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【キャリア教育,思考力・メタ認知力】〔5・6年生対象〕大学4年生に「好き」を貫く生き方について話してもらう会

桐蔭小では、教科書や本や絵本や映像を材料にして「生き方・考え方」を考える「キャリア学習」を道徳の時間に系統的に行ってきています。今回は、その一環として、桐蔭横浜大学の4年生お二人に、小学校の「ハーモニーホール」に来てもらって、5年生、6年生それぞれに対して、自分なりの「好き」を貫く生き方を話してもらいました。

〈当日の様子〉

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ロイロノートに提出された「学んだこと」と「思ったこと」をピックアップします。

 

【学んだこと】

 

・好きなことがある良さ(将来、役に立つかもしれない。)

・将来のことは、好きなことをヒントにするといい。

・「好き」を貫くには、悩みが付き物。でも、悩んだその先に新しい何かがある。幸せは夢を持つことから始まり、夢は、好きなことから生まれる。「好き」が夢や幸せを作り出す。

・「好きなことを貫く」メリット→次の道が見えてくる。→やりたいことがわかってくる。→毎日が楽しい。  デメリット→他のことができない。

・好きなことを貫くと、毎日が楽しい。

・好きなことをしていきたい人は苦手なこともコツコツ頑張る。

・苦手なことを頑張ってきた人も、好きなこともやった方がいい。

・好きなことを長く挑戦し続けることもとても大切だけど、時には自分のためにも違う道を歩んでみたり、苦手なことも、それが学校生活などで大事なことならば、逃げて好きなことばかりするのではなく、挑戦をして続けることが大切だということ

・好きなことばかりをして、苦手なことをしないと、自分の夢・選択肢を狭くしてしまう。逆に、好きなことを我慢するのもしんどくなってしまうから、どちらもバランス良く行った方がいいこと。

・職業にするものは、自分の好きなことや好きなものに関わっていることだとやりがいがある。

 

 

【思ったこと・考えたこと】

 

・「好き」を諦めていない。

・ちゃんと将来について考えている。

・夢に向かって進んでいる。

・悩んだけど新しい未来に向かっている、というところがいい。

・昔から好きなことをずっとやってきて、不安があっても、それをやり続けたいという強い意思がすごいと思いました。

・他の人の意見も取り入れつつ、ちゃんと自分の道を進んでいる。

・好きなことをずっと続けることはいいことだけど、それだけでは生きていけないから、別の好きなことの職業になれるチャンスがあったら、それを目指していきたい。

・自分の好きなことを職業にできる可能性は0(ゼロ)ではないかな、くらいに思っていたけれど、今日のお話を聞いて、希望を持てた。

・やはり今のうちに勉強を頑張っておくことで、将来の道が広くなることを知った。

・自分は趣味ややってみたいこと、なりたいことが沢山あるので、一つだけに絞るのではなくて、複数のことに挑戦してみてもいいのかなと思いました。

・一つの夢を貫いていくとその周りに新しい夢があることを、将来思い出せると思います。

・好きなことをずっと続けて、将来の仕事に活かしてみたい、自分の好きなことを全部まとめてできる仕事を見つけてみたいと思いました。やはりみんなを幸せにできる仕事がいいと思いました。

・夢を両取りするという道もあり、同じ方向で違う道に行くような道もある。

諦めることも大事だけど、諦めないことも大事。

好きなことをやっていれば、次の道が見えてくるし、わかってくる。

・「『好き』を貫く」ということも、簡単で楽なことばかりではなく、悩みや困りごとが絶えないと思った。でも、その悩みにどう対応して解決していくかを決めるのが人生での分岐点になると思うし、大切なことだと思う。お二方も悩みにぶつかった時、自分なりの決断をして貫いていくという姿勢があった。私も、そのように壁にぶつかっても、納得して進んでいけるように意思を持っていきたいと思った。

・職業は、ある程度自分が好んでいることをやった方がいい。

仕事をするから趣味ができないんじゃなくて、趣味を職業にすればいい。

・大学生の方のお話を聞いて大切だと思ったことは、好きなことを貫いて今後の人生につなげていくことです。だけど、自分の好きなことばかり続けていたら、「今自分がやっていることがうなくいかなかったらどうしよう?」という不安を抱えながら過ごしていくことになるので、沢山の選択肢を持った方がいいと思いました。

・大学生と関わることはなかなかないので、貴重なひとときでした。自分たちもいつかはこうなるのかなあと思ったり、中学や高校、大学に行けたときが楽しみだなあとも思いました。この機会を作ってくれた人たちに感謝です。

 

 

                                       

 

〈担当者 後記〉

 

「好き」を貫く生き方についてキャリア学習として道徳の授業などで考え始めた5・6年生にとって、約10年後の自分、そして多くの人にとって「学生の出口」である大学4年生が、「今までの自分」を振り返り、「これからの自分」の希望や不安を話してくれ、質疑応答もできるこのような機会は、「自分の生き方」について考える貴重なキャリア学習の機会になったようです。

 

1~4年生も、「人の気持ち」や「考え方」、「生き方」について、教科書や本や絵本や映像を材料にして考える道徳・キャリア学習を積み上げてきています。

 

これからも、学年に応じてスパイラルで考えるキャリア学習を積み上げ、中等教育学校のキャリア学習へと発展させられるようサポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

【チャレンジ力・エージェンシー】小学5年宿泊活動 ~みなかみ民泊体験で得たこと~

5年生の総合学習では、1学期に田植えや地引網などの体験を通して、第1次産業について考えてみました。2学期になると、群馬県みなかみ町での宿泊行事に備えて、群馬県について知っていることをまとめたり、みなかみ町の産業や生活について調べたりして、その地域の魅力を探ってみました。イメージマップにキーワードを書き込み、こんにゃく・キャベツ・だるま…といった名産から、温泉・ぐんまちゃん・土合駅などにも興味を持って調べていくうちに、観光など第3次産業も盛んだということがわかってきました。

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今回は初めての民泊体験、数名のグループごとに民宿や民家にお世話になります。どんな方にお世話になってどんなところに泊まるのか、ごはんはおいしいのか、期待と不安が入り混じります。少しでも自分のことに責任を持って生活できるよう、どんな係が必要で何をすればいいかを事前に考えて、しおりにしました。

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いよいよ出発当日。東京駅に集合して新幹線で上毛高原駅まで行きます。そこから地域ごとにバスに乗り分かれ、先生とも離れてそれぞれの宿泊先へ向かいました。ニコニコ出迎えてくださるおじさんおばさんに、少し緊張した面持ちであいさつし、2泊3日の生活体験が始まります。

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グループによって体験する活動は様々。鍬を持って畑を耕したり、ネギやイモを収穫したり、放し飼いのニワトリをお世話して卵をひろったりと、自然と一体の生活を満喫。休憩の時は川遊びをしたり、庭で焼き芋を焼いたり…こたつで家族の方たちと語らうのも楽しい時間です。古民家を秘密基地のように探検したところもありました。群馬県の温泉でゆっくり疲れを癒したことでしょう。

《活動中の児童の日記より》

「今日の朝、犬の散歩に行きました。途中、大きなダムのところまで歩きました。そのあとはみんなで竹を切って運び、その竹で流しそうめんをしました。温泉に入って気持ちよかったです。」

「晩ごはんに餃子を大量生産しました。ぎょうざと、畑でとれたつるむらさきのおひたしとポテトサラダと玉こんにゃくが美~味~!」

「今日はみんなでお散歩して、クリやクルミをひろい、夜はみんなでご飯を作ったり星を見たりしました。いつもよりすごくキレイな星がくっきりと見えました。すごい楽しかったです。」

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あっという間に3日目の朝。お世話になった方とお別れして、たくみの里で全員集合しました。ここでは各々が希望する手作り体験ができます。うどんやそばを打ったり、竹細工やガラス工芸、ハーバリウム制作をしたり…ここでも自分の好みに合わせて楽しい活動が出来ました。お土産に地元の野菜を買って帰る人もいました。

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学校に戻ってから、あらためて民泊体験の振り返りをしました。事前に調べた知識と、実際にみなかみで体感したことを比べながら、その魅力をまとめ直しました。行く前より何倍も伝えたいことがあふれるように出てきて、充実した宿泊行事になったことを実感することが出来ました。

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【チャレンジ力・思いやり・エージェンシー】野外活動 ㏌ こどもの国

10月28日(金)に、2年生は横浜市青葉区にある「こどもの国」へ行きました。

今回の野外活動では、こどもの国の中を自由に回ることができます。お金のかかる場所にも行ってもよく、お小遣い500円の中で、子どもたち自身が行き先を決めて活動するという2年生では初めての試みです。子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても初めてのことだったので、約1か月の期間をかけて準備をしました。

事前にグループの中で、行きたい場所や遊びたいこと、そのためにいくらお金がかかるのかを話し合い、計画を立てていきます。やりたいことがありすぎて時間が足りなくなってしまうグループ、お金が500円を超えてしまうグループなどがありましたが、話し合いを重ねていくうちに、どんどん良い計画になっていきました。

当日、天気が良く、野外活動日和で、子どもたちは大喜び。自分たちで決めた計画をもとに活動しました。

110mローラー滑り台、こどもどうぶつえん、じてんしゃのりば、赤ポッポ号、こどもゆうぼくじょうなど、色々な場所で笑顔が溢れていました。

事前にしっかりと準備し、計画を立てた甲斐があり、大きなトラブルもなく、終えることができました。

子どもたち自身で計画を立て行き先ややることを決めるのは初めての試みだったので、大変だったかもしれませんが、気づきや学びの多い野外活動となったように思います。

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【エージェンシー】地区別清掃における学年の縦のつながり

9月、コロナ禍でできていなかった縦割りの清掃活動「地区別清掃」が、ようやく再開しました。

毎週火曜日の給食後、約20分間、1年生から6年生が、住んでいる地区ごとに一つのグループになり、活動します。

小学校では、災害時に備えて、年に数回、縦割りの地区別メンバーで帰宅する機会を設けています。そのメンバーで清掃活動をすることで、同じ利用駅、あるいは近い利用駅の異学年の友だちを認識することができ、地区別下校もスムーズに行われます。

清掃場所は、教室、特別教室、階段、ホール、下足箱など学校のすべての場所で、16の地区別グループに割り当てられています。

清掃の方法は教室によって若干異なりますが、高学年の子どもたちが自ら考えて行っています。

「江田スクールバスグループ」の教室掃除を例に挙げますと、雑巾班・黒板班・ほうき班の3つに分かれ、その役割を週ごとにローテーションしています。雑巾班は、教室横の小さな流しで雑巾を絞り、床や壁を拭くことが仕事。6年生は、1年生に雑巾の絞り方を丁寧に教えます。はじめは手こずっていた1年生が、あっという間に上手に絞れるようになっていく様には驚きました。

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「ごみはここに集めてね」「私、ちりとりやるね」などお互い声を掛け合いながら、ほうき班も手際よく仕事を進めます。黒板を消す達人たちが、黒板消しでピカピカに磨き上げる姿も見事です。

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縦割り清掃をする上で、高学年のリーダーシップは不可欠。低学年にわかりやすく掃除の仕方を教えるにはどうしたらよいか、みんなが気持ちよく動けるための声かけの仕方は?など、それぞれが考えを巡らせ、低学年はそれらに答えることでフォロワーシップを身につけていきます。

縦割りにすることで、低学年だけでは掃除が難しいところも、中・高学年が一緒に行い、サポートすることで、より丁寧に行うことができる、というメリットもあります。

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清掃の終わりには、それぞれの清掃場所で、6年生を中心に振り返りの時間を設けています。

「〇〇さんが、机をきれいに並べていた」「〇〇くんがほうきの使い方を教えてくれた」「今度は棚のホコリもきれいにしたい」「床の黒い汚れは消しゴムで消えますか?」など、子どもたちの発言を聞いていると、率先して汚れを見つけ、工夫してきれいにしようとする気持ちや、友だちの良いところを見つけようとする気持ち、優しさに感謝する気持ちなどが伝わってきます。

時には小さなトラブルもありますが、それらもまた、年の離れた仲間とのコミュニケーションを学ぶ良いチャンスと考えます。

先日、トイレを清掃してくださっている業者の方へ「ありがとうございます」という声をかける4年生を見かけました。自ら清掃をすることで、その大変さを知り、人の立場に立って物事を考える心が育ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

縦割り清掃を通じての子どもたちの成長を、これからも楽しみに見守っていきたいと思います。

 

【エージェンシー・メタ認知力】4年生 宿泊活動 三浦新聞係(神奈川県三浦市)

4年生は、10月4日、5日に神奈川県三浦市へサマーキャンプに行きました。桐蔭学園小学校では初めてとなる海の近くでの活動です。さらに、一年生の時以来久しぶりの宿泊行事です。なので、さまざまなことが初めて。今回は、キャンプから帰宅した時に「楽しかった!!」という感想を持つことが第一です。さらに、この二日間の経験を次に「活かす」取り組みができたら、今後の学校生活をより豊かにすることができます。

そのために、今回は「三浦新聞係」という係を、各班で一人または二人が担当し、このキャンプでの経験を今後に生かすべく、記録に残すことにしました。

記録の残し方については、事前に、係ごとに集まり、どのようにまとめたほうがいいか、どのように宿舎での時間の中で効率よくまとめられるか、を話し合いました。そこで、項目を①磯遊び②バス内での過ごし方③お風呂➃お部屋での過ごし方⑤海の環境学習⑥食事の六つに分け、それぞれ記録することになりました。紙はキリトリ線を専用のカッターで作り、書いたあとにそれぞれを切り離し、糊付けして完成。あとは宿舎での、各班のまとめ方次第です。

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当日は、①~⑥について個々に記録したものを、係の児童中心に話し合い、まとめ、班ごとに作成しました。

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作成したものを見ると、「自分の家ではないということを自覚して行動する。だから置かれているモノを大切にする」、「スタッフの人の話をよく聞いて行動した方が良い」や「いろいろな貝殻を拾って、その貝殻について調べたり、めずらしいかどうかを聞いたりして、よりくわしくなった」など、今回の振り返りや次回につながる記録を残していました。

経験を糧に、学校生活にも日常生活にも活かしてほしいと思います。

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【エージェンシー、チャレンジ力、メタ認知力、思いやり】小学校運動会

秋晴れの運動会日和の中で、全校児童が集い、保護者も交えた運動会が3年ぶりに行われました。コロナ過なので午前中のみの開催となりました。

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6年生は8月末から、競技運営の審判・用具準備・アナウンス・下級生が楽しめるために何ができるかの話し合いを進め、5年生がサポートしていく運動会となりました。

ここ数年、全校児童が集まる機会がなく、開会式であいさつをする6年生の代表者たちにも緊張がみられました。

 

2年前より縦割りでの1組対2組対3組の対抗戦となり今年度は得点をつけておこない、他学年が競技している姿を真剣に見守る姿も見られました。

応援席ではマスク着用でしたが、みんなで声をそろえての応援は控えながら運動会を楽しみました。旗を作っての応援、全員がうちわをもってそれぞれの想いを書いての応援には熱がこもっていました。

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競技は、走競技と学年競技の2種目です。

まず、学年競技の様子です。

 

1年生 「ころころころりん」

大玉ころがしです。かわいらしさいっぱいにボールを二人で転がしました。

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「おたからゲット!」

新種目。3チームで中央にあるお宝(小さいボール)と自陣にあるボールを守り、相手陣地からボールを奪う。チームで考えて戦いました。

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2年生 「竹取合戦」

棒引きです。相手陣地から棒を奪ったり、相手から棒をまもったり作戦を立てて臨みました。

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3年生 「大玉おくり、おくり」

1年生よりさらに一回り大きなボールを落とさないでつなぎました。

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4年生 「小綱引き」

6人組で引っ張り合いました。

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5年生 「押せ!引け!回せ!大決闘・棒相撲」

新種目。3人対3人の勝負。円から相手を押し出しました。

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6年生 「騎馬戦」

迫力あり作戦ありの伝統の騎馬戦が復活しました。

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走種目の様子です。

2年生 「電光石火~ランバトル~」70m徒競走です。

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3~6年生は「クラス対抗リレー」。6人もしくは8人組でバトンをつないで走ります。

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優勝は1組(赤チーム)でしたが、どのチームも日ごろの練習の成果を発揮しながら、多くの応援を受けて精一杯競技している姿はたくましく感じました。そしてなによりも6年生があらゆる場面で、活躍してくれました。今後が楽しみです。

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最後、6年生がすべて片付け終わった後のすがすがしい姿です。

 

運動会は競技するだけでなく、応援や運営することにも楽しみがあることを改めて感じることのできる行事となりました。6年生は保護者に見てもらうためのパンフレットも作成しています。

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クラスで作戦を共有し、勝利に向けて工夫し練習を積んできました。対戦相手のことも受け入れることができました。今後のスポーツ活動以外でも十分に通じるものだと感じることができました。

 

【チャレンジ力・思いやり・エージェンシー】 3年生 宿泊活動(野島青少年研修センター)

3年生は、9月21日の水曜日から横浜市金沢区の野島青少年センターにおいて一泊二日の宿泊活動を実施しました。当初は7月の予定でしたが、新型コロナの感染拡大のため延期となり、今回も台風の影響が危ぶまれましたが、両日とも天候に恵まれ無事決行することができました。

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今年度は、新型コロナの影響で中止を余儀なくされていた校外学習が3年ぶりに行えるようになりました。3年生にとっては小学校生活初の宿泊学習となり、更に小学校内で一番早い日程の宿泊ということもあって、子どもたちのみならず教員も準備段階から期待と不安の混ざった心境で、当日を迎えることとなりました。新型コロナの感染状況も直前には落ち着き、初日の朝は元気な子どもたちの笑顔と共に出発することができました。

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一日目は、まず金沢自然公園に立ち寄りました。公園へと続く山道のような上り坂を歩きながら「まだ着かないのー?」とバテ気味だった子どもも、いよいよ到着して巨大な滑り台を目の当たりにした瞬間、疲れも吹っ飛んでしまったかのように目を輝かせ、午前中は滑り台や遊具でたっぷり遊び、自然の中でお弁当を食べることができました。遊んでいる子どもたちを見ていると、本来子どもというものは遊びを通して育つということがよくわかります。また、自然の中では、学校では見られない子どもたちの逞しさや大らかさを目にすることができました。

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午後、野島青少年研修センターでの入所式を終え、班長会議での連絡事項が各部屋のメンバーに伝えられました。このようにルールに基づいて協力しながら部屋の生活を営むという取り組みは、宿泊活動ならではの体験です。センターでの最初の行事は、「ちりめんモンスターを探せ」という「ちりめんジャコ」に混ざっている色々な生き物(カニやエビ、タコやタツノオトシゴなど)を探すアクティビティです。子どもたちは、虫眼鏡とピンセットを手にし、用意されていた図鑑シートと睨めっこしながら必死に生き物を探していました。この活動を通して、普段は見逃しがちな生き物の細部の特徴を発見することができたようです。何よりもゲーム感覚で楽しみながら取り組めたのが良かったです。最後に、選り分けた生き物の中からお気に入りの生き物を特殊な溶液で固めてキーホルダーのお土産にしました。

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食堂で夕食を済ませた後は入浴です。班ごとに時間が決められた入浴なので、慌ただしい中ではありますが、ここでも子どもたちは時間を守ることの大切さを身に付けたのではないかと思います。その後、センター内のホールで「キャンドルファイヤー」を体験しました。暗闇に灯るロウソクの炎を見ながら神秘的な雰囲気をひと時味わってから、子どもたちが前もって用意していた「○×クイズ」を楽しみました。

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子どもたちは一日よく体や頭を動かしたので相当疲れているはずですが、就寝となるとなかなか落ち着かないのは宿泊のお決まりです。ましてや初めてのことなので、いつまでも友達とお話ししていたり、寝付けなくて水を飲みに廊下に出てみたり、そうかと思えば、すやすや眠っている子もいたりして各人各様でした。

 

二日目の朝は、起床時刻よりも早めに起き出す子がたくさんいましたが、無理もないことでしょう。寝ている友達を起こさないように配慮している姿も見られました。この施設は、ホテルと違い自分達のできることは自分達で行うというのがルールなので、朝食まで寝具を畳んだり掃除をしたりして過ごしました。掃除機を上手にかけられる子どももいて、そんな友達に影響を受けた子もいたことでしょう。

 

退所式を終えて、観光バスで金沢動物園へ向かいました。ちょうどお昼頃にわか雨が降り、お弁当はバス内で食べることになりましたが、程なく止んだので動物園では傘をささずに見学できました。園内は班で自由に行動し、子どもたちは地図を頼りに色々な動物を見て回っていました。教員はポイントに立って見守る形でしたが、子どもたちの元気な姿を見ることができました。地図の見方、時間の意識、友達と協力する姿勢が、自然と身についていったのではないかと思います。帰りのバスの中の子どもたちは、名残を惜しむように友達と楽しくおしゃべりしている子もいましたが、ほとんどはいつの間にかぐっすり眠り込んでいました。大過なく二日間を過ごせたことが何にも増してよかったと思います。

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この宿泊活動で、子どもたちは「自己管理」と「協働」への第一歩を学んだと思います。親元を離れた環境で、仲間と楽しく心地よい生活を送るためには、自分の体調や持ち物をしっかり管理し、ルールを守って仲間と協力すべきであるということに気付いたことでしょう。今回は、一歩とも言えない半歩くらいの歩みかもしれませんが、更に学年が上がるごとに様々な経験が積み重なり、ゆくゆくは個人の自律の精神が豊かな共同体を形成するという意識につながればと願っています。そういう意味でも、3年生が宿泊活動の基礎となる部分を経験できたことは、大変意義のあることだったと思っています。

 

 

【チャレンジ力・思いやり】野外活動 ㏌ 清川リバーランド

 9月16日(金)に「校外学習」がありました。これは、桐蔭学園小学校初の親子行事です。1年生児童101人と保護者の方101人、教員8人の計210人で神奈川県清川村にある「清川リバーランド」に行きました。

子どもたちは、保護者の方々と一緒に行けることもあり、いつも以上にワクワクした気持ちで朝から過ごしていました。保護者の方々と一緒にバスに乗り、現地に向かいました。

 到着後、ニジマス掴みに挑戦しました。当日はとても天気は良かったですが、9月中旬ということもあり、水に入ったときには「冷たい!」とびっくりした声をあげていました。ニジマスを見つけると夢中で追いかけ捕まえようとしていましたが、泳ぐのが速く、掴もうとしてもなかなかつかめません。それでも、一生懸命目で追って、友だちと協力し、保護者の方の手も借りながら、なんとか全ての魚を掴むことができました。捕まえたときには「すごい!」「うれしい!」といった歓声が上がり、また「どうしてこんなにぬるぬるするの?」「なんでこんなに泳ぐのが早いの?」「なんか顔の横がパカパカしているよ!」などの、「気づき」や「不思議」を声に出して表現していました。

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森の中にある川でも遊びました。川が浅くても流れが速いとバランスがとりにくいことに気づいたり、友だちと水をかけあったり、川に棲む生き物を探したりと、自然にたくさん触れることができました。体の半分くらいまで潜って体全体で水を感じている人もいました。

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昼食はみんなで一緒にバーベキューです。保護者の方にはそれぞれのテーブルで火起こし、調理のお手伝いをしていただきました。子どもたちもトングを使って焼いたり、うちわであおいで火力の調整をしたり、できるお手伝いをしながら、みんなで一緒に調理をしました。子どもたちは自分で掴んだニジマスも食べました。自分の顔よりも大きなニジマスを頬張る笑顔が最高でした。子どもたちで集まって、お互いに自分のおやつを紹介している姿も微笑ましかったです。

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 本校も自然に恵まれていますが、当日は学校では触れることのできない自然にも触れ、目いっぱい楽しむことができました。初めて本物の栗に出会い、秋の訪れを感じる姿も見受けられました。野外活動で見えたもの・聞いたこと・感じたことをシンキングツールでまとめ、新たな気づきを生み出していきたいです。

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【チャレンジ力・思考力・メタ認知力】計算のくふうを考えよう

2年生の算数の授業で計算の工夫について学習しました。

算数では、答えが一つに決まる問題が多くあります。ですが、そこに至るまでの解き方は様々で、ストレートにわかりやすく解く方法もあれば、大きな回り道をして解く方法もあります。

大切なことは、様々な解法がある中で、自分がそれぞれの解法を検討して、自分なりの解法を見つけていくことではないかと思います。

また、式は世界共通の言葉のため、例えば

5+4=9

という式から

・5個あるものに、4個加える

・5個のものと4個のものを合わせる

ということを読み取ることができます。

作った式を「どんな考えからそういった式を作ったのか」ということを発表しあったり、友だちの式を読み取ったりすることで、多様な考えに触れて、様々なやり方を検討し、自分なりの考えを見つけていく活動をしていきました。

 

今回はこのような問題から、みんなの考えを共有していきました。

1年生が7人で遊んでいます。

そこに1年生が12人来ました。

さらに、2年生が8人来ました。

子どもは何人になりましたか?

 

この問題に対して、子どもたちはこのような式を立てました。

 

立てた式は、ロイロノートの提出箱を使って共有をしました。

「7 + 12」を先に計算をする場合と、「12 + 8」を先に計算する場合で意見が分かれたため、双方の考え方のもととなる考えを共有し、「自分がどうしてその立式をしたのか」ということをお互いに発表しあいました。

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【子どもたちの考え】

・7 + 12は「1年生のまとまり」として、先にまとまりにした。

・12 + 8は「あとから来た子達のまとまり」としてまとまりにした

・12+8は10の塊が作れるから、計算しやすくなるからまとまりにした。

問題の様子を元にまとまりを作る人もいれば、数理的な処理の仕方に注目をしてまとまりをつくる人もいました。

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最後に、算数では、「まとまりを作る」ことを「カッコを使って表す」ということを学習して、授業を終えました。

様々な考えに触れていく中で、ただ単に答えを出すことを目的にするのではなく、その過程を楽しんで行ってもらえたらと思います。

 

2年生 担任 都筑 圭佑

 

 

【チャレンジ、思いやり、エージェンシー】6年生 鎌倉校外学習

6月29日の水曜日に、6年生は鎌倉へ校外学習に出かけました。ゴールデンウィーク前より準備を進め、この日を迎えました。

今回の校外学習は、子どもたち自身が行き先や見学ルート、交通手段等を考え、自分たちで決めた行程表に沿って古都鎌倉を見学してまわるというものでした。これは、秋に予定している修学旅行(京都)の練習でもあります。子どもたちだけでなく、私たち教員にとっても初めての経験でしたので、約2か月の期間をかけて準備を進めました。

まず、鎌倉の歴史的背景についての概略を学んだのち、共通の課題としての「鶴岡八幡宮の8つの謎を解く」に取り組みました。謎解きをする中で生じた新たな興味や関心を、さらに調べ学習へとつなげ、その上で各自が行きたい場所の希望を決めました。この行きたい場所は、同じ見学班の友だちに説明できる形にまとめました。その上で、同じ見学班の友だちと相談して、それぞれの班が行く場所を選びました。

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次に子どもたちが取り組んだのが、見学ルートの設定です。使用可能な交通機関の区間はある程度制限したものの、鎌倉駅前をスタートして昼食場所である鎌倉大仏を経由して鶴岡八幡宮にたどり着くルートを、子どもたち自身で考えていきました。考えたルートは、拝観料や交通費、飲み物代などの予算、それぞれの時間配分を書き入れた行程表にまとめていきました。

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( 行程表の例 )

 

見学のルートが概ね決まった頃からは、集合班の打ち合わせも加わりました。今回の校外学習は、同じ方面の子どもたちがグループとなり、公共の交通機関を利用して自分たちで現地に向かわねばなりません。現地集合時間に到着しているためには、何時の電車に乗り、どこで乗り換えなければならないのか、乗り遅れると次の電車は何時なのか等、様々な角度からシュミレーションした上で、それぞれの班が集合時間を決め、集合班カードを仕上げていきました。

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このような準備を重ね当日を迎えましたが、自由散策でしたので、安全面では少なからず心配もありました。そこで今回は、子どもたちが普段の学習でも使用しているロイロノートを使って、今いる場所等の連絡をしてもらうようにしました。定期的な連絡だけでなく、「インスタ映え選手権」と称して、子どもたち自身が見学先で撮影した写真の提出箱もロイロ上に設けました。子どもたちからは、目一杯楽しんでいる様子が伝わってくる写真が、次々に送られてきました。子どもたちの様子をリアルタイムで把握することができたので、私たち教員にとっても安心材料の1つになりました。

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見学時間や移動時間の読み違いから予定通りの見学場所をまわることができなかったり、途中道に迷いかけ通りすがりの方のご助言をいただいたり、想定以上の暑さに体力が持たなかったり等、班それぞれにいろいろな経験をしたようですが、最後鶴岡八幡宮にたどり着いたひとりひとりの顔は、すがすがしい達成感に満ち溢れていました。学校にもどってからは、ポスターセッションの形で今回の校外学習のまとめを行っていく予定です。

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