていますが、1人で前に立つのは、やはりドキドキします。お友だちと一緒なら心強いので、同じグループのお友だちと一緒に前に出ると元気よくお話できました。話す内容は自分で考えるので、自然と思考力も育まれていきます。
こうして年少組からみんなの前でお話することを3年間かけて積み重ね、卒園式では修了証書を受け取り、3年間で一番心に残っていることを舞台の上でスピーチします。3年間の集大成が詰まった立派なスピーチを披露し、大きな自信を胸に小学校へ進学していきます。

 

一年の終わりに大掃除 #社会生活との関わり #主体性

2学期の終業式の日、年少組の保育室をのぞいてみると、子どもたちがせっせと大掃除をしていました。「いつもありがとう。」の気持ちを込めて、自分の使っている机、椅子、ロッカーを水拭きし、最後に床も雑巾がけしました。「掃除をするよ。」と言われると、大人はつい面倒な気持ちになりがちですが、年少組の子どもたちは違いました。「やるやる!」「お休みの子の分もやっておいたよ!」「楽しいね♪」と、まるで遊びの延長のように、とても楽しんでやっていました。子どもたちのおかげで保育室内があっという間にきれいになり、これで新しい年を迎える準備は万端です。古来から伝わる日本の伝統的な年越しの行事を、少しですが体験できました。「おうちでもやるよ!」と張り切っていた年少組さん、きっとおうちの大掃除も張り切ってやったことでしょう。

 

コスモスの種って・・・ #自然との関わり・生命尊重

年少さんが自分たちの玄関前の花壇に、コスモスの種を蒔きました。年少さんが種まきをするのは、はつか大根、さつまいもに続いて3回目です。
コスモスの種って、どんな形をしているか見たことありますか?種と言えば、なんとなく丸い形を想像するのですが、コスモスの花の種は、「これが種?」と思うような棒状でした!
年少さんは小さい手の平に、そっと種を乗せて、大事に大事に土の中に埋めました。そして、1人1冊持っているミニ図鑑で調べてみると、なんとコスモスの花の写真が載っていました。どんな花が咲くのか、イメージを湧かせることができました。
1週間ほどして、芽が出てきました。小さな芽を発見して、子どもたちは大喜びでした。秋に向けて、どう育ちどんな花が咲くのか、その過程をみんなで楽しんでいます。

 

幼稚園にお泊まりしたよ! #健康な心と体 #協同性 #主体的な活動

年長さんが今年も幼稚園にお泊まりしました。待ちに待っていたお泊まり会、みんなで水遊びをしたり、工作をしたり楽しい時間を過ごしました。いつもだったら午後や夕方におうちに帰るのが、この日は夜暗くなってもまだ幼稚園にいて、なんだか不思議な感覚を味わっていました。学園内にある寮でお風呂に入り、食堂では大好きなカレーを食べました。夜は先生たちが打ち上げる花火を見て大興奮!布団敷きはお友だちと力を合わせて自分たちでやりました。日中思い切り楽しんで疲れたのか、夜はあっという間に寝ました。
2日目は、お家の方々にも一緒に参加していただきて、お祭りごっこをしました。子どもたちがお店を決め、必要な準備や練習をしてきました。どのお店も大繁盛!お土産いっぱいで大満足の様子でした。
お家の人と離れてお泊まりをして、ちょっぴりお兄さん・お姉さんになりました。この経験が自信になり、クラスのお友だちとの絆も深まった2日間になりました。

 

絵本カードを見てみると・・・ #言葉による伝え合い #数量・図形・文字等への関心・感覚

桐蔭学園幼稚園では、こどもたちが読んだ絵本を「えほんカード」に記入する取り組みをしています。絵本にたくさん触れ、絵本の世界に入り込み、ドキドキしたりわくわくしたりして、心を豊かにすることがねらいです。その日に読んだ絵本の題名を記入することで、記録に残り、そこからいろいろなことが読み取れます。

絵本は1日に1冊で、その1冊をじっくりと読む読み方をお薦めしています。まずはおうちの方に読み聞かせをしていただき、次は自分のペースで自分でめくりながら見たり、絵を見て楽しんだり、とその子なりの楽しみ方があるようです。最後のページで「おしまい」になった後も、裏表紙の絵がお話の続きの絵になっていることがあり、おまけをもらっているようで、私が絵本を読むときに楽しみにしていることの一つです。誰かとケンカをしてしまったり、悲しいことがあったりしても、お話の世界に浸ることで別の世界に行ったような幸せな気持ちになれます。子どもたちが絵本をとおして、豊かな感性を育み、自分の興味を広げたり、語彙力を付けたりするきっかけにもなっています。

こどもたちのえほんカードを見てみると、その子の好きな絵本や今興味を持っていることなどがわかります。大好きな絵本は何度も何度も繰り返し読んでいますね!絵本を読んできた日は、朝先生にカードを提出します。「〇〇読んだの。△△が出てくるお話なんだよ。」とそこから子どもたちによる絵本のプレゼンが始まることもあります。どんな登場人物が出てきて、どうなったのかあらすじを話してくれたり、印象に残っていることを伝えてくれたり、感想を話してくれたりすることもあります。このやりとりをとおして、言葉による表現力が自然と高まっているます。年長さんは、自分で題名を書くようになり、文字への関心を高めるきっかけにもなっています。