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【チャレンジ力・思いやり】5年・【チャレンジ力・思いやり・エージェンシー】6年 春の遠足②

5年生は、前回の「田植え」に引き続き、キーコンピテンシーの「チャレンジ力・思いやり」の育成を目指し、袖ヶ浦海岸にて、地引網・魚捌きの体験をしてきました。児童の主体性と社会性を育む貴重な実践の機会である遠足は、未知の感覚や大変な作業に対して前向きに挑戦し、最後までやり遂げるチャレンジ力、環境の中で互いに声を掛け合い、助け合いながら、学年全体で一つの作業をやり遂げる力こそ、協働性を育み思いやりの心の育成につながる大切なカリキュラムとなっています。事前学習では、社会では漁業について、科学では魚の生態について、道徳では漁師さんという仕事(キャリア教育)について、様々な教科の視点から幅広く漁業について漁師という仕事について学びました。また、同時進行で「漁業・魚捌き(・田植え)」のいずれかを自分でテーマ設定し、現在進行形でミニ探究も行いました。

道徳では動画「サンマを追って1000キロ~北海道・根室の漁師たち」を見た後、「働くことについて本当に大切なことは?サラリーマンと漁師の会話より」を読み、働くことについてのそれぞれの価値観について、ロイロノートにまとめ、意見交流しました。

朝学習の一環として進めている「ミニ探究」では、課題の設定→情報収集→整理・分析→考察・結論→新たな課題の設定の流れで取り組んでおり、今回の遠足は現地で情報収集ができる機会になることを期待していました。授業やミニ探究で、学んだことや調べたことは本やインターネットからのみ見える写真であったからか、子どもたちからも「実際にやってみたい!」、「近くで見てみたい!」といった声がありました。

子供たちが「探究の時間」に調べた問いと情報(ロイロノートより)

いよいよ遠足当日。前日までの悪天候から心配されていましたが、清々しいほどに晴れました。現地に到着し、すぐに地引網体験を行いましたが、釣果は小さいイカさんが一匹としらすが手のひらに乗るほどの量でした。それらを見た子どもたちは、「釣れないこともあるよね」、「こういうこともあるのに、それを仕事にしているのか、大変だな」と言った、声が聞こえました。事前学習やミニ探究で、漁業におけるバックボーンを知識として持っていることもあってか、子どもたちなりの思慮が感じられました。

次の魚捌き体験ではサバを捌きました。何回か捌いたことがある子もいれば、初めて捌く子もいました。「目がこわい…」、「ぬるぬるしている」、「包丁がうまく使えない」と言った不安そうな声もあれば、「包丁はこうやって持つんだよ」、「骨を見たらいいんだよ」などサポートする声もあり、思いやりを感じる場面が見られました。2つの体験は、子どもたちが「想像」と「リアル」を紡ぐことができた1日となりました。

子どもたちの日記の一部を紹介します。
「初めての地引網体験」
僕たちは、地引き網をしました。二宮駅に着いたとき、「ここで魚が取れるのか…」と思いました。約500mほど歩いて、海に着いた。その時、心がおどるくらいワクワクしました。
地引網の準備ができ、「さあ引っ張るぞ!」と思いました。みんなで、ありの大群のようにゾロゾロと歩いて引っ張った時は興奮が止まりませんでした。
引き上げた魚の結果は…?『ほぼ0』でした。釣れたのはイカ1匹と生しらす5匹くらい。意識が飛んでいきそうなほどショックを受けました。漁師さんもこんなにとれないことはないと驚かれていました。こんなに晴れているのに。みんなで一生懸命綱を引いたのに。前日までに続いた雨模様で魚が逃げて行ったのかもしれない。でも自然の力は偉大で、小さな変化にも敏感で繊細なものなんだとも思いました。

今回の遠足について「自分デザインノート」の振り返りには、あんなに頑張って皆で重い地引網を引いたのに何の報酬もなかったことの残念な思いと漁師という仕事の大変さを改めて実感することができ、良い体験ができたと感じた言葉が多く見受けられました。友達と声を掛け合いながら地引網を引いたこと、ともに残念な気持ちを共有しつつお互いの頑張りを称えあえたこと(他者への感謝・思いやり)や不慣れな魚さばきも最初はやり方がわからなかったり生の魚を扱ったりすることが怖かったけれど、やってみたら楽しかったというチャレンジ力(自己改革)のプロセスを全体の場で共有することができました。

学習の成果としては、前回の泥まみれになって実際に代掻きや田植えをする経験から子供たちに「やればできる」という「挑戦」することへの自信から、期待通り思い通りの結果に至らなくても、冷静に原因を追究し思いを共有できるという更に新たなステップを踏むことができました。
またミニ探究でのやりとりを共有しながら深めることによって、疑問を追究し学び、実際に体験することのことの大切さ、社会の仕事に対する意識、「日常の思いやり」への昇華として、今回の体験で芽生えた「チャレンジ力」と「思いやり」を、日々の教科学習からどのように接続的に結び付けていくか、実生活に結び付き、児童が将来の見通しをもってカリキュラムマネジメントに取り組めるよう、今後も生かしていきたいと思います。

6/19(金)に6年生の遠足が行われました。
6年生の遠足は、自分たちで鎌倉市内を巡る行程を考えるものなので、事前準備がとて
も大切になります。単なる観光をするのではなく、遠足の行程に自分たちでテーマ設定
をすること。テーマに沿った見学地の選定と、見学地についての事前調べ。これらのこ
とをしていきました。
子どもたちのテーマ設定と見学地選定の例としては、
テーマ:「鎌倉御朱印めぐり」
見学地:浄妙寺、寿福寺、円覚寺、建長寺
という班がありました。古い街並みや歴史など、様々なテーマに沿った見学地が選ばれ
ていました。
鎌倉の地図を見ながら見学をしたい場所だけを選べばよいのではなく、自分たちで巡っ
ていくことから、「見学をした場所から次の見学場所までのルートと所用時間」,「必要
な金額」などについて調べ深めました。その上で見学班のメンバーで相談をして、「計
画が実現可能かどうか」などについて話し合い、できるだけ多くの人のアイデアが反映
されるように当日の行程を決定していきました。

「まず、チェックポイントを確実に通過しようね。」
この遠足は、鎌倉駅まで自分たちで集まるところからスタートします。最寄り駅が近い
人たちで組んだ集合班で、「待ち合わせの場所」,「待ち合わせの時刻」,「自分たちが乗
る電車」などを相談して決めました。ここが最初の難関でしたが、どのグループも途中
駅(横浜駅・藤沢駅)でのチェックポイントを時間内に通過し、鎌倉駅に集合すること
ができました。

「建長寺」,「鎌倉大仏」,「長谷寺」,「円覚寺」,「源頼朝の墓」,「銭洗い弁財天」,「小町通り」,「由比ガ浜」など、見学班の目的地は多岐にわたります。

「行程表より少し時間が押しているよ!」

「どうしよう?目的地を変更しようか?」

この日の鎌倉はとても多くの観光客が訪れていて人出が多いため、電車やバスでの移動も計画したようにいきません。

なんとか午前中の見学が終了し、長谷駅近くにある「味亭」で昼食を取りました。クラスごとに高徳院の大仏の前でクラス集合写真を撮ってから午後の活動開始です。「午後も少しずつ時間が押し気味だね。」

「ここをカットすれば時間内に収まりそうだよ。」

「江ノ電が混んでいて乗るのに時間がかかりそうだから、バスでの移動にしたらどうかな?」

現地では想定外のことも起こります。見学班のメンバーで知恵を出し合って、時間に間に合うように計画を変更していき、午後の活動が行われていきました。遠足の再集合場所である鎌倉駅にほぼ時間通りにみんなが無事に戻って来られました。

「今日は気温が高くて喉も乾いたけれど、ほぼ行程表通りに鎌倉を回ることができて満足だったよ。」

「行程表がとても役に立ったね。でも、時間読みが少し甘いところがあったからそこは反省点だね。」

自分たちで計画した遠足だからこそ、より思い出深いものになったと、多くの子どもたちからの声がありました。

事後学習では、Yチャートで項目ごとに反省点をまとめて、文章にし、その内容をまとめたポスターを1人1人が作りました。自分たちが2月に行う京都修学旅行に向けての反省とともに、次の6年生に向けて、よりよい遠足にできる参考資料になったらと考え、作成をしていきました。

京都修学旅行はさらに思い出に残り、深く学べるものになるように、支援して参ります。

 

 

【思いやり・思考力】2年【思いやり・チャレンジ】3年 春の遠足① 

5月15日(金)に、2年生は1年生の時につづき「こどもの国」へ行きました。昨年は生活班ごとに「シールラリー」に挑戦しましたが今年はさらに「お金をつかうこと」の要素が加わります。

事前学習の段階で、子どもたちはマップと資料を見ながら、どの順番でルートをまわり、どこでお金を使うのかを計画しました。

今後、学年があがった時の遠足や宿泊行事でも、決められたエリアと時間の中で自分たちの行動を決めていく機会がありますので、それにつながる一歩となります。(6年生は遠足で鎌倉班別行動、修学旅行で京都班別行動が設定されています。)また、お金をつかうことは3年生から始まる桐蔭まつりのクラス企画での予算管理にもつながる活動です。

クラス替えから約1ヶ月の遠足なので、事前学習の場面ではお互いに様子を探り合いながらの場面もみられましたが、新しい仲間との関係を深めていく時間となりました。

いざ当日、スタート地点から広大なこどもの国へと冒険に出た子どもたちは、事前に考えた「みんなが楽しく過ごすために大切なこと」を意識しながら行動をすることができていました。移動をしていく中で、疲れて遅れてしまう子がいた時も励ますことができたり、予定が時間内に消化できそうになくなってきたときも「次はどうする?」と臨機応変な判断ができる班がありました。

また、この日は5月の絶好の遠足日和ということで数多くの団体が来園していましたが、公共の場での行動意識についても、順番を守ったり、お金を使うポイントでのスタッフの方への言葉遣いや声の大きさなどを考えながら行動することができていました。

教員はチェックポイントに散らばって対応をしていますので、その近辺での子どもの様子は見ることができますが、教員から離れた場所での行動も各班、思いやりをもちながら行動することができていたようです。

午前中の冒険が終わった後は、楽しみにしていた昼食、そして午後のアスレチックで身体を動かす時間と続いていきました。

こどもの国からスクールバスがつく江田駅まで30分程度の短い時間の帰り道ですが、あっという間に熟睡する子もいるほど、充実した1日となりました。

今回での遠足がまずはこの1年間、そして続く小学校生活に活きるようサポートしてまいります。

<日記「先生あのね。」より>

赤丸部分

はんちょうだったので、よていどおりになるように時間をきにしていた。たいへんだった。でもはんの人のみんながきょうりょくしてくれた。うれしかった。

3年生は6月29(金)に遠足を実施しました。晴天時は相模原市にある「麻溝公園」へ行く予定でしたが雨天となり、横浜市にある「神奈川県立地球市民かながわプラザ あーすぷらざ」に行ってまいりました。

子どもたちは遠足に向けて、「どんな遠足にしたいか」という自分自身の考えや思いを持つ視点と、遠足を終えたときにみんなが楽しかった、と感じることができるようにするためには、どのような行動をすると良いか・どのような思いやりを持つと良いか、「みんなのために」という視点を軸に考えました。

そしてその上で、活動の中で行動を共にしていく班ごとに話し合いをしながら、みんなで遠足の目標や約束ごとを決めていきました。

あーすぷらざでは、国際平和展示室にて戦争・環境・開発などの地球規模の課題について目を向けたり、こどもの国際理解展示室では乗りものや民族衣装、楽器などに触れて遊びながら、世界の暮らしや文化を体験しました。

また企画展示室のでは写真家の方々がとらえた「昭和のこども」の写真展をまわりました。昭和の生活について思いを馳せたり、写真に写る子どもたちの表情を見てその瞬間を想像するなど、一人ひとりがじっくりと写真を見ながら、心に残った写真について書き留めていきました。

今回の遠足での過ごし方について子どもたち自身が考えていくことで、友だちと協力して活動することがみんなにとって楽しい時間に繋がることや、思いやりをもって関わり合うことで友だちとの関係性が深まることを体感していたように思います。

これからの学校生活の中で、活動を通じて得た思いや考えを大切にしながら過ごしていきたいと思います。

 

【チャレンジ・思いやり】 5年生 田植え

6月2日(火)に5年生が、キーコンピテンシーの「チャレンジ力・思いやり」の育成を目指し、田植えを行いました。本校には実習田があり、この年間を通した米作り体験は、児童の主体性と社会性を育む実践の場として位置づけられています。泥に足を入れることの抵抗感を乗り越え、未知の感覚や大変な作業に対して前向きに挑戦し、最後までやり遂げるチャレンジ力、足元が不安定な環境の中で互いに声を掛け合い、助け合いながら、学年全体で一つの田んぼを作り上げる力こそ、協働性を育み思いやりの心の育成につながる大切なカリキュラムとなっています。

また科学ではお米の発芽と成長について、また社会では本やインターネットを使った調べ学習で、自分が普段食べているお米にはどのような作業が必要なのか、そしてどんな人が関わり、どのような苦労があるのか、使われている機械など、自分で調べてまとめました。

田植え一週間前には代掻き体験を行い、実習田の管理をしてくださっている営繕の方に来ていただき、稲を育てるための田んぼやその作業について、お話を伺うことができました。当日は、これまで経験したことのない泥の感触に、最初は躊躇する児童の姿が多くみられましたが、硬かった土が、トラクターを使い、代かきをおこなっていく中で、苗の育ちやすいやわらかい土に変わっていく様子を肌で感じることができました。5年生全員が営繕の方と一緒に上手にトラクターを操作することができました。

そして、迎えた田植え当日、天候に恵まれ、営繕部の方、保護者の方の準備・お手伝いのご協力もあり、無事に終えることができました。営繕の方のお話を真剣に聞き、食べ物の大切さや農業の苦労に気づき、積極的に手を挙げて質問する姿に感心しました。最初は泥に足を取られて戸惑いつつも、少しずつコツをつかみ、足が抜けなくなるトラブルに見舞われながらも、笑顔で体勢を立て直し、まっすぐ苗を植えられるようになっていく姿がとても印象的でした。翌日は台風が来る予報でしたので、深めに一つ一つ丁寧に植えていきました。実際にやってみなければ分からない経験ができたと思います。台風後も、どの苗もたくましく伸びていく姿に子供たちも安堵したようです。休み時間には田んぼ見学ツアーとして、実習田まで足を運ぶ姿も多々見られ、今後の稲の成長をとても楽しみにしていました。ミニ探究では、田んぼに来る虫や周りの自然に興味を持って調べている子供たちの姿も見られました。この体験を通して、自然や食への感謝の気もちを育んでほしいと思います。

子どもたちの日記の一部を紹介します。

「私たちの田んぼ ~どろまみれの田植え~」
私にとっては初めての田植えでした。イネを植える前には、代かきをしました。田んぼに足を踏み入れると、ありじごくにはまったように足が重かったです。代かきをしてから一週間後に田植えをしました。手作業でやるとイネが立たないときもあったので、大変でした。機械のない昔の人の大変さが味わえました。おいしいお米になってほしいです。

「楽しくて、大変だった田植え」
今回私たちは代かきと田植えをしました。最初は上手にできるか心配でしたが、やってみると、意外と簡単でした。田植えの前には代かきをしました。泥の中に入るのがいやだったけれど、入ってみると気持ちがよかったです。でも、虫に2か所もさされてしまいました。代かきのあとにはいよいよ田植えです。とても植えるのが楽しかったです。代かきの時とは少し感覚が違いました。代かきのときは、「ぐじゃっ」とした感じでしたが、田植えの時は「ねっとり」していました。植え終わったあとには、「大きく育ってほしい」と思いました。田植えが終わった翌々日に友だちと先生と一緒に田んぼを見に行きました。田植えの翌日には台風が来ていたので、倒れていないか心配していましたが、倒れていなくて安心しました。強く元気に育っておいしいお米になってほしいです。

「泥の感触」

学校の実習田で田植えを体験しました。田植えに行く前、お米や田植えについては何も知らなかったので、植えるのをとてもワクワクしていました。

まず、田んぼに入った時、足が思ったより泥にズボっと入ったので驚きました。そして、農家さんたちはこんな大量な苗を植えていることを知って、大変なんだなと思いました。

なので、お米は残さず食べようと思います。

「楽しかった田植え」                                                    今日は学校の実習田で田植えをしました。植えているときにあまり感じなかったけれど、ずっと立っていたところから動こうとすると、まるで足が吸盤にくっついたかのように足が土に張り付きました。農家さんの大変さを初めて実感しました。台風の後に見に行くと、深く植えていたので稲は倒れていませんでした。あんなに強い雨と風にさらされて大丈夫だったので、稲のたくましさに驚きました。時々田んぼに稲を見に行こうと思います。秋までに無事に育ってほしいです。

毎日の振り返りを書いている自分デザインノートには、技術的な成功だけではなく、友達が声をかけてくれたから頑張れた(他者への感謝・思いやり)や最初は怖かったけれど、やってみたら楽しかったというチャレンジ力(自己改革)のプロセスを全体の場で共有することができました。学習の成果としては、泥まみれになって実際に代掻きや田植えをする経験を通して、子供たちに「やればできる」という「挑戦」することへの自信が生まれました。その後の学校生活(委員会活動や行事など)でも新しい役割に挑戦しようという前向きな姿勢にもつながっていくと考えます。また「日常の思いやり」への昇華として、不安定な田んぼの中で培った「相手の立場に立ってサポートする」という意識が教室での班活動や、困っている友達への日常的な声掛けとして定着しつつあることに大きな成長を感じました。今回の体験で芽生えた「チャレンジ力」と「思いやり」を、秋の「稲刈り・収穫」や日々の教科学習へどのように接続的に結び付けていくか、今後のカリキュラムマネジメントに生かしていきたいと思います。

 

【思いやり・チャレンジ力】4年生上郷宿泊学習

4年生は2月12日(木)・13日(金)に一泊二日で、横浜市栄区にある上郷森の家で宿泊学習を行いました。9月に行った鎌倉での宿泊では「海」をテーマとしたのに対して、今回は「山と森」をテーマにし、初日は三浦半島にある大楠山のハイキングを行い、宿泊地に到着後はダンスを通じたチームビルディング研修、レク係による学年レクリエーションを楽しみました。2日目は宿泊地内の施設で飯盒炊爨でのカレー作りを体験した後に、金沢動物園の見学を行いました。

今回の宿泊では「自分たちのことは自分たちでしっかり行う」「協力」を目標にして、各活動を行いました。1日目のチームビルディング研修プログラムでは、ペアやグループで「協力」して課題に取り組みました。最初は恥ずかしがっていた児童もテンポ良い流れやスタッフの方の場を盛り上げる声掛けもあり、徐々に慣れてきて「自分たちでグループになってダンスを創作する」ことで自己表現することを楽しんでいました。

宿泊場所はホテルではなく研修施設なので、ベッドメイキングも自分たちでやらなければいけません。食事のときにはお水やスープの配膳手伝いもしました。食後も個人で食器を種類ごとに片づけ、ゴミを種類ごとに分別して捨てることもしましたが、普段の給食でも継続して行っていることもあり円滑に行うことができました。9月の宿泊の振り返りを活かしてスケジュールを自分たちで守ることや整理整頓など、声を掛け合って取り組む様子が見受けられました。

夕食後はレクリエーション係の主催でレクを学年全員で行いました。事前にレク係を募集して学校生活の休み時間など限られた時間の中で企画と練習に取り組んできました。レク係は司会進行やゲーム説明を役割分担して盛り上げようと頑張っていました。その熱量に押されて他の児童たちも○×ゲームなどで大いに学年全体で盛り上がり、楽しい時間を過ごしてよい1日を終えました。

2日目は部屋の片付けと荷物出しの後、今回の宿泊行事の最大イベントである飯盒炊爨を行いました。事前にカレーの作り方を調べたり、実際に家で料理に挑戦したりした取り組みを実際に試してみる場となりました。カレー作りは全てを自分たちで行わなければなりません。手分けして作業をする中で自然と「○○やっておくね」「手伝おうか?」「切るのが上手だね」と協力をしたり、相手の良さを認めたりする言葉が聞こえてきました。飯盒炊爨について教えてくださった宿舎の方からも、「協力する姿勢がとても良いですね。」と言っていただけました。宿泊後の振り返りでは、特に飯盒炊爨を通じて、協力の大切さに触れている内容が多く見受けられました。ここで培った自立心と協力する姿勢を活かし、4月から始まる高学年としてのさらなる飛躍を期待しています。

 

【思いやり・チャレンジ力】6年生修学旅行

6年生は、2月4日(水)から6日(金)まで、京都への修学旅行へ行ってきました。この行事に向けて、児童は2週間ほど前から事前学習や行程づくりに取り組み、歴史やマナー、班での役割について考えを深めてきました。

1日目は新横浜から新幹線で京都へ向かい、金閣寺、二条城、平安神宮を見学しました。雲一つない青空のもと、金閣寺がよりいっそう輝いて見えました。実際の建物や空間に触れることで、子どもたちも机上学習だけでは得られない歴史の重みを実感しているようでした。

2日目は、グループごとの自由行動です。事前に自分たちで立てた計画をもとに、伏見稲荷や嵐山、祇園など、思い思いの場所を巡り、時間管理や公共交通機関の利用など、主体的に判断し、行動する力が試されました。事前にオンラインでミーティングを行った、京都文教大学の学生4名も現地でサポートしてくださいました。京都で出会った外国人観光客に英語で話しかける活動にも挑戦し、学校で学んだ英語が実際に通じる喜びを味わいました。

3日目は、銀閣寺、清水寺、三十三間堂を見学し、清水坂でのフリータイムでは班ごとに最後の交流を深めました。体調不良や疲れが見られる友だちを気遣い、声を掛け合う姿や、班行動の中で互いに譲り合う姿などから、思いやりや協力の大切さを改めて学んだ3日間となりました。

【修学旅行を終えての子どもたちのふり返り】

京都といえば歴史的な建物のイメージが強かったが、私は駅に着いた瞬間、八つ橋だらけのポスターを見て「京都に来たんだな」と実感した。印象に残っているのは、京都でしか見ることのできないオオサンショウウオ。生きた化石とも呼ばれるオオサンショウウオは、図鑑から飛び出してきたみたいだった。

また、行動班のメンバーと電車を使わずに50分歩いたことも忘れられない。川のそばや京都らしい街並みを歩き、楽しすぎて疲れを感じなかった。目的地に向かうだけでなく、その過程を楽しむことで、たくさんの未知の経験ができると気づくことができた。中等に上がってまたこういった宿泊行事があれば、今度は全部歩いて回ってみたいと思う。

今回の修学旅行は、歴史を中心に学べた気がしました。金閣寺を作った時のその時代の人々の気持ちや、金閣寺からわかるその時代の特徴や時代の流れをかんじることができました。卒業が近くなる中、こういう貴重な体験ができたことを嬉しく思います。また、お寺や神社でなくても京都の山、川などの自然からも京都の歴史が感じられ、京都の良さをしれました。京都という街は、神奈川とは違う空気を持っていて、京都ならではの言葉や建物、食べ物や自然などがあってとっても楽しかったです。次、京都に行ったら今度は建物の歴史を知って、自分の視野を広げていきたいです。

2月4日〜2月6日まで待ちに待った修学旅行がありました。1日目に行った二条城が印象的です。床がうぐいすのようにキュッキュッと鳴って、とても不思議な感覚でした。

今回の旅行で、みんなで時間配分を考えて計画を立てて協力して行動することが大切だと思いました。2日目の自由行動では、とても混んでいるところがあったので、みんなで声をかけながら協力してまとまって動きました。そのおかげで迷子になったりはしなかったです。

外国人のインタビューではいい人に声をかけられたし、笑顔で話せたのでよかったけれど、

もう少し順序よく、もっとスラスラと話せればもっとよかったと思いました。あと、宿泊場所の「お宿いしちょう」で話を聞くときに話している人に体を向けることができていなかったので、今後は話している人に体を向けようと思います。

小学校生活最後の宿泊イベントは、いい経験だったと思います。今書いたような経験を中学校で活かせるといいです。

 

【チャレンジ力】【メタ認知】第5学年おまつり「桐蔭万博」

1.テーマ設定

5年生では、「チャレンジ力」と「メタ認知力」の育成を主題とし、おまつりのテーマを「学年じゃないとできないことって何?」と問いかける形で設定しました。 この問いかけの結果、学年テーマを「桐蔭万博」と決定し、各クラスの出し物を学校紹介、映画など趣向を凝らした「パビリオン」として企画・準備を進めました。

2.実行委員会

おまつりに向け、各クラスから数名ずつの実行委員を募集しました。実行委員会は、クラスごとの企画を持ち寄り、集約する中心的な役割を担いました。 また、実行委員会主導で、スタンプラリーや看板作りなどの学年企画を立ち上げ、「学年として運営する」という点を意識しました。

活動期間中は、実行委員会が定期的に会議を開き、以下の2点を確認する「振り返りの場」を設けました。

  1. 学年テーマ「桐蔭万博」とあっているか?
  2. 学年全体で協力してできているか?

この定期的な「確認と振り返り」が、子どもたちが自らの活動を客観視し、修正するメタ認知の機会となりました。

3.本番におけるチャレンジと臨機応変な対応

当日は、集客状況に合わせて教室のレイアウトを変更したり、来場者からのフィードバックを受けて企画内容を修正したりと、状況に応じて自らの行動を修正する姿が多く見られました。 特に、積極的に教室の外に出て呼びかけを行うなど、予期せぬ状況に主体的に対応するチャレンジ精神が発揮されました。

4.活動を通じた学びと次年度への展望

おまつり終了後には、活動を振り返る時間を設定しました。子どもたちの記述からは、準備段階での困難(著作権問題による企画のやり直しや、意見の衝突)や、当日のトラブル(在庫切れ対応など)を乗り越えた達成感が強く感じられました。 また、「来年は6年生」という最終学年を見据え、本実践で得た課題解決力を次へと繋げようとする前向きな姿勢も見られました。

5.子どもたちの振り返りより

最初はあまり人が来てくれなくて、呼び込みで人を増やして、缶バッジが人気で、結構の人が来てくれて、在庫が無かったりする物もあって、缶バッジを予約したのに作ってもらえなかったり、いろいろトラブルがあったけど、みんな前日とか準備を頑張っていて、意見が違って言い合いになったり、著作権の問題で最初からやり直しになったりとありましたが、、そこも頑張って乗り越えていてよかったです!!!!!!みんな頑張ろう!!!!!!!っていう気持ちを感じたので、よかったです!!!!!

受付での準備では、お客さんが楽しめるようにスタンプを用意して、楽しく、回れるようにしました。そして、受付ではお客さんが使ったゴミなどを回収する、ゴミ箱を用意しました。そして5年2組でお客さんが楽しめるように、音楽を流して、盛り上げたいと思い、音楽を流しました。

当日は、パビリオンを説明できるように各パビリオンの内容を確認して、説明の練習をしました。お客さんが楽しく、わかりやすく回れるように、説明をしました。そしてお客さんからわからないことなどを聞かれた時には相手がわかりやすいように答えました。各パビリオンの魅力など伝えることができたと思います。

片付けでは、受付が早く終わったので、違うパビリオンに行き、手伝いをしました。片付けも協力することができたと思い、今回の桐蔭祭りは楽しかったです。

 

 

【創造力】【チャレンジ力】【エージェンシー】4年 お祭り

4年生は、昨年度の経験を生かして「もっと良くするにはどうしたらよいのか」を考え、学年全体のテーマを設定し、そのテーマの要素を入れた企画をクラスで考えるという形で進めていきました。学年全体のテーマは9月までの総合探究で高齢者福祉を学んだことを発展させ、「ユニバーサルデザインな企画を考えよう」としました。

【4年1組】

4年1組は「南国めぐり~寒い季節だからこそ心をあたたかく~」というテーマで、探検型スタンプラリー×ユニバーサルデザインの企画を実施しました。迷路を探検し、チェックポイントのチャレンジをクリアしてスタンプをもらい、ゴールを目指す企画です。

迷路の途中には点字ブロックやピクトグラムで案内するなどのUDの工夫が散りばめられています。

今回、学級会で3年生の時に行った小グループに分かれて各企画を行う縁日・屋台形式ではなく、クラスで1つの企画を行うアトラクション型にチャレンジすることになりました。

準備期間中、チーム間の連携不足や意見の食い違いといった課題に直面しましたが、その都度話し合い、一人ひとりの意見や考えを尊重して解決を目指しました。

子どもたちは、準備から本番までを通して「クラスで協力すれば、難しいことでも乗り越えられる」ということを、学び、成長することができたと思います。

4年2組は「春夏秋冬」をテーマに、4つのブースを作る活動に取り組みました。活動のスタートとなる話し合いでは、それぞれのやりたいことと全体のテーマを共存させつつ、3年生の時よりどう発展したものにできるのかを話し合い、企画テーマが決定しました。

ブースごとの準備では、どの年齢の人が来ても参加しやすい企画のアイデアを出し合い、難易度をお客さんが選べるようにするなど、誰もが楽しめる企画を作り上げていきました。また、細かい作業や大胆な制作など、様々な場面で一人ひとりが自分の得意なことで存分に力を発揮しました。意見がまとまらない場面では、話し合いでお互いの考えを調整し、より良いものを作り上げようとしていました。本番は全員が責任を持って役割を果たし、大成功で終わりました。新しいことに挑戦するために、話し合い、協働した経験は一人ひとりに大きな成長をもたらしてくれたと思います。

【4年3組】

4年3組は学年テーマであるユニバーサルデザイン(UD)の視点をもとに「誰もが楽しめる体験型」の企画を実施しました。風船バレーボール、新聞走り、コイン落とし、ターゲットストライク、感触くじの5つのUD遊びを企画・実行しました。
子どもたちはUDの考え方を理解し、既存の遊びに工夫を加え、創造力を存分に発揮しました。企画・立案から当日にかけ、こういうものをやりたいというエージェンシーと成功に向けたチャレンジ力にあふれていました。加えて準備段階では、クラスのみんなと作業する中で、俯瞰して考えるといったメタ認知的な思考も忘れずに取り組みました。
当日、クラス内は皆の楽しむ様子にあふれ、来場者も満足した笑顔で帰る大成功を収めました。子どもたちはこの協働と創造の経験を通して、大きな成長を遂げられたと思います。

【まとめ・振り返り】

 片付けが終わったあと、今回のおまつりの振り返りを行いました。準備や当日のことだけでなく、次を見据えて今回で得られたこと、次につなげていきたいことをまとめました。上級生の企画を見て、刺激を受けたようです。今回の取り組みで学んだことを生かして、また来年素晴らしいものをみんなで作り上げてもらいたいと思います。

 

【思いやり】【チャレンジ力】3年 お祭り 

3年生の子どもたちは、昨年度までお客さんとしての参加でしたが、今回いよいよ自分たちがお客さんを招いて発表する立場となりました。

桐蔭まつりの準備に当たり、まずは3年生全体で学年の目標(「思いやり」「チャレンジ力」「協力」「みんなを楽しませる」)を確認することから始まり、それらを元に各クラスでテーマ、そして内容を決めました。クラスの話し合いは実行委員が中心になって進めました。各クラス、試行錯誤しながら自分たちのテーマや企画内容を決めていきました。

1組:「自由チャレンジワールド」

クラスを3か所に分け、「おばけやしき&射的」「クラフト」「サバゲー(サバイバルゲーム)」の3つの企画を行いました。それぞれがやってみたいことを表現しつつ、お客さんに楽しんでもらうためにはどうすればよいかを考えて準備を進めました。

2組:「自然」

自然をテーマにして、「魚釣り」「わなげ」「射的」「おばけさがし」「自然クイズ」「スライムづくり」の6つの企画を行いました。各グループの活動や企画の中にどのように「自然」の要素を組み込んでいくかを考えながら準備を進めました。

3組:「サイエンス」

サイエンスをテーマに、自分たちがやりたいことが縁日形式でまとまり、「実験(スライム作り)」「工作(レジン作り・植物の折り紙)」の3つの企画を行いました。当日の企画がスムーズに進むためにどうしればよいか、予備実験を繰り返し、よりよいやり方を模索しながら準備を進めました。

お客さんを迎えたときにどんな対応をするか、前日準備までのところで各グループで話し合っていました。しかし、当日いざお客様を前にすると、想定していなかったことも色々と起こり慌てている様子もありましたが、一人でも多くのお客様に自分たちの企画に触れてもらいたい、楽しんでもらいたいという気持ちで一生懸命おもてなしをすることができました。

まつりが終わり、あっという間に片づけを行うと、はかなさを実感するのと二か月間におよぶ準備が充実していたことを振り返ることができました。この今年の経験を生かし、来年の桐蔭まつりではさらにレベルアップした姿を見せてくれたらと思います。

 

 

【チャレンジ力】【エージェンシー】【思いやり】5年生 宿泊行事 那須高原

5年生は10月1日から3日にかけて、那須高原で2泊3日の宿泊行事を実施しました。この行事は、那須高原の自然を体験するとともに、農業や酪農といった実践的な活動を通じて多様なキャリアの在り方に触れることを目的としています。また、この宿泊体験を通じて、学校で行われる田植え・稲刈りの学びと関連付け、食や仕事に対する理解を深めることを目指しました。

今回の宿泊行事を通じて、子どもたちはチャレンジ力、エージェンシー、そして地域の方々や友だちへの思いやりを育むことをテーマに取り組みました。

1日目:登山チャレンジ

初日は雨天となりましたが、子どもたちは状況に応じた行動を考えながら計画を調整しました。ロープウェイに乗車し、短時間ではありますが登山を体験しました。「雨でも安全にできる楽しみ方は何だろう?」という声が子どもたちの間から上がり、主体的に次の行動を考える姿も見られました。突然の天候変化にも柔軟に対応し、限られた環境下で最大限楽しむ工夫を見せた姿が印象的でした。

2日目:農業と酪農体験を通じた仕事の学び

地元の農家さんや酪農家さんの協力で、農業と酪農の体験を行いました。農業体験では、ブロッコリーの苗を植えたり、玉ねぎの種を蒔いたりする作業に取り組みました。この活動では、「学校で経験したお米と今回の野菜作り、同じ食べ物だけど別の手間があるんだ!」と驚く声があり、食べ物が作られるという過程について幅広い学びを得ることができました。

酪農体験では、牧草を集めたり、動物にエサをあげたりする作業を通して、動物たちと命のつながりを感じる時間となりました。特に牧草集めでは班で役割分担をして協力し合い、無事に作業を終えることができました。この活動で養われたチャレンジ力と、農家さんや酪農家さんへの敬意は、今後のキャリア観にも大きな影響を与えていくものと思われます。

宿泊体験を通じた多様な交流

宿泊は那須高原の6つのペンションに分かれ、それぞれのオーナーの方と交流しながら、パン作りや木工体験、星空観察などの特別な体験を楽しみました。この活動では、自分で何かを作る達成感を得るとともに、地域の方々と対話することでその仕事に対する情熱や誇りを感じる場にもなりました。また、同じペンションに宿泊する友だちと協力して食事を整えたり、体験活動を円滑に進めたりすることを通じて、互いへの思いやりの心が育まれました。宿泊の最後には子どもたちから「オーナーの方にお手紙を書きたい」「配膳のお手伝いをしました!」という声も聞こえてきました。

3日目:自然と向き合う釣り体験

最終日には渓流釣り体験を行いました。初めての釣りに挑戦する子どもたちは、最初こそ苦戦していましたが、友だち同士でアドバイスを送り合いながらひとつずつ課題を乗り越え、最終的には魚を釣り上げる成功体験を味わいました。この日は特に、自ら考え挑み続けるチャレンジ力と、仲間と助け合う協調性が存分に発揮されていました。

総括

今回の那須高原宿泊行事では、食や地域、仕事に関する学びを通じて、子どもたちはチャレンジ力、エージェンシー、そして思いやりの心を育みました。同時に、学校での稲刈り行事とのつながりを意識し、自分たちが普段口にしているものがどのように作られ、またそこにどのような人々の努力があるのかを理解する機会となりました。この行事で培った学びや経験が、今後の学校生活や将来のキャリア形成に生かされていくことを期待しています。

学校に戻ってから、各ペンションでのことを新聞にし、ペンションの方へお手紙を書きました。子どもたちにとってかけがえのない体験になったようです。お手紙や新聞では各オーナーの方への親しみを感じている様子が印象的でした。

 

【思考力・チャレンジ力】5年生 稲刈り

5年生は一年を通して「米」に大きく関わっていきます。第一幕は【田植え】。今回はその第三幕【稲刈り】を行いました。晴天の下、多くの保護者や営繕部の方々に見守られながらの活動となりました。
 田植えの時とは違い、かたくなった土や、自分たちが植えた苗の大きな成長に驚きながら、子どもたちは稲刈りの作業に夢中になって取り組んでいました。三クラス総勢約90名での作業でしたが、想像以上の稲の量。そこで、チームに分かれて協力しながら進めました。稲刈りチームは鎌を使って稲をどんどん刈っていきます。一本ならやわらかい稲も、何本も束ねて刈るとかなりの力が必要で、軍手と長靴が欠かせませんでした。袈裟懸けチームは刈り取られた稲を束ね、縄でしっかりと縛って物干しざおに掛けていきます。どの作業も大変でしたが、互いに声を掛け合い、笑顔で取り組む姿が印象的でした。この田植えから始まる一連の活動は、【第二幕・社会科の学習】にもつながっています。社会科では10月ごろから「米作りのさかんな地域」という単元に取り組み、米作りの過程や効率化・安全面の工夫を学びながら、現代の社会課題や今後の展望について考えを深めました。今年は米の高騰が連日ニュースで取り上げられたこともあり、子どもたちの関心はとても高く、「米の高騰を抑える方法って、備蓄米を放出する以外にもあるの?」「どうして農家さんはもっと米を作らなかったの?」など、自ら問いを立てる姿が見られました。これらの問いをもとに、地理的な条件や歴史的な背景を調べ、また、生産者(農家)、消費者、環境保護団体などさまざまな立場の視点から情報を集めて考察しました。友達との意見交流を通して、最初の考えを修正したり、より深めたりする児童の姿も多く見られました。

 今回の稲刈り体験では、「実際にやってみたからこそ感じること」が加わり、社会課題への自分なりの考えを一層明確にすることができました。
子どもたちからは、「ほぼ一年をかけて行う米作りはとても大変だと感じた。桐蔭の田んぼだけでもこの大変さだから、農家さんはもっと苦労していると思う。」「米作りは苗を植えたり除草したり、稲を刈って干したりと重労働。だからこそ米の高騰につながっているのかなと思った。」といった、体験を通して学習内容を結びつけた感想が聞かれました。そして、今年は第四幕【調理実習】へと続きます。自分たちで刈り取った稲を脱穀・精米し、精米されたもち米を使って「おこわ」を作る予定です。「植える」「育てる」「刈る」「食べる」という一連の流れを自分たちの手で体験することで、子どもたちはさまざまな視点から考え、感じ、思いを深めていくことでしょう。営繕部の皆様をはじめ、ご協力いただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。

《子どもたちの感想文より》

黄金色の稲穂を刈る作業は、予想以上に重労働で腰が痛くなりました。そして、その刈った、稲を束ねるのも、かなりの力が必要でとても疲れました。この大変さを身をもって体験したことで、スーパーや、お米屋さん、インターネットのショップで見るお米一粒一粒が、どれほどの手間と汗の結晶であるかを実感し、お米を作る素晴らしさを感じました。これからは、食べ物への感謝の気持ちを持って残さずいただこうと思いました。

 私は今回の行事で、食のありがたみを改めて知りました。お米は簡単に育つと思っていましたが、とてもたくさんの工程がありました。毎日のお水の管理や、雑草抜きなど、米作りの一年に欠かせない作業を間近で見て、本当に良い学びになりました。さらに、こんなに多くの作業と多くの稲を普段3人で作業していらっしゃると聞いて改めてすごいなと感じました。この場を設けてくださった先生方、営繕の方々に感謝します。

 私は学校の授業で、はじめて稲刈りをしました‼️初めは、どうやってやるのか分からなかったけど、先生や友だちに教えてもらってだんだんできるようになりました鎌を使って稲を切るのは難しかったけど、きれいに刈れたときはとても嬉しかったですお米ができるまでにはたくさんの人の手がかかっていることもわかりましたこれからはお米を食べるときに感謝の気持ちで食べたいです