日別アーカイブ: 2020年8月21日

幼稚園「サイエンス」授業の実践

 今年度から『不思議だと思う心を大切にし、好奇心を高める』ために幼稚園で「サイエンス」の学びを始めました。身の回りの生き物に触れたり、毎日の生活の中で気づいたりしたことを大切にしながら子どもたちと一緒に考え、楽しんでいます。「幼稚園に行くのが毎日楽しいな」という気持ちを育む一助になればと考え、さまざまなカリキュラムを用意しています。元気いっぱいの園児たちの様子をいかに紹介します。

 ①年少組「小学校の理科室訪問」
 園庭の生き物探しが雨でできなかったので、小学校の理科室やマルチパーパスホールへ行って、生き物を見学しました。自分の興味のある生き物を探して、写真を撮りました。どれにしようか悩む子どもたちの姿がとてもかわいかったです。

      

 

②年中組「ウサギのエサやり」
 年少組の時に裏庭にある飼育小屋にウサギや烏骨鶏を見学に行きました。今日は保育室でウサギを観察して、自分の気になったところを中心にスケッチしました。エサやりも行い、触れ合いました。エサをあげるときに、「くすぐったい」という子もいれば、エサを食べようと顔を近づけるウサギにびっくりする子もいて、賑やかな時間になりました。

      

 

③年長組「蚕の観察」
 蚕の幼虫をいただく機会に恵まれたので、1齢目の幼虫から観察を行いました。園庭に桑の木があり、みんなで取りに行き、桑の葉をあげて育てました。初めは、幼虫に触れなかった子たちも、容器の中から観察し、葉を手に取って乗せられるようになりました。この後は、繭から蛾になったことを確認し、繭玉制作を行う予定です。